月別アーカイブ / 2008年01月

 内部で揉めてるそうなんですが。


シティへの政策銀行出資計画、中国指導部が反対…米紙報道
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080115ib01.htm

 それが日経ではこのような報じられ方になるのも興味深いです。13日WSJで報じられた内容ではありますけれども。



米シティ、100億ドル追加増資へ・米紙報道
http://markets.nikkei.co.jp/kokunai/hotnews.aspx?site=MARKET&genre=c1&id=AS2M1500Y%2015012008


・『国家開発銀行が出資を取りやめても、シティの増資計画全体には支障がないといい、15日に正式発表される見通し』


 20億ドルの出資が取りやめられても増資計画に変更がないということは…


・『別の国有投資会社「中国投資有限責任公司(CIC)」が昨年12月、米大手証券モルガン・スタンレーに約50億ドルを出資すると決めた後に決められたという』


 その50億ドルを出資すると決めたときにお伺い立てずにやっちまうわけですねえ。凄すぎるぜ中国。


 一方、日本ではみずほコーポレートが中国とのエール交換に応じて優先株で12億ドル出資。そもそも配当なんか出るんでしょうかねえ。つーかソフトバンクと楽天を救えよクソ野郎。パリーグが無くなっちゃうだろ。


みずほCB、米メリルリンチに1300億円出資へ
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080115it13.htm


 それにしても、WSJの記事は13日なんですが、読売新聞が取り上げたのが15日。んーどうなんでしょう。

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Citigroup Inc.'s plans to raise capital by selling a stake of about $2 billion to China Development Bank could be in jeopardy because of opposition from China's government, according to a person familiar with the situation.
Citigroup is hoping to announce a capital injection from investors when it reports fourth-quarter earnings Tuesday.

- Citigroup's Deal With China Development Bank May Be in Jeopardy(WSJ)
http://online.wsj.com/article/SB120030610310488191.html

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(追記 22:20)

 と思ったらシティが損失拡大の国内報道きたーっ


米シティ、サブプライム焦げ付きで損失2・4兆円
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080115it15.htm


 思ったより損失幅小さいけど、何はともあれこのタイミングはめでたい☆ スイーツ(笑)

 普通にパブリックエネミー立候補しているMIAUにターンが回ってきたんですけど、どうするんでしょうか。しかも爺… いや、大物揃いなんですが(笑)。


http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0801/15/news117.html


 この辺読むと、「JEITAバーカ」とは書いてあっても「MIAU死ね」とは書かれていません。シカトですか? JEITAも権利者団体も特定の利害を守るために活動しているんですけど、消費者の権利はどこにも書いてありませんからね。MIAUには期待したいところですな、はっはっは。


http://image.itmedia.co.jp/l/im/news/articles/0801/15/l_yuo_culture_02.jpg


 結局、私的録音補償金は返ってこないことを考えると、本来は消費者の代表としてMIAUあたりが音頭取ってぐだぐだ言わなければならないはずなんですよね。


http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0506/22/news088.html


 明日、MIAUでは「ダビング10について考える」シンポジウムが開催されるようですけど、どうなんでしょうか。このあたりの話も出るんでしょうか。


http://miau.jp/1199692800.phtml


 落としどころもないままに、「権利者団体バーカ」とお互いにクソ投げ合って、結局何も状況が改善しない、なんてことのないように願う次第です。しかし、なんと敵が強大なことよ。爺ばっかりだけど。


 妥協なき機動紳士池田信夫氏の比類ないパゥワーに期待しています。

 サッポロはじまったな。


http://jp.reuters.com/article/domesticEquities/idJPnTK003596520071030


 ここまではいいんだけど、日経が微妙記事を挙げている。


http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20080115AT2F1500R15012008.html


