月別アーカイブ / 2008年11月

 池田信夫に献本でもしたのかと思われるのも何なので。要は、餌のついてない針を放置してたら思わぬ珍魚が釣れたという点で、これはまさに慶事であります。この物件だけでも新書書いた甲斐がありました。

 池田信夫をはじめ、関係者の皆様には篤く御礼申し上げます。

『情報革命バブルの崩壊』
http://www.amazon.co.jp/情報革命バブルの崩壊-山本-一郎/dp/4166606670

 人が死んで、結論は「キチガイには気をつけましょう」ということ以上のものがまったくないというのは珍しい。本当に何の背後関係もないなら、これで一件落着になってしまうわけで… 模倣犯でも出るのだろうか。それはそれでヤバいが。

 執筆期間中にLBが飛んだり税金で揉めたりして、いろんなことがありましたが、久しぶりに新書を書いて、どうやらもう本屋さんに並んでいるようなので告知です。

情報革命バブルの崩壊
http://www.bunshun.co.jp/book_db/6/60/66/9784166606672.shtml
Amazonのやつとか
http://www.amazon.co.jp/情報革命バブルの崩壊-山本-一郎/dp/4166606670

 情報革命バブル、とかなってますけど、別にアンチ梅田望夫だとかソフトバンク潰れちゃえとかいう話ではなくて、ネット業界全体の適正化、健全化、正常化という観点から、投資機会と投資収益の関係をどう是正すんのか、というのがメインのお話です。

 平たく言うと、新聞やテレビといったレガシーなメディアがだんだん力を失ってきた代替がデジタルだネットだというのは良いけれども、じゃあ言われているほど私たちは恩恵を蒙って利益を享受し、住みやすい社会になったのかしらという問題意識を提起した本であります。帯では、ネットの無料文化をどう終焉さして適価をユーザーから集められる仕組みに移すのか、みたいな、ネットによる情報のダンピング問題が前面に出てますけど、まあ、そういう内容です。

デジタルネイティブのやつとか
http://www.nhk.or.jp/digitalnative/index.html?id=n021

 やはりリアルタイムで触っている分野のことは書けないので、どうしても「ここの論点が抜けてるだろう」というのはいくつか出てきてしまいますが(IT系スキルワーカーの件や、コンテンツ業界全般の投資話など)、興味関心をお持ちいただければ是非手にとってお立ち読みください。

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