月別アーカイブ / 2012年04月

 ネット上で定点観測していた共産党員が複数湧き立っていたので、何だろうと思ったら共産党機関紙赤旗の記事を賞賛するために集っていたのですね。アカは嫌いですが、こういう生真面目な政治姿勢には好感が持てますし、頭が下がる思いです。



 で、肝心の赤旗渾身のまとめ記事がこちら。



橋下「改革」の危険 4年の実態に見る

市長になっても 全世代への負担増

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-04-24/ftp2012042404_07_0.html


 うーん、何と言うか… 橋下徹さんの府知事時代の「お金を使うほう」の能力はクズでしたが、「支出を削るほう」の能力は良かったんじゃないの、と思えるような見事なコストカット無双ぶりであります。



 「主な市民サービスカットの内容」なる項目を見ますと、確かに共産党が激怒しそうな市民への支給が軒並み削られているものの、聖域なきコストカットが至上命題とされる財政再建においてはある意味で王道な感じであります。



 「自治体の財務状況が悪いのだから、大盤振る舞いのところは見直そう」という政策にも受け取ることができ、やり方については独裁批判はあるものの、コストカッターとしては民間から見るとそれでもまだ甘いというレベルなんじゃないかと思うんですよね。もちろん、地方自治体と民間企業ではやり方も考え方も違うので一概に批判はできないと思いますが。



 一方で、例の脱原発とか段階的な廃止ならともかく「いますぐ止めろ」的な言動を繰り返すあたり、ポピュリズムの手法で支持を焚き付けつつ組織化を進めて権力基盤を固めていこうという姿勢が見られ、危ねえなあとは思います。橋下さん一派が国政に関心があるからこそ電力問題に首を突っ込むんだと思いますが、安全保障に類する部分や、エネルギーブレンディングのような全体最適を考えるべき政策が、一大消費地であるはずの大阪の突出した意見で左右されるのは困る気はするんですよね。



 エネルギー調達費用も年間3兆だの5兆だの増という試算も出る中で、「電力は足りてます」とかそういうレベルの議論で大雑把に語るのはどうなんだろうと思う次第。

 橋下さんのコストカットで浮かしたお金の使い方が馬鹿っぽいのは周りの大人の事情のようなものでもあるんでしょうかね。



 それ以外は、地方自治体の財政健全策がどこまで容認されうるかのモデルケースみたいな感じになってて楽しいので、直接的な治安活動や安全保障に関わらない限りにおいてはコストカットをじゃんじゃんやってみて欲しいです。


 勝間和代女史が新刊を出すたびに、アンチ勝間と勝間女史の間で発生する知恵比べにウェブ炎上の侘び寂びを感じるわけです。



「有名人になる」ということ (ディスカヴァー携書)

http://www.amazon.co.jp/gp/product/tags-on-product/4799311611/ref=tag_dpp_cust_edpp_sa

Katsuma_120429



 まだ流し読みの段階ですが、今回の本は勝間女史の脂っこい灰汁の部分が割合少なく、あっさりとした勝間流自画自賛が程よい喉ごしで飲み込めるという意味で翌朝まで何かが残る作品に仕上がっているため、こりゃあ読者レビューが楽しみだなあと思っておりました。




 ところが、amazonの書評の部分が、amazonで買った人認証なるものが入ったために、迂闊に荒らせなくなりました。



Amazonレビューで本当に買った人かどうかが分かる「Amazon 認証購入者」マーク開始

http://gigazine.net/news/20120323-amazon-verified-purchase/



 もっとも、買ってなくてもレビューは書けるんでしょうが、レビュー掲載の認証過程で何か起きておるようです。正直、amazonで買うほど一般の人にとって意味のある本なのかという点では微妙な線でもあるので、荒らす側の人も「買ってまで荒らすべきか?」という本末転倒の事態に陥るわけですね。



 いや、こういうのはむねがいたむので、そくざにはんせいしてていししてほしいものです。




 まだ情報としては非公式なところも多々ありますけれども、ぼつぼつと「出会い系アプリ」による被害者の発生が取り沙汰されつつあり、対策をどう考えるべきか思案のしどころであると言えます。



「出会い系サイト規制法」について

http://www.npa.go.jp/cyber/deai/law/index.html



 先日、サイバーエージェントの『アメーバピグ』を撃墜しました警察庁の最終兵器「出会い系サイト規制法」でありますが、構成要素からいたしますと「公衆が閲覧できず」「電子掲示板に掲載しない」が「出会い系サイトとほぼ同様の機能を充足する」アプリケーションの出現によって、38度線から脱北者が続出する可能性が否定できず、未成年者が多数スタンプに釣られている現状を鑑みますと、とっとと規制の内容変えて摘発できるようにしておけよと内なる心の声が聴こえるのであります。


 ソーシャルゲーム然り出会い系アプリ然り、機能的には満たしているし、実際にそのように利用されるけど、法的定義からすると取締りがむつかしい、という事案については、結構業者の側のモラル欠如が問題の温床となった結果、過剰規制(というかオーバーキル)へいたる原因となるのでやはり勿体無いといえます。



 だいたいにおいて「規制されるまではセーフなのだから、それまでの間、稼げるだけ稼いでおこう」という心理が働くのかなあと思うわけですが、追っかける側からすると「こいつ、悪質だな。いますぐ摘発はできないけど、申し送りはしっかりして二度とこの商売ができないところまで追い込めるようにしてやろう」と考えるのが普通で、結果として根絶やしといいますかジェノサイドのような対策が打たれて民間業者が死滅するまで当局が頑張るという結論になりがちです。



