月別アーカイブ / 2011年12月

 たぶん、私自身がここでいうクズに該当するんだろうなあとぼんやり思いました。

数万人に1人のレベルのクズが社会構造を決定する
http://ulog.cc/a/fromdusktildawn/11523

 もちろん、「女性とセックスするだけで3万円もらえます」というスパムに応じる人や粘着してる人が私そのものであるという話ではなく、なんかこう、クズの気持ちが分かるというか、私自身の感覚のどこかにクズセンサーとか基地外レーダーのようなものがあって、たまにセンサーに引っかかったり、レーダーに機影を発見して、どうしてもそういう人を愛おしく思ってしまうのです。

 クレームを入れるという意味では私も相当なクズの部類かもしれない。普段はまったく気にならないが、ふとした折に思い出すと三年前のことでも鮮明に思い返してクレームを入れたりします。
街で、ものすごいクレーマーを見た。
http://d.hatena.ne.jp/p_shirokuma/20111203/p1

 シロクマの屑籠で取り上げられていたクレーマーのようなことは、私はしません。あんまり人前で怒らない。でもねえ、そういう精神的な狭窄に陥っていく人の状況が痛いほど良く分かるんですよね。誰もが敵になっていく感覚に陥るさまとか、見下されている感じがどうにも拭えなくなってキレていく途中とか、頭に血が上ってだんだん何を言っているのか分からなくなっていく経過とか。

 で、どうしようもない人が一定少量いるお陰で、その人への対策をするために世の中が構築されていく局面というのは良くあって、これはもう、頭の良し悪しとかあんまり関係ないんですよね。60年代の全共闘で何万人学生動員とかいう空気もあったけど、当時の幹部の方々とお話をしたりしますと、本当にのめり込める闘士はせいぜい200人ぐらいのもので、残りは雰囲気であった、みたいな証言が一杯出てくるわけです。それに意義があると信じきれる人は、当時ですら、一握りであったと。

 50年ほど下ってウェブの時代になって、まあネトウヨだとか花王電凸とかって話が事件性を帯びつつ騒がれていたが、私自身はそういうのにはあまり興味はなくて、ただなんかそこで喧伝されていた内容を調べてみたり、ウェブで無造作に転がっている花王関係者(と思われる人)のブログを熟読したりとかってことはやる。そこに何の合理性があるのだ、と思い返すのだが、何度考えても合理性などない。私自身、別にメンヘルというわけでもないしな。

 クレームも同様で、いまさらそんなことに文句を垂れて、キチガイと思われるのではないか? と自省しても「とりあえず聞くだけ聞いてみよう」と思ってしまう。どんなに池田信夫を愛しても実らぬ恋であることは分かっていても、つい読んで煽ってしまう。mixiもいつまでも煽っていたい。いわゆる世間一般の凝り性ともまた違った感覚なんですけど、内なるクズな心というか、何というか。

 ゴネ得は良くないと思いつつも、交渉でどうにかなるのであれば駄目元でも値切ったり注文つけたりしておこう、というのはあって、で、対応している先方の社員さん店員さんからするとマニュアルにない対応をしなければならないのでクレーマーがきたどと思っているのかなあと感じたり。クレーマーを怖れる目つきというのがあって、そんな目で私を見るなと思ったり。でもどうせだから一揉みしてみようかと考えたり。相手が疲れてくると態度がぞんざいになったりして。ああ、私の人生で一杯そういう経験値が記憶に蘇る。

 大手ウェブサービスでは、お客様の対応窓口に電話番号を記載しないケースが多かったりするのも、そういう話なのかなあと思うところで。でも代表電話調べて電話しちゃったり、弁護士さんに頼んで内容証明送らせたりするんですよね…。

 すいませんねえ、何か。いろいろと。

 虚構新聞と並ぶネット界隈のクオリティペーパーとして、資産家からボリシェビキまで幅広い支持を集めるボーガスニュースが半年振りにひっそりと更新していたのでピックアップ。

http://bogusne.ws/article/238099615.html

 私がなぜボーガスニュースが好きかというと、右カラム中ほどに「話題の新刊」と称して

「エロサイト進化論
本当の大変態はここから始まる
梅田望夫
エロ2.0がすべてを変える! ロングテール時代の変態はいかに生きるべきかを語る注目の書
筑摩書房」

 という広告が貼ってあり、うっかりクリックすると本物のモッチーのページに飛んでしまうというスレスレぶりを発見して大爆笑し、その日一日中思い出し笑いが止まらず、うっかり新橋駅の乗り換えのときに思い出して笑っていたら階段から足を踏み外して右足首を捻挫するという損害賠償を求めてしかるべき小ネタがあるからなんですね。
 ボーガスニュースの更新が滞りがちないま、良質な時事ニュースは虚構新聞の独壇場になってしまっておりまして、まさに奮起を期待したいと思います。ちなみに、虚構新聞が前に出した本は何と言うか… 出だしは超面白いんですよ。もう、楽しい楽しい。楽しいんだけど、おんなじペースで時事問題が次々と出てくるので、だんだん… 読み終わるに連れて飽きてくるというか… もう少し方法を考えて次の本を出して欲しいなあと思います。