 何でわざわざ「投資ファンドのクレセント・パートナーズの紹介で」とか銘打ってカーギル出身の人材ホップを写真つきで掲載してんだか、分からん。「サッポロもついに外資系の軍門に下りましたよー」という意味を伝えたいにしては妙だし、なんか新生銀行のときみたいな話の進み方が気になる。


http://www.sapporoholdings.jp/CGI/news/index.cgi?key=index&seq=1195

Soviet080112


 GamespyでCiv4BtWのマルチすると、ディプロマシーほど極端な外交にならないまでも性格がはっきり出るんだよね… ということで、評価高い人同士のマルチに乱入。少し時間が経ってるので、ディテールは違うかもしれない、ご容赦。7人プレイのマップランダム、技術交換不可で240ターン制限だったような。
○ 元首スターリン、国家はソビエト、特産品はバナナ


 開始してみたら、自称「鋼鉄の人」スターリンである。海外マルチだと強いとか弱いとか以前にもっとも嫌われている指導者の一人であって、この時点で大変なハンデである… おお同志シュガシヴィリよ、偉大なる我が祖国ソビエトに刃向かうブルジョア勢力を共に蹴散らしましょうぞ。問題は、クレムリン建てようと試みる前に、ゲームの決着がついてしまうことが多すぎると言うことなのだが…。


 しかし、サンクトペテルブルクでも建設しようと思ったら、あたりは一面のジャングルである。地球温暖化の影響がこんなところにまで。いや、どうやら赤道付近がソビエト創設の地であるようだ。共産主義の実験は寒いところではなく暖かいところでやったらきっと凄いことになるに違いないと胸躍るが、基本的に立地ゲーである本作品では、「赤道付近に首都がある」イコール「大陸マップの真ん中付近に国がある」イコール「いろんな国と隣接していて通り道となって激戦区である」という超不利で頑張らなければならない。大変だ。


 幸いにしてそのターン中に、海に流れ出る河口付近に小麦と魚がある土地にサンクトペテルブルグが建設できたので、やれ嬉しや。で、お決まりの探索。どっかのアショーカが仏教を創設して、いきなりソビエトに広まる。困るんだよね、こっちは共産主義を目指す赤軍だ。宗教は麻薬なんだよ。いつか国教全部排除しちゃる。


 さらにモスクワを建て、ノブゴロドの立地を調べつつ地図作りに励む。早々に鉄技術を獲得し、順調に視界領土を広げてみるが、どうにも銅や鉄が見当たらない。ヤバい。鉄がないと死んじゃう。私の鉄はどこ。見つかるのはバナナ3つと染料3つと象の群れだ。そんなのソビエトじゃない。流れ出る涙を拭いながら戦士や弓兵連れてうろうろしてたら、隣国の王建が戦士一人だけスタックした労働者でのんびり開墾しているのが目に入る。こっちが必死に鉄探してるとこに、お前らとぼけたツラして開拓なんざしやがって。超ムカつく。トゥデーがお前の命日だ。


 戦争だ戦争だ。韓国死んじゃえよ。労働者は拉致。戦士は皆殺し。都市は略奪。いや、あくまでゲーム内でのことでして、ええ。外交ウインドウで何か韓国PLがごちゃごちゃ言ってるが素敵な笑顔でガン無視。そのまま韓国領に押し入って、鉄がないかと捜索。第二都市に鉄発見で、ノブゴロド建設後回しでそのまま弓兵と戦士突入。韓国の小汚い第二都市占領してそこを「ノブゴロド」と名づける。住民3人でハンマー12個はなかなか優秀である。ありがとう韓国、もういいよ韓国。それにしても、どうも韓国の兵隊が少ないな、徴兵制のくせにと思ってたら、首都で兵舎を建設していたようである。危ない危ない。


 もうひとつの隣国はエジプトのハトシェプスト女史だったので、力の限り親善に努める。この微妙な韓国との温度差について異様に思われるかもしれないが、韓国がうっかり発展して、序盤の終わり際に火車(通称ファビョーン車)が大挙してやってくると面倒くさいのである。だから、韓国は見つけ次第射殺。ユー死んじゃいなよ。エジプトかわいいよエジプト。そういうことである。