 だいたい、出会い系サイトもどきというのはとても儲かるので、新しい出会いの形態を開発しては規制されるまで稼ぐという行動パターンが取られがちです。万一、未成年者が売春をしている状態が温存されたとき叩かれるのは業者ではなく当局なこともあり、双方の心理として「蟻の出る隙も逃すな。皆殺しだ」となるケースはやはり多いわけですね。



 逆に、コミュニケーションの形態を規制するのかとか、ウェブの自由な空気がとか、言論の自由がとか、アホが見当違いなところで騒ぐのがまたアレなんですけれども、成年してしまえばどういう大人になろうが別に知ったことではない、というのもまた微妙な反論ではありますがまた事実であります。問題となるのは青少年なのであって、成年した男女が縦に繋がろうがなんだろうが風適法に引っかからなければお咎め無し、というのがまたセクシーなのであります。



 問題が大きくならないうちに、さっさと業界のほうで自主規制するのが望ましいと思うんですけどねえ。

 明らかに未成年者の利用を意識してるでしょ。




 自己啓発本とか読んで、研鑽を進めているのはいい。上を目指すのはいいことだ。



 でもなあ、お前がお前の目線で重要かどうか判断するのは駄目なんだよ。todoあるだろ。お前は考えながら手がけるんじゃなくて、上から順番に全部こなすことを求めているんだ。漏れずに全部、やるんだよ。


 タスクっていうのは、下に落ちたときにはきちんと優先順位を考えて振り分けられてる。というか、お前が重要じゃないと思って後回しにしたtodo、そこに書いてあるのは金額が少ないとはいえお客様だぞ。後回しにしたら、そのお客様はうちからのサービスが来ないんだぞ。



 「会社に貢献できるように、売り上げが大きいものから着手しました」とか言うな。お前の仕事はクオリティや納期を落とさずに、受注したお客様へきちんとサービスなりコードなりを制作して差し上げることだ… 売り上げが小さくても受注している理由っていうのは、私なり幹部なりが判断してるんだよ。判断した結果、受注しようという話になってる。優先順位が高いんだ。低ければ、そもそも「それは請けかねます」って断ってるんだからよ。



 お前が会社に貢献できるとしたら、まずそこにあるキューを誠実に全部こなすことだ。考えながら、仕事に取り組んで、もし自分が幹部だったら、チーフだったらどうするか、と思いながら、仕事に取り組むことなんだよ。そりゃあ、私らだって判断間違ってるかもしれない。っていうか、この前間違ったんだけど。利益の出ない安値受注はいけないな、はっはっは。



 ああ、なんか書いてて私が一番間違っているような気がしてきたぞ。気力ゲージが下がってきた。うーん、いいから頑張れ、な。ちょっと無理がある工期だったからなー。いけると思ったんだけどな。すいませんでした。


 かっこいいと思うわけです。



[引用]松村泰史

「NHKもここまで来たのか。だめだ。パツキンの青年に言いたい放題言わせて」 https://t.co/e4IdyhFX →「コメンテーターご苦労様です。NHkのディレクターはずるいから、気をつけてね!」 https://t.co/2BfLnOqX バカ受けした。




 リアルタイムで見ていたtwitter民からは惜しみない失笑が投げかけられておりましたが、全体的にそう言いたい気持ちは分からないでもないので、下手に矛を収めたりせず、周辺にもしっかりと爆弾を投げて壮絶な炎上にまで漕ぎ着けて格の違いを見せて欲しいと願うところであります。


https://twitter.com/#!/kazuosasaki/status/195174734458134528

[引用]NHK24。NHKもここまで来たのか。だめだ。パツキンの青年に言いたい放題言わせて、視聴率とれればそれでいいんだね... ディレクターははずかしくないの?吉田直哉先生に聞いてみろってばって ! #nhk24



 なんというか、この正直者というか、その後ご自身の大学の学生にまでツッコミを受ける始末で、良い意味で天然、悪い意味で蛮勇な感じもするわけですけれども、一連の罵倒の流れの中で、誰一人として佐々木和郎先生に味方をする人が現れないというのも砂漠都市東京の薄情な言論空間を象徴してやまないと思うわけです。もう少し酸素を送ってやらないと火が消えちゃうだろ。こういうときは無闇に袋叩きにせず、一定の賛否両論的な均衡による逃げ道を用意してあげないと、すぐに空気を呼んで周辺に迎合して自然消火してしまい、残念なウェブの一部で終わってしまいます。



 で、この佐々木和郎先生が教授職として東京工科大学で何をされているのか興味を持って論文検索とかしてみたんですけど、同姓同名と思われる明治鍼灸大東洋医学の人がたくさん出てきて頭の中が混乱してしまいました。まさか、こんなところにブービートラップがあったとは… この辺を読んでもどのような具体的な学術活動をされているのかすべては良く分かりませんけれども、どうやら可燃性ウェブ資源としては貴重な放言系素材であることは間違いありませんので、資源は大切にして参りたいということで、定点観測先に加えてみようと思います。



http://gsdatabase.teu.ac.jp/teuhp/KgApp?kyoinId=ymdggkosggy



 遡って、佐々木和郎先生のツイートを読む限り、冷静なときは大変まともなことを仰っているようにはお見受けするんですけれども…。


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