月別アーカイブ / 2009年12月

 何かデータが飛んだとかという話を耳にしまして、絶賛ヲチ中であります。モノはAQインタラクティブさんご謹製の『ブラウザ三国志』らしく。

ブラウザ三国志 for mixi トピック
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=48173948&comm_id=4494844

 この辺、CGM/SNSでクレーム対応すると完全にガチ見えしちゃうのは仕方がないし、この手のバグは起き得るものなのでどうしようもないよなあ、という印象。外側から見るとやることはやったうえで起きたバグなんで、こりゃもうとっとと土下座してスペシャルアイテム配ってご容赦願うほか方法ないのかなと妄想。
 一方、Rockyouは酷いことに。というか、確かにこんな認証だと侵入一発で抜かれ放題というのは当たり前だなあ。どうしようもないというか、こんなのでそんなでかい仕事してたら即死だろというか。

3200万人の個人情報漏洩―RockYouのハッカー侵入への対応は最悪
http://jp.techcrunch.com/archives/20091214rockyou-hack-security-myspace-facebook-passwords/

 「たいした問題ではない」とか開き直っててマジ超カッコイイ。私もそんなことを一生に一度でいいから言ってみたいと思わせる絶妙な物言い、いろんな意味で孫泰蔵テイスト。見事な出火、そして素早い延焼であります。

RockYou, Inc.への追加出資について
http://post.tokyoipo.com/tdnet/200911181500/20091118061283/140120091118061283.pdf

 これで提携他サイトで登録しているクレジットカードとかやりとりして今回のこれで漏洩してたらそれこそカーニバルなんですけれども、はてさてどうなってしまうんでしょう。

 愛人が1ダースだって? 生物としては健康的じゃないか。
 様々報道あるけれども、なんか品行方正の権化のように祭り上げられていたタイガーウッズも、日常の姿は普通のSな金髪好きのおっさんに過ぎなかった。そりゃ、ゴルフがうまい、それも天才的にうまい、だから人間として非の打ちようのない素晴らしい人だ、なんて方程式が当てはまるわけでもないよな。ゴルフと人格は別物。理性と下半身は別行動。それが人間本来の姿なのだと再確認したね。

 で、離婚だ引退だと騒いでいるが。もう開き直っちゃっていいと思うんだよね。人間として弱かった、と謝罪もしているわけでさ。不倫はいかんけど、もうあれだけ広々と愛人抱えて別荘も買って日々助平なナイトライフでムフフな状態だったのだから、もうどうしようもないだろ。「人間として出直します」といって、またゴルフで稼ぐしかないよね。

 有色人種でゴルフで成功してアメリカンドリームだということで、そっち路線に方針転換するのがいいんじゃないか。背徳的だが、放蕩息子を神はお赦しになられる。10年ぐらい経って、実は敬虔でした、とかのほうが上がり目がありそう、アメリカ社会なら。

 タイガーウッズの事件の何が面白かったって、本物の天才プレイヤーで、ゴルフを志す人なら誰もが目指す存在で、そこに商業主義の虚像が巻き付けられ、まるで聖人のようなイメージで塗り固められたタイガーウッズ自身が、征服欲丸出しのセックス享楽主義者だった、という隔絶した実像を持っていた一点に尽きる。ゴルフクラブで妻に追い回されるというのもエピソードとして良い。これが拳銃とかだったらアメリカ社会の別の病理の話になってしまう。

 とにかく、単純にタイガーウッズの性的な何かとイメージの落差が凄い。というか、面白すぎる。タイガーハンティングを知らない人は、せめて一回でもやってみるといいと思う。どんなにうまくなっても、ゴールはなく、結局は奥さんに殴られる結末しかないというのがシュール。

Tiger Hunting (注意:音が出るよ)
http://www.funny-games.biz/tiger-hunting.html

 11月30日の話がもろに出ているんですが、一応ピックアップ。

宮内庁、外務省…広がる懸念 「亡国」批判も 天皇特例会見問題
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091215/plc0912150007001-n1.htm

 うーん、小沢さんのある種の暴走はあるかもしれないけど、「中国の走狗」「亡国政権」とまでは外交筋も言い切らないんじゃないかと思ったが、どうなんだろう。せいぜい平野さんが残念な人である、という話ぐらいまでではなかろうか。記事では中国側が巻き返そうとした話になっている。打診は続けていたはずだが、実際はどうかな。来週あたりにもう少し詳しい話が出るんじゃないでしょうかね。

 まあもう何をかいわんや、という感じではあるけれども、一応自分の備忘録的に触れておこうと思いましたので。

首相の姉にも資金提供=鳩山氏母、兄弟と同時期に-「相続対策」強まる
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009121400929

 真面目にやるのであれば、現在「病気療養中で入院」状態にある鳩山(母)さんは、入院が満了した時点でお話を訊かれる形になるはずなんですよね。追徴で済めばまあ穏便なラインですけど、脱税で2億というのは本来は塀の中に落ちるかどうかのラインであって、あんまり微妙な沙汰であると、やはり「てごころ」ということになろうかと。
 鳩山(姉)さんへの生前贈与額というのは、これまた少々微妙な感じのようで、まだ報じられていません。どうしたものやら。ただ、以前麻生政権時代に読売の渡邉恒雄さんが個人の相続税対策のような変な経済対策を取らせようとしていたのを思い出します。