 しかしバナナたくさんあっても暦の技術獲得までが遠すぎる。これでは宝の持ち腐れだ。しかも染料が固まってエジプト国境付近に存在している。エジプトとは和平以外ない。少なくとも暦が得られるまでは。マルチだと技術革新遅れがちなんだよね、図書館なんて建てるぐらいならまず軍備だから。


 名前まで変えられてしまったノブゴロドを奪還したいらしく、韓国がたびたび軍を差し向けてくるが、斧兵に進化した我らがソビエト赤軍兵士の敵ではなく、逆にソウルまで軍勢を押し込んで周辺の土地改善を破壊、破壊、そして破壊である。かなり後になってではあるが、韓国が土地改善しづらいように川沿いに壊しづらい要塞まで嫌がらせで建設。まだ貨幣がないので賠償金も取れないのが難点だが、砂漠の近くにある生産力の低いソウルなんて欲しくもない。都市が増えると生産性が増えて良いように思えるが、このゲームでは都市が増えると維持費が先に増えて財政には厳しいのである。だからクソ都市をいかに放棄し、人口の多い良い都市を維持するかに国力がかかっているわけだ。


 そして餓死が続く韓国民の前を悠然と探索隊が通り過ぎ、なんか韓国の向こうにドイツの鉄血宰相ビスマルクがいたので交渉して韓国を緩衝地帯としたソ独和平が実現した。そして双方韓国に繋がる道路建設不可。序盤の韓国の面倒くささを知り抜いた上級者ならではの分割プレイ、自画自賛であります。海産品の蟹が韓国近くで大量に取れるというので、韓国領ぎりぎりに都市を建てて韓国領を侵食したいというドイツの意向を満面の笑顔で受け入れる。それ、なんていうポーランド。


○ 盟友エジプトの死と背中に突き立てるナイフについて


 まず近隣国ひとつが脱落した今、どうやら有力な隣国はドイツとエジプトであり、重要資源がドイツ側に偏っているようなので早めの君主制の獲得を目指して国家建設に邁進していたところ、南方のエジプトで異変が起きているようである。その向こう側の隣国であるブレヌスのケルトとハンニバル率いるカルタゴがエジプトを攻めているのだ。


 エジプトからの救援依頼に前向きな返答をしつつも、防ぎ切れなかったら我が国の一大事だ。エジプトと一蓮托生するソビエトなんていやだ。ケルトやカルタゴにも外交交渉をせっせと行ったが、どうやら彼らは勝てると判断しているらしく、我がソビエトの助力は要らないと。


 どう考えてもエジプトが死んだあとに彼らの食卓に並ぶのはソビエトである。


 中立を保っているアショーカのインドが何か巨大な宗教国家を建設していて、仏教からユダヤ教からいくつも開祖しており、はなはだ不気味なのだが、背に腹は換えられない。というか、アショーカは顔がキモい。ケルトと接するドイツもエジプト救済に回り、インド、ドイツ、エジプト、ソビエトでケルトとカルタゴを逆に包囲するという大作戦に。韓国? どこそれ?


 しかし、エジプトを挟んでケルトやカルタゴと向かい合っている我がソビエトとしては、仮にこの包囲網がうまくいって領土が分割されたとしても、領地がエジプト越しの飛び地になることは確定していて面白くない。というか、変にエジプトに勝ってもらいたくないのである。


 兵隊送るのやめたら、今度は兵隊が溜まり過ぎて維持費が高くなってソビエトの国家財政が厳しくなりそうな雲逝きである。これでは技術革新が来ても兵隊のアップデートができない。騎士団全盛期にローテク感あふれる斧兵やただの槍兵がとぼとぼ立ち向かう愚だけは避けたい。つーか、いまだ戦士が3ユニットぐらい現役なのはどうなのかソビエト。


