月別アーカイブ / 2009年09月

 最近、アクセスジャーナルの山岡さんのところが静かで、ぶら下がっているネタ元の勢いがそのままネット上のイエロージャーナリズムの興廃を示しているような気もせんでもないですが。

 そんななかで、ホリディの下におられる渡邉裕二氏が怪気炎であります。というか、貰ったネタをそのまま載せている感があり、ある意味見事な情報操作ツールとして機能しているあたりが凄いです。関係先も、ここまで書かれるとやりやすいんでしょうね。

芸能ジャーナリスト・渡邉裕二のギョウカイヘッドロック
http://022.holidayblog.jp/
http://s01.megalodon.jp/2009-0926-2300-08/022.holidayblog.jp/
 一発目のネタは報知新聞のよう。ウェブにも記事が出ていました。zakzakでは高城剛氏に問題があるような書き方になっております。これだと、高城剛氏と結婚して、ドラッグパーティで高名なスペイン・イビサ島へ出入りして薬物をキメている沢尻エリカの問題を事務所が処理しきれずに契約解除に持ち込んだ、というような読後感があるわけですね。

沢尻エリカ、契約解除へ 重大違反が発覚
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20090926-OHT1T00076.htm
薬物疑惑? 沢尻エリカ“重大な契約違反”解雇劇のウラ
http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20090926/enn0909261313007-n1.htm


 で、個人的に思うのは、高城氏というのは薬物や暴力団の関係からは遠い人だったというか、むしろそういう方面にはあまり近づきたがらなかった人だったように感じます。沢尻エリカと結婚して、胡散臭い浮いたイメージがついた部分はあるのかもしれませんけれども、イビサ島に入れあげる前の高城氏と面識のある向きであれば、ちょっと想像がつかないはずです。でもまあ、こういう話になりますと、やっぱりやっちゃってたんですかねえ。報道どおり薬物での高城剛氏と沢尻エリカ摘発ということでしょうか。知りませんが。

ハイパーメディアなんとかさんと共にドツボ人生邁進中の沢尻エリカさん 電撃事務所解雇
http://birthofblues.livedoor.biz/archives/50916739.html
沢尻エリカ、契約解除へ…重大違反が発覚、薬物使用の疑惑浮上か
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1313934.html

 ただ、こっちのルートは幾ら掘っても西麻布MUSEほか芸能人方面の薬物関連情報の集積にしかならず、既存報道でも随分あったとおり、人も亡くなっております。金剛弘氏が路上でボコられ逝去された件なんぞは、人脈関係で見て西麻布MUSEの流れとされ、報道も含めさまざまありました。当時で写真つきで出たものだと伊勢谷友介、いしだ壱成、岡沢高宏、高岡蒼甫、伊藤英明、武田真治、金子賢、一色沙英、田村淳、ZEEBRAあたりでありましょうか。プッツンといえば聴こえはいいですが、要するにキメてラリってるわけです。現在は渋谷のclub atomか六本木FERIA tokyoかといったあたりの常連顧客に芸能人が多い、ということで麻薬関連の話が出るとどうしてもその流れになるんだろうとは思います。そちらの方面で評判になっていたDJ OZMAとうっかりつるんだばっかりに、薬物関連で名前が出てしまった北島康介とかとても微妙な感じですね。

 本来であれば、(もちろん芸能人関連の薬物汚染や犯罪話はマスコミ的関心はひくし、一般人も興味津々だと思うものの)事案として重要なのは暴力団に繋がる人々と一般人・企業との狭間の部分、経済事案の部分になります。北都(アウトビジョン)の販売部門DMM.comと、ドーガの関係、そこから先に石川県人会的人脈の果てに森喜朗元首相とそのご子息の祐喜氏の話にあたる部分で、とはいえ森元首相が自らフロントのケツ持ちを買って出るはずもなく、まず祐喜氏が界隈で持て囃され、自民党系代議士の不良子息や一族の仲介役になり、さらに事業拡大を目指すフロントの東京進出のために親父の名前を使うというような構造があるのではないかと。

