月別アーカイブ / 2009年02月

公明・太田代表 「都議選ダブルはやめて」 衆院選時期について
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090225/stt0902251035003-n1.htm

 理由はいろいろつけてるけど、住民票移動するわけでなし、別にダブルでも構わないし、どうせ負けるならいっぺんにやったほうが分かりやすいと思うんだけどね。

 町村乳業も本件に配慮。どうなの。町村さんが言うとギャグにしか聞こえないのが不思議だけど。

「5月か9月しかない」衆院選で町村氏
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090223/stt0902232239005-n1.htm

 ストリートビューなんかより問題になるだろうし、そういう騒動を起こすことは充分分かってる確信犯だろうという判断もしたうえで、だけど。ベルヌ条約の延長線上とはいえ、日本以外の各国もこの作法は単なるrobberyとして批判の対象になるだけだと思うし、相応の対価を支払う方法についてもっと慎重に吟味すべきだと考えますけどね。

日本の作家びっくり!申請なければ全文が米グーグルDBに
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090225-OYT1T00066.htm
 兎も角、googleとしては従前の高成長神話が翳ったところでmicrosoftばりの手当たり次第というかだぼはぜ的な展開が増えたのは間違いないし、逆にそういう話題が振りまかれるということでネットでの存在感を誇示したいのかもしれない。あの手の組織のある種の副作用というかDNAみたいなもんなのかもねえ。

 旨く軌道に乗れば事業的にもいいだろうし、著作権者や出版社に対する見返りも考えられうるとは思うけど、これだけ公共性の高いものを事前の調整もなく上からドンと落とされたような方法で進めるというのはアレルギー反応が起きるかもな。株売っちゃってから細かい数字は見ていないけど、成長戦略が見当たらなくなったので商品ラインナップの入れ替えを急ぎ、フレッシュさを失わないように敢えて挑戦的な事業に取り組みましょうというのは分かるけどさ。

 そのうえで、英語圏での出版権とか、あんまり日本の出版業界ではメジャーに取り扱われなかった分野が掘り起こされて騒動になるだろう。ただでさえ、出版社や新聞社はデジタルに活字需要を喰われていると考えているなかで、よりによってgoogleに持っていかれるとなると知財における国家戦略とか全然大袈裟でない風の活動になるかもしれんし。

 性質は違えど現象としては「背広を着たデジタル版ブックオフ問題」みたいなもんか。あれは新古書という私生児のような望まれない形態を見事に体現した日本社会の歪みの標本だったけど、今回はどうだろ。

 最近銀行さんのお話はだいたい優先出資証券つーか、まあ実際は自己資本勘定に入れられる社債みたいな性質のもんばっかですわなあ。BIS気にしてるのは分かるけどさ。

 で、これ。

優先出資証券の条件決定に関するお知らせ
http://ir.nikkei.co.jp/irftp/data/tdnr1/tdnetg3/20090223/5ix465/140120090223009021.pdf
 引き受け手がまだいるし、最後何となれば国有化しちまえばある程度形になるからという話だろうけれども、まことにいただけないような。

 っていうか、銀行業やその周辺でやっている人からすれば、この条件であるような14.95%の金利支払って事業を転がして逝くということは、既存事業を全部ならして15%以上の収益機会のあるビジネスをこれからやりますよ、という話ですわね。そういう貸出先をどうやって作り出すおつもりなんでしょう奥様。

 もちろんたかだか800億程度の話に過ぎないし、まずはやってみようという話なんだろうとは思うけれども、使途はみずほコーポレート銀に回るって話だろ。みずほCBの貸出先がヤバいよ、という話に他ならないですね。確かにみずほCBの貸出先にはどう考えても自殺志願としか思えないような微妙企業がゴロゴロしていて、野戦病棟に模した産業再生法に行列してる連中をどうにかするまでの間の繋ぎ資金も同然で。

 「本格的にヤバくなったら、いずれ公的資金が入ってどうにかなるだろ」的な緩い感覚がまだあるのかもしれないけど、あんまり国家が破綻企業を救いすぎると保護主義的アプローチと思われて痛い立場になるし、何より韓国経済破綻してんのにサムスン保護して国民全員がぶら下がってる隣の半島とどう我々は違うんだというジレンマも感じずにはおれない。