 といって、いまさら宗教に目覚めるのも何なので、検討に検討を重ねた結果、ソビエトスパイ大作戦を決行することにした。我が国ソビエトに割り振られている他国の諜報ポイントがどうも低そうであり、ソビエトから割り振るポイントを各国平等にするなんて馬鹿な真似さえしなければ他国にバレずにスパイ工作し放題になるんじゃないかと。


 さっそく実行。各都市でせっせとスパイを育成、防諜用スパイも動員して、陸路やキャラベル船に分乗、続々とドイツ領やエジプト領に浸透するソビエトスパイ網。ざっとスパイ2ダースぐらい。ああ、なんとなくこれがソビエトの戦い方なんだと思えるようになってきた。スパイの維持費で死にそうだけど。未踏地域の探索も兼ねて、スパイ一人旅もいくつか仕掛けた。意外にスパイは捕まってしまうので困り者なのだが、やはりソビエトはこうでなければならない。


 財政は厳しいし技術革新は二等国に転落してるがな。


 そしてエジプトに本格的なテロ攻勢を仕掛けるべきタイミングが来た。南のほうで、エジプトがケルトの都市を占領したのである。一時的にエジプトが都市維持費増大で対応が遅れる時機を待っていたのだ。


 もともとエジプトは諜報分野に割くポイントが乏しいらしく、ほぼノーマークであったため、この仕組まれた悲劇は突然訪れた。一斉にエジプト各都市の水道で毒が盛られ、テクノロジーが奪われ、国庫から金を巻き上げる。どうもエジプトはあまり諜報画面をチェックしていなかったらしい。まあ、上級プレイで諜報メインのプレイヤーなんてそんないないからなあ。結局、我が方の優秀なスパイは何と一人も捕まらなかった。完勝である。圧倒的に勝った。壊しただけだけど。しかし、エジプトから金を巻き上げてみたら8円とか12円とかって、よほどの貧乏である、エジプトは。しけてんな。


 すかさず猛然とエジプトに宣戦布告、ドイツとの同盟を無実化し、敗勢のケルトとカルタゴと同盟を結んで一気にエジプト攻略へと赤軍がカイロに殺到する。ちなみにケルトやカルタゴへの贈答品はバナナ。おいしいよ、モスクワ産バナナ。


○ バチカンは大変ウザい


 と、ここまでは良かったのだが、奇襲に成功して戦勝かと思いきや、よく考えたら我がソビエトには仏教が結構伝来していたのである。宗教国家の建設に邁進していたアショーカさんが仏教を軸にバチカン宮殿を建設していたのを私は見落としていた。バチカン宮殿は特定の宗教を信奉している都市がある国家が、多数決で国家間の問題に介入するというちっとも嬉しくない仕様だ。だから、世界の仏教徒が集って問題を解決するバチカン宮殿を支配するインドは、仏教徒を多数抱える我が国に間接的な影響力を行使できるのであった。それを忘れていた。


 で、そのインドが何をするかと思ったら、何かせっかく占領したエジプトの都市を返還しろとか決議案出されて大変ウザいんですけど。決議案無視すると仏教が伝来している各都市で暴動。うぜえええええええええええ! もう、身悶えするほど宗教うぜえ。6ターンごとに暴動する仏教徒、まさか共産ソビエトに一向一揆が発生するとは。本願寺を焼き打ちたい織田信長の心境だ。理不尽すぎてやってられん。いまここに共産ソビエトがなぜ宗教を禁じたかが良く分かった。身をもって理解した。イラク開戦してイスラムとの戦いに没頭したブッシュが何を考えていたか理解すべきだ。宗教ウザすぎである。信仰すんな。いいじゃないか、共産主義をこよなく愛する主従制で。