 薬物は契機になっているけど実態は経済犯罪であって、その先はピーチジョンを買い取ったワコールが果たして正常な取引の結果としてここと株式交換を行い、創業家である塚本家の土地取引までに発展させたのかという点は不明ながら大変気になります。明らかに国税や証券取引等監視委員会方面の話のような気がします。実際に、そういう方向で話が聞こえてきているのと、傍証では抜き差しならない内容なのは間違いないので、これは早めに摘発するなり是正を求めるなりするべきだろうと思います。

 高城剛氏や沢尻エリカが何らか縄でもかけられれば耳目はそちらに逝きますし、それは世間的な興味関心という意味からは当然のことかと思うのですが、本来の根っこの部分というのは脱税であったり不正な株取引だったりを通じて、微妙な皆様が資金を稼ぎ、それをヒルズB棟C棟を借り上げて芸能人呼んで派手にセックスやドラッグを使って面白おかしくやっているという部分の問題ではないかと思われます。そこに、政治家の子息が居合わせていたとかそういう話になると、別に圧力をかけたとかでなくともストップはかかるのかもしれません。ただ、人が死んでいるのでねえ。権力の中枢に関わる話とはいえ、人死にを見逃すのはいかがなものかとは思います。一般論ですが。

 また、このような全体の構図というのは、それ相応に記者を出して適正に取材活動をしている新聞や雑誌などは等しく似たようなクオリティに落ち着くはずで、それがなかなか表に出てこない、ネットでも間違って書かれるというのは、少し勿体無い感じですね。

 最近裁判ネタが多くてまたしても微妙な匂いが漂ってまいりましたが、岡田斗司夫氏が携帯電話向け情報サービス会社から訴えられたようです。

オタク評論家・岡田斗司夫氏に2200万円求め提訴 携帯サイト閉鎖めぐり
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090925/trl0909251858010-n1.htm
 訴えた会社のサイトを見物に逝ったら、目一杯零細企業だったため涙を誘います。力の限り生きているのだなあ。

T2メディアパル有限会社
http://www.t2mediapal.co.jp/profile.html

 創業者の廣中珠江女史の起業までの道のりとかメルマガに晒されておりまして、こちらも頑張って生きてます風の内容で面白い限りであります。

全ての起業を目指す人必読マガジン
http://www.melma.com/backnumber_85373_847563/

 その庭石の裏にひしめく虫けらのような微妙企業さんから2,200万円の訴えを起こされた岡田氏、自社ブログで公式見解を披露されておられます。

-岡田斗司夫公式ページ-
http://otaking01.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-87ce.html

 関係ないことだが、岡田公式ページがココログなのは別に構わないものの、検索タグをサブタイトルに押し込んで丸見えになっているのは品がないので止めたほうがいいと思うんですよね。ただ、新聞記事や岡田公式ページの発表を読んでも具体的に何が起きてんだかさっぱり分からんというのは問題です。DeNAとGREEみたいにあからさまに言いがかり訴訟だとどっちも体力の限界まで殴り合ってそのまま両者斃れて戴きたいという見解まで持っていけるのですが。

 どうも契約があるのないの利用料払ったの払わないのと微妙なネタで騒動になっておるようなので、どっちが良いのか悪いのかさえ判然としない事案ではありますが、せっかく法的紛争にまで進展したことですし、なるだけ騒動は大きめに楽しく派手に発展し面白おかしくいつまでも争っていていただきたいと思います。

 そもそもGREEが提供していた釣りゲーム自体が某ゲームメーカー制作の有料アプリに似ているような気もするんですが、そういう事情は全面的に棚の上に上げて力強くDeNAを提訴であります。

グリー、DeNAを提訴へ 携帯ゲーム著作権巡り
http://it.nikkei.co.jp/mobile/news/index.aspx?n=AS1D240A3%2024092009
 個人的には両社激しく争った末に共倒れを希望してやまないのですが、モバゲーに関して言うと最近は随分行儀が良くなったとはいえ一時期は非常に微妙な商慣行をしていたようにも見受けられるので、これを機にいろんな意味で襟を正すほうが社として良いようには思います。もちろん対GREE裁判には全面的に突っ張っていただいたうえで、聳え立つクソのような変な業界団体や、10代への個人認証の強化など、GREEが絶対やりたがらない分野で先行して対策することで修羅の形相で対抗して欲しいんですよね。やらないとは思うけど。