 まあ、暴走ウイルスを止めようとする白血球のような扱いであり、ある意味レジーム論で語られるべき話なのかなあとはぼんやり感じるわけですが。だって、鳩山家の個人献金問題なんて、鳩山さんが首相候補になってから急に分かったことではないし、やはり何かのメカニズムが働いたと考えるのが自然だろうと思うんですけどね。

 だから、鳩山家というのは通常の政治家と違って、政治とカネという本来論ずるべき観点とはかなり逸脱していて、常識的な政治スキャンダルの枠組みから随分遠いところにあるんだなというのを実感します。少なくとも、政治権力を使って汚い金を稼ぎましたという性質の話ではない。といって、金額からすると本来は「贈与税払います」とか鳩山兄弟がのんびり言うような事件でもなく、やはりある種の恣意性というのは介在しているのは当然で、これが例えば堀江家だったら即日タイホなんだろうと思うわけです(笑)。

鳩山ママに正しい相続税節税の方法を教えてあげるわ。
http://ameblo.jp/takapon-jp/entry-10402605875.html

 で、堀江さんの上記の記事で言うと、当然相続税の節税のために政治団体を利用するというのは、鳩山(母)さんが主体となる政治団体がないと駄目で、息子の政治活動に対する寄付は記名であるばかりか、年間150万円以上は贈与にあたります。総枠は千万だったかな。なので、昔の政治家は横に政治団体をたくさん並べて小口化するか、無記名債を使って生前贈与するのが通常でした。最近は、あまり多額の生前贈与をしなければカバンが保てないほど政治活動は儲からなくなったため、秘書に会社を興させて代議士名で公共事業を取ろうとするような中川(女)さん的プロセスが一般的になったように思います。

 まあ、現在で言うなら財団を構えるぐらいしか、日本にいながら相続税を節税するには抜本的な方法ってないんですよねー。

ホリエモンと郷原弁護士 特派員協会で検察批判
http://topics.jp.msn.com/digital/photoarticle.aspx?mediaid=326596

 それを踏まえて、このスピード違反論争というのは非常に面白くて、録音全部を聴いてはいないけれど検察捜査の恣意性はまあある話であります。検察権力をどう考えるのかについては、いろいろと考察され議論されるべき事案ではあるので、どういう意見でも通ると思いますし、ましてや一度は摘発された堀江さんであればなお言いたいことは沢山あろうなあとは感じますが。

 でも、ロッキードの頃から検察に限らずそういう機関というのは権力の道具という側面もあり、洋の東西を問わないなあとは思うんですよね。いまアメリカでもまたぞろ会計疑獄みたいなのやってますが、あれだって大統領選挙の民主党有力候補の側近がずっとべったりやっていたことなのは皆知っているにもかかわらず、あまりそういう話にはならんのと似ている気はします。

 むしろ、これを放置しておくと国民の納税に対する態度がどうなるのかであるとか、亀井さんが言っていたように支持率が落ちたときに周囲からどう叩かれるのかというような別次元の思惑も絡むので、通常の事件なんかよりも、より一層権力の使い方がむつかしいものなんじゃないかと。だって、鳩山首相は性格から考えて本当に知らなかったであろうし、そういう上申書も提出していたようだけれども、これは本来「知らなかった」では済まされない話のはずであって、鳩山家の資産管理会社・六幸商会を通じた組織ぐるみの隠蔽工作をいままでずっと続けてきていたことになる。これはまあ、さすがにねえ。

 まあー、それもこれも、初動の小沢さんの事件でのあり方に若干のしくじりがあったからなのかなあとも思うんですが、それは言うだけ野暮なのかなあとも思いました。

 さっき何の気なしにFT見てたらドバイの話が出て、100億ドルぐらい投じたってクソの役にもたたねーよ話が書いてあったので、面白く読んだ直後にこの日経の記事。

ドバイ、債務紛争処理の特別法廷 交渉決裂に備え設置
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20091215AT2M1500415122009.html

 これ、漏れた債務は返還できない前提での受け皿組織を作りましたのお知らせじゃん。一応、こっちも日経の記事で埋めとくけど。

アブダビ、ドバイに100億ドル支援 政府系の債務不履行、当面回避
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20091215AT1C1400914122009.html
 ドバイ問題の直接の影響は小さいから破綻処理も日本で言えば大きい地銀クラスで済んでいるという話なのに、これはいったいどうするつもりなのだろう。日本だと建設業界が貸し込んでて、みたいな報道があるけれども、それだって無闇矢鱈に出て行った話でもなくすでに支払われているものも含んでいるから、裏書された債務として糖蜜の問題が報じられないように国内では頑張って抑えておりますという話程度の意味はないんじゃないかと思うのだが。

 これが、日経フィルターを挟むと「アブダビ投資庁がカバーしなかった残りの債務についての弁済を話し合う機関をUAEが設置しました」という内容になってしまうから不思議だ。いや、間違ってはいないんだが、明らかに本質はそこではないよな。5兆焦げ付くうちの1兆しか保証されなくて、つまり日本企業が出した債務の4/5は返って来ない可能性が高まりました、という話なんだが。

 まあ、国ぐるみで貸し込んだイギリスはどうするんだとか、それにさらにリンクして債権市場が凄いことになっているギリシャとかリトアニアとかルーマニアとかスウェーデンとかどうするんだよという話なんだろうと思うんだけどね。というか、EU外債周りを触っているホールセールや個人投資家も多いのだから、そのあたりは無理なく解説してやらんと訳の分からない大企業の財務が「下落したときがチャンス」とかいって突撃していきかねないぞ。モルガンスタンレー株のときみたいに。

↑このページのトップへ