 外交でインドに「つまらん決議案出すな」って文句言ったら「お前は不誠実だ」とかいってキレられる。エジプトとは交戦するかもしれませんが、とインドには事前に根回ししておいたのに台無し。良く分からん英語を使ってくるので、中身はどっかの国の人なのだろう。他人のことは言えないが。ただ、冷静でないやり取りが何度か続き、お互いに理解し得ないことだけは理解した。プレイヤー本人も宗教的な人物であるようだ。「約束を破った」とか「信用できない」とか嵐のような誹謗中傷である。誠実さより現実への対処のほうが大事に決まってんだろ。まず利害だよ利害。国家が危ないから国家のために戦争するんだよ。理詰めで考えれば、いまは良くても将来大変だから機先を制する必要があるんだ。お前には分かるまい。あまりにも価値観が違いすぎる。泣ける。こいつ絶対指導者だったら宗教戦争起こして十字軍とか結成するに違いない。


 何か決議案が出るたびにいちいちインド領にあるバチカンが戦争に介入してくるので、業を煮やして同盟の名の下にカルタゴに頼んでインドへ侵攻してもらった。カルタゴはカルタゴで、対ドイツ戦線で何度かインドの介入に遭い、インドに対する不快感で利害が一致していたのである。ソビエトも諜報ポイントをインド向けに増配。エジプトを恐怖のどん底に陥れたソビエト屈指のテロ軍団が宗教国家インドを襲うのだ。カルタゴ領をゆるゆると通過する黒いスパイユニットの群れ。それゆけソビエト暗殺団。いまに見てろ、匿われたトロツキーの頭を斧でぶち割ってやるぜ。


 と思ったんだけど、対エジプト戦線も攻勢限界点に近づいて、ドイツも韓国領経由して攻めてきてジャングルに築いた長弓兵防衛ラインを突破しかねない勢いだし、ドンパチもここまでと思い直してクソ都市一個放棄してエジプトと和平でも探ることにした。


 そしたら、エジプトがインドに相談、インドがどっか経由でカルタゴに喋ったらしくカルタゴから「勝手に和平すんな」とクレームが。インドうぜえええええええええええ。これだから宗教家は嫌いなんだ。顔がキモいんだ顔が。国力がかなり減ったエジプトには防衛ラインだけ構築しておいて、インドとのテロ戦争にすべてを賭けることにした。


 この宗教戦争に勝つには、インドの人口を減らすことである。現実から考えるとあの膨大なインド人を減らすというのは困難極まりないが、本ゲームではテロ組織が水道に毒を一服盛るだけで百万人都市だろうが千万人だろうがものの十年で人口は半減してくれるのであり、率直に言って核戦争より汚いです。


 で、インド領良く見て思ったんだが、食料資源がアホほど充実してて、そりゃ人口増えるわ。さすがにインドも気づいて諜報ポイントを上げてきたようだが、国力の60%をスパイ網の構築に捧げているソビエトの敵ではなく、容赦ない毒攻勢にテクノロジー奪取でインド全体が震撼した。


 かくしてインドの仏教人口は激減、仏教徒の数で決まるバチカン宮殿決議は無事カルタゴの主導となって、インドの脅威は去った。堅牢な山あいの森林に篭るインド軍とカルタゴ軍が向かい合い、ドイツとケルト・カルタゴ連合軍が鉄資源を巡って争うなか、ソビエトは暗黒時代に束の間の休戦を楽しんでいた。いま思えば、ここで手を緩めずエジプトを滅ぼしていれば、あるいはもう少し明るいソビエト共産党の未来が広がっていたのかもしれない…


つづく

 常識的に考えれば、土地の造成だとか入れ替えだとか解体だとかそういう「やりやすい」ところでも捻出があったと考えるのもオツなんですけど。塗装や外構で下請けたコンサル会社がそれだけで何億か乗っけてどっかの箱に領収書なしで持ち込んだ分もあるのかもしれないし、ないのかもしれない。ただ、申告漏れ総額は約30億円とのことなので、さすがに御咎めなしとはいかないんじゃないか、いやでも社会的影響を考えると云々、というのはあるかも知れず、もしくは別件との併せ技ってことで、いやいやそれはどうでしょうまあそこはよろしくお願い申し上げますはいこちらこそご鞭撻くださいませという感じでしょうか。
 鹿島の話が、例えばフジテレビにまで飛び火しましたとかいう話になるとややこしいのですが、普通に考えればそこまで広げてもしょうがないでしょうし、お手洗いまで逝ければ御の字大勝利ってことなんでしょうか。


 山岡俊介氏は微妙に仕事はえーな。ネタもらったんだろうか。それとももうどっかに出てる?