 単なる業界内の覇権争いではなく、何となく気に入らないからというレベルだったりすると泣けるわけですが、DeNAもここは負けじとGREEに何か言いがかりつけて反訴してもらえると別の視点から業界の活性化が進んで良いと思います。はい。

 なお、訴えの内容自体は、聞く限りでは「もう少し考えろよ」と感じる部分もあります。詳細はもっと違ってちゃんとしているかもしれないけど、もしあれが差し止めできるのであれば、任天堂は国内のマリオカートもどきのオンラインゲームとか営業停止に追い込める感じもしますね。普通の差し止めとかじゃなく、せめて、不正競争防止法でやって欲しかったです。

(追記 12:27)

 このエントリーをアップした直後に、公式の「訴訟の提起に関するお知らせ」が。なぜかORSOも一緒に訴えられてて、微妙な中堅国から独立保障を貰った小国の悲哀のようなものを感じます。ノブゴロドから独立保障されたトランシルヴァニアみたいな。大国から宣戦布告されてもろとも踏み潰される的な。すみませんEU3ネタで。でもORSOはいいもの作ってる会社じゃないか。

http://eir.eol.co.jp/EIR/View.aspx?cat=tdnet&sid=741645

 で、中身を見るに差し止めに賠償に謝罪広告と、まさに謝罪と賠償を要求する内容になっております。金額は4億円弱。事案的にもネタ的にも釣りになってますね。しかも、不正競争防止法での賠償請求も込みだったという。聞いてた話と違う。別にどうでもいいけど。

 もう少し訴訟の内容を詳しく見ないことには何とも言えないんでしょうが、不正競争防止法が新たなるステージに上がったということで、ぜひ「みんなのゴルフ」が「スカッとパンヤ」を訴えるような業界震撼シーンを演出していただきたいと思います。

 まあ… 西川さんもアレが悪いなりに良い仕事はしていたと思うのですが、まさかの人事でもやるんじゃないかと妄想でエントリータイトルをつけてみました。ああ、妄想ですから。妄想。
 西川さんの更迭はまあ確定的で、その後の人選については「西川級の財界人を充当する」となった場合に、あまりおてあらいさんと仲の良くない民主党が頼れる大物というとお公家さんしかいらっしゃらないよなあ、でもならないといいなあ、ゆうちょ銀行が実はアメーバ経営でしたとか大変だと思うんですよ。亀井さんとかと並んで座られたらいろんな意味で経営が傾きそうですし。

 登板のタイミングも、西川さんがまずまずの好投をした後釜なので、炎上したら目立ちます。ダムといい後期高齢者といい、「止める」「代える」とブチ挙げたあとの青写真がとても切ないのが気になるんですよね。

 とはいえ、なかなかの大役ですので、しっかり勤め上げてくれる人を選んで欲しいと思います。投げない人を。逃げない人を。

 一昨日から急に中国からの普通のアクセスが増えて、リンク元見たらこのエントリーが翻訳されて議論になっていた。そんな議論するほどのネタでもないような。ましてや中国人が。

「国家戦略局」は信頼できない政治家がヘマしたら終わり
http://kirik.tea-nifty.com/diary/2009/09/post-27d2.html

(追記 11:58)

 親切な人がログを送ってくれました。ありがとうございました。

 どうも「国家戦略局」というのが軍国主義的な語感を持たせるのだそうで、中国人が民主党のあり方を親中的か軍国主義的かで分かれているんだとのこと。微妙なレベルの話を大真面目に議論しているようなので、好きにやってくださいとしか言いようがないのが残念なところ。

 そこではこのブログは保守系と判断され、民主党の政権運営のあり方に不透明感を感じているようだ、という解説がされていたので、まあそこはきちんと読まれていたのだなとは思ったが、中国人が「日本に国家戦略局を作られたのなら、我が国は共産党内に世界戦略局を作るべきだ」とか書いてて何それ感が。隣の国に世界最高のビルを作られたからうちはそれを超えよう、みたいな感じだろうか。

 普通に世界戦略局といわれたらそれは外務省を意味すると思うのだが。実際、我が国の国家戦略局も財務省に民主党が作っってあげた植民地みたいな代物になりそうであるし。

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