月別アーカイブ / 2011年12月

 まさかの速攻重版… お買い上げの皆さま、本当にありがとうございます。
 初刷りが多かったので、大丈夫なのかと心配しておりましたが、タイトルがキャッチーだと中身がどうであれナニであるということを自分自身が証明する日が来るとは思いませんでした。



 いままでの著作より真面目な内容で拍子抜けしたとか、落語のような言い回しがなかなか出てこないのでイライラしたという反響を頂戴する一方、企業を率いる際の綺麗事ではないナマのリーダー論が読みたかったので良かった、といったような前向きなご評価も頂戴しました。何といいますか、恐縮です。
 ついでに、のちほどしっかり告知をいたしますが、12月27日にロフトAで中川淳一郎さんとイベントをやることになっておりまして、2011年のネット界隈を振り返るという比較的どうでもいいお題で頑張って喋りたいと思います。懸案の津田大介氏は売れっ子のため欠席となりましたが、どうか中川さんと私のツラでも拝みに来て下さい。

「中川淳一郎とやまもといちろうの年末総決算!」
http://www.loft-prj.co.jp/lofta/schedule/per.cgi?form=&year=2011&mon=12&day=27

 なお、年明けからメルマガを自分でやろうかと悩んでいます。マジ悩む。

「やまもといちろう」名義でメルマガでも年明けからやってみようか悩んでいます。  如何お考えでしょうか。
http://www.facebook.com/questions/2337436081691/

 皆様のご意見、いろいろ聞かせてください。重ねてよろしくお願い申し上げます。

 凄い… 下手くそです…。

韓国の女性歌手グループ『少女時代』にステマ疑惑!
http://jin115.com/archives/51833069.html

 少し移動時間があったので、キーワード少女時代で定期的にポストしているIDやブログサービス、コメント類を出してみたんですが、これ、あんまり技量のないソフト会社さんが人力で回してるんですね。ご苦労なことです。発注元がとても気になるんですけど。

 今回はネタが少女時代みたいな芸能ネタだから良いですけども、場合によっては選挙時期や、国際問題、デモなどで使われる可能性がとても高いってことで、お話としてはもはや公安ネタや外事ネタになってますね。
 結構本気でこういうステルスマーケティングについては有償か無償かに関わらず法律でも作って制限をかけていったほうがよろしいかと思います。普通の人の表現の自由に抵触するわけじゃないでしょ、これ。

 いまでこそ、この手の下手なソース創出だからネタで済んでるけど、本気で組織的にやろうとしたらもう防げないでござるね。

(追記 13:46)

 ゲーム速報@刃で掲載されていたIDを辿ると楽天アフィリエイトが出てきますが(まあ、それはそれで問題ですが)、『少女時代』や『KARA』に関する単語の記述で頻出しているIDを収集しますと、ゲーム速報@刃の記事内容とは別にスパムアカウントによる定期ポストを繰り返している経緯が見られます。

 たぶん、そういうマーケティング手段を組み合わせてウェブ上で「これらの韓国系アーティストが人気あるのだ」という熱量作りをやっているのだと推察しています。だから違法、という話ではありませんので念のため。

 FACEBOOKが自殺防止プログラムを開始したというので、見物に逝きました。

Facebook、ユーザーの自殺防止に関する取り組みを発表
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1112/14/news089.html

 世知辛い世の中になりまして、うっかり路上で子供に声をかけると警察を呼ばれる風情の話が増えてきましたが、そのうち「金が足りない」とほのめかすと武富士からDMが飛んできたり、「夜の自信がない」とか書くとビガーパンツのカタログが送られてきたりしてしまうのでしょうか。
 なんというか、ソーシャル五人組みたいな相互通報の封建体制ができてしまうのではないかと怖れるわけですけれども、もちろん本件エントリーに何のオチもありません。今後ともよろしくお願い申し上げます。

 良くも悪くも評判に。

メディア消費時間でWebに次いでモバイルが印刷物を抜く–でも広告主は印刷物に空しい幻想を
http://jp.techcrunch.com/archives/20111212time-spent-mobile-print/

 そりゃあ、そうだよね。ただ、広告主はデジタルより紙のようなマテリアルに割高なおカネを払いたいという傾向にあるのは続いているし、ウェブでキャンペーンをする場合はシビアに客足を追える分だけ目の血走った若い人が担当になりやすい傾向が強いのでしょうか。

いいソーシャルメディアコンサルタント、いいソーシャルメディアマーケターの条件
http://mediologic.com/weblog/?p=2195
 ウェブをコンタクトポイントとして企業と顧客が関係を持っていくというのは、単年度予算や一発もののキャンペーンでは構築できない、という基本原則があって、そこにプロダクトアウトの商品・サービス宣伝の考え方や、ブランドビルディングを進めるとなると、どうしてもいろんなところに齟齬が出てきてしまうのは致し方ないのかなあと思うわけですね。

 それでも、既存の代理店が強いのは「主体的に選択したいわけではないお客さんを誘導する圧倒的な力」を見せるからなんだそうですけれども。そうですねそうですね。

 一方で、メディア自体は栄枯盛衰が激しく設備投資の兼ね合いから十年単位でゆっくり流れるのに比べ、そこの上にフローのように流れるコンテンツは表流をあっちこっち流転していることもあり、ひとつのメディアに拘泥せず組み合わせでより多くの利得を得るための技法を考えている、という点では機能的にまったく違うんですよね。

 なので、新聞や雑誌がポイントを落としているからと言って、新聞や雑誌を作る手法やシステムそのものに対する信任が失われたり価値が減じたという話ではなく、あくまで媒体(メディア)の問題であり、読み手のリテラシーの変遷であります。だからこそ、ウェブで雑誌を経験した人がウェブに適応してウェブメディアの第一線でやっているというのもあるわけで。

 そのウェブメディアも世代交代が進んでいたりして、いろいろ大変なんだなあと思います。mixiも頑張ってください。

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