重大疑惑浮上の御手洗冨士夫・日本経団連会長(キヤノン会長)の“隠れ”個人事務所を発見
http://straydog.way-nifty.com/yamaokashunsuke/2008/01/post_5eb9.html


 元々のネタは一応これ。あと産経新聞が拾ってたネタは記事が消えたので一部のみ引用しておくけど。


http://209.85.173.104/search?q=cache:A4WjzzBKJ18J:www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007121102071180.html+%E5%BE%A1%E6%89%8B%E6%B4%97%E5%86%A8%E5%A3%AB%E5%A4%AB%E3%80%80%E6%89%80%E5%BE%97%E9%9A%A0%E3%81%97&hl=ja&ct=clnk&cd=1&lr=lang_ja


 そもそも論で言うなら、受注のための裏金を捻出しましたというのは、発注を出す決定権者に対して山吹色のお菓子が飛び交うわけであって、ただそれは民間同士の話であるから、やりようによってはもっと合法的にやることもできたと私は思うんですよね。何もゼネコン泣かせて裏金作らんでもいいじゃないですか。何と言うか、品が無いし、智慧もない。コンサル会社使うのはいいとして、別名目で合法の仕事を立てて顧問料か何かで受け取ったり相談役になったり、他の開発案件でファンドや民法組合組成したり、別の仕事でバーターかけたり、いくらでも方法はあるだろうと。でも、わざわざ個人事務所をひっそり作って何事かよろしくやっているというのは、別の思惑や事情があったのかしらと勘ぐる人が出るのも仕方がないのかなと。


 そうなると、キヤノンが大分に工場を出すにあたって、選定の実務をやっているキヤノンの中の人が事情聴取などで歌っていたら、その瞬間にお手洗いアウトという話であって、じゃあどうアウトなのかというのはもう少し政治的な判断があるとしてもあまり簡単に穏便に済ますわけにはいかないんじゃないでしょうか。
 だって、もう話は出ちゃってるんですからね。


 しかし、大口の開発案件を仲介したフィーを何で裏金にしたんだろうね… それじゃあ単なる所得隠しになっちゃうじゃないか。誰も周囲にそういうことを智慧つけてくれる人がいなかったということでしょう。まあ、相談されたらドン引きだろうけど。


 年末ぐらいに「手打ちした」っていう話だったのが、一転リーク合戦になって、良く分からないうちに財界トップがタイホとかってリクルート事件みたいで超かっこいいんですけど、そういう騒ぎを起こしている間に自民と民主が勝手に割れて政界再編とかしたら少しは小ざっぱりした日本になるのかなと思います。


 それにしても、一桁億の領収書要らない金作るのにいまどきB勘定をゼネコンに要求する根性がどうかと思いますし、いみじくも財界総理を名乗る人物がそのような嫌疑の渦中にあること自体、胸がわくわくいたします。そう考えると、なんだかんだで奥田さんというのは実に潔癖な人だったんだなあと落差を感じずにはいられないわけですが。


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仲介謝礼に13億円  鹿島所得隠し キヤノン会長知人が経営 コンサル2社へ
2007年12月11日 朝刊

 大手精密機械メーカー「キヤノン」(東京都大田区)の大分工場建設をめぐり、ゼネコン最大手「鹿島」(港区)が、架空の外注費で裏金を捻出(ねんしゅつ)し、東京国税局に所得隠しを指摘された問題で、大分市内の二つのコンサルタント会社が、キヤノンの少なくとも五施設の建設を鹿島に仲介し、鹿島から謝礼として計約十三億円を受け取っていた疑いのあることが十日、関係者の話で分かった。