 オリックス飛ぶだけで5兆だってこと考えると、いいから早く楽にしてやれよともおいそれと言えない。ソフトバンクも11月危機でジャンプした資金は3月末で終わりで借り換え大作戦な話でありまして。はてさて。

 まあ取りまとめるほどのこともないけど、SFCG破綻記念ということで。

 この辺のサイトで、SFCGが元気を装っていたころの社員の夢とか見てると物悲しくなってきますね。きれいな顔してるだろ。死んでるんだぜ、それ。

SFCG採用サイト2009
http://www2.sfcg.jp/career/
○ 新しい闇金問題への道筋

 そろそろ報じられ始めるころかな、とも思うけれども、消費者金融への締め付けが強化されて、公的に認められた金貸し事業への自由度が低下する一方、中小企業やら一般個人やら普通の存在の資金繰りが不景気で急速に悪化して、闇金大発生中というのが現状です。

 だからSFCGを残せということではなく、そうなることはある程度分かっていたのだから、中間金利で貸付を行う合法ノンバンクのガイドラインみたいなものはどこかで線引きをしておかないとロプロとかプロミスとかアイフルとかそういうところがコケて芋づる式に惨事発生というのはありうると思うんですよね。

 最近、保証枠のアレがあって中小企業向けは多少良くなったけどリストラされて求職中の個人とか、そういうところへの貸し手がほとんどおらず、生活防衛資金が枯渇すると定額給付金など屁のツッパリにもならない状況になってしまうのではなかろうか。

○ 大島さん一派の資産保全について

 いろいろ叩かれておるようではあるけど、まあXデーがどうのと騒がれて資産保全に動かない経営者はあまりお目にかからないし、モラルがないとか言われてもモラルがあればああいう商売にならなかろうという点で非常にナチュラルでスムーズな成り逝きではないかと思われるわけで。

 安全な海外に資産を寄せておいて再出発、とか、まさに上場企業破綻では恒例行事になっているし、別に犯罪収益というわけではなし、経営責任だとかそういった点で裁判起こして時間かけて、という方法しかないんでしょうかね。サイバーファームの半田さんもライブドアの堀江さんもいろいろあってなおそれ相応の資産を隠しているだろうことを考えると、食い物にされたと嘆く前にある程度は予測しておいて関わるべきだったのではと感じます。

○ 変な借入金

 外側からの話ですけど、関係の深かった旧リーマンブラザースはともかく、バイエルンの銀行とか巷で噂のスタンダードチャータードとか入ってますね。どうなるんでしょう。なかでもシティとか入ってますけど、よく貸したなあ。間に入っていた人でもいたんでしょうかね。大変そうだな、こりゃ。

 それでいて、面白人脈とのゲートウェイとして十全の働きを示してきたパリバとかの話は特にないとかってオチなんでしょうか。手数料だけでも相当だと思いますけどね。

○ 木村剛銀行

 すっかり忘れていましたけど、流れ流れて木村剛さんの日本振興銀行に借入金担保差入先が一本化されてまして、心がますます暖まります。つか、いつから微妙企業向けおまとめローン専門銀行になっていたんでしょうか。しかも修正入ったのが今年どころか今月2月9日というイッツニューな展開に胸が躍ります。

 いつの間にか代表権のない取締役に降りてるのに銀行のサイト見てたら経営者然と前説を垂れているあたり、木村剛さんさすがです。本件で木村さんご本人が関わっているのかどうかは知りませんけど、さすがコンプライアンスの第一人者ですねえ。久しぶりにブログを見に逝ったら、ほっかむりして「[ゴーログ]中川前財務大臣:やっちまったな!」とかしれっと書いているんですね。まあ、彼からすれば「やっちまった」んじゃなくて「やられちゃった」のかもしれませんが。

○ 延焼先など

 もちろん資金繰りをSFCGに頼ってたところは寒い状況でしょうが、表面3,000億円超という被害総額の割にあんま名門どころの延焼先がまるで聞こえてこないのはさすがです。報道では光通信が破綻後株式評価損50億とか別の意味で名門ぶりを示すお家芸的連鎖があったぐらいでしょうか。

 まあ、一番泣いたのは塩漬け株を持ってた個人投資家ばっかりって感じですか。はいはい勉強料勉強料。

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