 来年のガイキチ戦線を充実させるためにも、ここらでBLOGOS入りということで、ひとつ。私の代わりに。

 年末ネット社会最大級のガイキチ大集結イベントであるBLOGOS AWARDへ向けて、ミラーマンとして著名な植草一秀さんがマジヤバイ記事をブログに掲載し本物大賞受賞への一番名乗りを挙げておられます。

BLOGOS不正疑惑と大阪ダブル選後の政局懸念
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/blogos-609c.html
ブロゴスアワード2011
http://blogos.com/feature/blogos_award/

 やはり「賞金総額100万円」という賞レース業界における価格破壊にお怒りなのでしょうか。ちょっとどの辺に怒り爆発スポットがあるのか分かりませんが、それにしても、不正疑惑とか検閲とかいう文字が、まさかBLOGOSに向けて果敢に投じられるとは思いませんでした。目の付け所が違います。さすがは長期のお勤めをお喰らいになられた失うものなき最強知識人であり、尊敬に値します。自分にはできない、と言う意味で。
 で、何の話をブロゴスに掲載してもらえなくてゴネてるのかと思って少し読んでみたんですが、どうもこの辺のようです。

2009年7月14日衆院本会議野田佳彦氏の大演説
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/2009714-23ea.html

※読評 NPJとかいう知らんメディアの動画インタビューを植草さんが受けましたという告知に、野田首相批判をぶら下げ、最後にコピペのメルマガ告知でサンドイッチにするというハラショーな記事。天下り問題をあれこれ書いてるけど、それは野田政権の前からずっとある問題なので、野田死ねと書いたところであんまり意味はない。

選挙で信得ることが政策正統性原点の大阪冬の陣
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-52fa.html

※読評 大阪での橋下徹氏が完勝したことを受けて、既存政党の信任が失われたことを示唆して、やっぱり野田首相批判に結びつける定番のほのぼの記事。確かに週刊誌などマスコミを動員しての橋下バッシングは異様だったが、床屋レベルの話をわざわざ書く必要はないんじゃないかと。

 いちいちどの記事がブロゴスに掲載されていないのか見るのも手間なので、ざっとメインページの記事更新履歴だけ見ながら「ブロゴス落ち」した記事を読んでみたが、検閲がどうというよりは記事としての精度が低いから掲載を見送られただけで、特に「こんなのをブロゴスの読者に読ませるわけにはいかない! 植草は優秀すぎる、けしからん!」と外形的に判断される部分は1ミリも視認できませんでした。

 一方で、経済問題に関する植草さんの記事はまずまず読めるレベルでまとまっていて、立場や見方によって異論はあるだろうけどこういう記事だけ淡々と書いていれば読者も増え信頼回復の一助になるんじゃないかと思いましたが、たぶん陰謀論や政権批判を書きたくてしょうがないんですかね。

欧州危機下NY株価急落背後にある巨大リスク
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-abf9.html

 なお、植草さんは勘違いしておられるようですが、ブロゴスを運営しているのはライブドアであり、ライブドアを買収したのはNHNという韓国資本のネット大手であって、マスコミではなく面白いあんちゃんたちの塊であるため、要するに植草さんはいろんな意味でヲチされ面白がられているのだということを理解するべきだろうと思います。

 最後になりますが、BLOGOS AWARDが開催される5日は当日夜出張から戻りすぐ会食がある予定なので、私自身は参加ができない模様です。残念だ残念だああ残念だ。っていうかもっと早く開催日取りを言え。皆さんのその目で、歴史を目撃してください。

 プロスポーツ全体のためにも、今回の決着は実に良かったと思います。
 スポンサーの新陳代謝は時代の流れに応じて柔軟に行うべきですし。

DeNAの加盟申請承認…プロ野球実行委
http://www.yomiuri.co.jp/sports/npb/news/20111201-OYT1T00617.htm

 そして、あれこれ画策するも、最後の最後まで劣勢を覆せず、オリックスですらDeNA参入反対に回らせることができなかった楽天陣営のアレでナニな感じもまた素晴らしい。三木谷浩史氏は偉大な経営者であり、尋常ならぬ競争意欲を持つが故に、常人には同業排除ぐらいにしか見えなかったのが残念であります。

楽天“猛”反対!DeNA審査4時間も
http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20111123-867265.html

 これで三木谷さんが経団連を出たときみたいに「NPB離脱して楽天リーグ発足だ!」みたいな荒技をやってIT業界総出で奉加帳が回って各社がプロ野球チームを持って、でもどうしていいか分からずダイヤモンドの両側から大罵倒大会になるとかそういう展開を希望するわけでありますが。

 もっとも、DeNAは球団経営に本気であったとしても、楽天のいうようにいろんなことが起きるかもしれないのもまた事実で、一刻でも早く殴り合いが発生して欲しいという希望も兼ねて引き続きのヲチを続けて参りたいと思います。

 なお、mixiは何故か位置サービスでtwitterと連携、という一報がありました。戦略的には正しいと思いますけど、もう少し早く着地するべき案件じゃなかったですかね… というか、デジタルガレージはどうなってしまうのでありましょう。うまく嵌ればmixi再浮上の足がかりになるかもしれないけど、下手を打つと墓石が重くなるだけになりますので、こちらもしっかりヲチを続けたいというところでしょうか。

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