 関係者によると、キヤノンの御手洗冨士夫会長の知人が経営する大分市内のコンサル会社は、キヤノンの同市内のデジタルカメラ関連の二工場の建設を鹿島に仲介。謝礼として鹿島から約四億円を受け取ったという。

 さらに、同じ知人が経営する同市内の別のコンサル会社は、キヤノンの川崎市内のプリンター関連研究施設の建築工事を仲介し、謝礼として二億円前後を受け取るなど三つの大規模プロジェクトの仲介謝礼として計九億円を受領したという。

 また、二つのコンサル会社は、キヤノンの大分工場の塗装や外構などの四つの工事を、鹿島の下請けとして二億数千万円で受注していることも分かった。

 キヤノンは、コンサル会社社長について「(御手洗)会長と同郷の知人で休日などに会食で一緒になったこともある」などと説明。その上で「(工場建設について)コンサル会社社長の業者選定への関与は承知していない」としている。

 鹿島はキヤノンの大分工場をめぐり、裏金を捻出したとして、同国税局に約六億円の所得隠しを指摘された。このうち約五億円は使途を明らかにせず、重い税率のかかる使途秘匿金として制裁課税され、追徴税額は重加算税を含め三億円に上った。裏金の一部が工事受注のための工作資金としてコンサル会社に渡った疑いが出ている。

「私は関係ない」
御手洗会長会見
 経団連の御手洗冨士夫会長(キヤノン会長)は十日の定例会見で、鹿島が捻出した裏金が、御手洗会長と親交のある大分市内のコンサル会社に渡ったとされる疑惑について「全く関係ない。大変迷惑している。鹿島と(コンサル会社が)どういう関係か知らないが、私は関係ない」と述べた。工場建設について「土地を決めたのはキヤノンと大分県。それ以外のことは知らない」と話した。

 一方、大分県の広瀬勝貞知事は同日の定例会見で、コンサル会社社長について「二〇〇二年暮れに知り合った。よく知っている。(知事に初当選した〇三年の)選挙でお世話になった。キヤノンのことも知っているから、いろいろ教えてもらった」と述べた。社長がキヤノン誘致に貢献したかを問われ、「いろんな人の情報を得ながらやる。そういう意味であったかもしれない」と語った。


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大分県鹿島が6億円所得隠し 一部は経団連会長の知人に

-|2007/12/14(金) 13:28

 大手ゼネコン「鹿島」(東京都港区)が東京国税局の税務調査を受け、大手精密機器メーカー「キヤノン」(大田区)の大分県への工場建設をめぐり下請け業者に外注費を払うよう装って“裏金”をつくり出したとして、平成18年3月期までの2年間で計約6億円の所得隠しを指摘されていたことが分かった。

 このうち一部について、鹿島は使い道を明らかにしなかったため、使途秘匿金としてさらに重い税率の処分を課せられた。裏金の一部は、受注工作の謝礼として地元の建設会社に渡った可能性があるという。このほか経理ミスなどもあり、申告漏れ総額は約30億円に上る。

追徴税額(更正処分)は重加算税などを含め約3億円とみられる。

 関係者によると、鹿島は、大分県が誘致して大分市内に建設されたデジタルカメラなど2工場の造成工事を、県の土地開発公社から受注。工場建設もキヤノンから請け負った。

 この工事をめぐり、国税局の調査で架空の外注費を支出していたことが判明。計約6億円分について「交際費に当たる」と認定されたもようだ。鹿島と下請け契約を交わしながら、実際には工事をしていない業者が複数見つかったという。

 裏金の一部を謝礼として受け取ったとされる地元建設会社の社長は、キヤノン会長の御手洗冨士夫・日本経団連会長と同郷で、会食を伴にする間柄でもあるという。この社長が経営する警備会社は、キヤノン大分事業所の守衛業務を請け負うなど取引関係もあった...

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