月別アーカイブ / 2007年10月

 いかん。一週間も前の放送じゃないか。終わってから告知してどうするという話であるが、まあ減るもんじゃなし、とりあえずエントリー。


http://blog.sblo.jp/
http://radi.sblo.jp/article/6113433.html


 個人的には、水谷さくら女史の警戒感抜け切らぬ微妙な精神的距離がスタジオ全体に横たわっておりまして、それはそれはエレガンス空間でありました。「昔、仕事でご一緒したことがありまして」という前置きをしたら、農ドルちゃんのほうを思い出されてしまい、私めのリアルでの存在感の薄さを改めて実感した次第でございます。


 ブログでもありましたとおり、パーソナリティで松本隆博氏がおられまして、旧hi-hoのお話など伺ったりして大変面白うございました。この時点で完全にリラックスして喋り放題になったのは秘密です。


http://blog.humax.ne.jp/


 ところで、このラジオはさくらインターネットさんの提供だったんですけど、彼らが提供しているダンジョンズアンドドラゴンズオンラインについては一言言わせろ。


http://www.ddo-japan.com/
http://ddo.4gamer.net/


 せっかく雰囲気もいいしゲームとしても楽しいのに、なぜもっと宣伝したりしないんだ。飽きちゃったのか社長。私は私は私は悲しいぜ。もったいない。面白いのに。何か公式の更新も微妙に止まってる感があるし、私がいないときに限ってイベントやってるんだぜ。


 しかし水谷さくら女史はプロモーションで指輪物語に投入される始末。


http://sakuramizutani.lotroblog.jp/


 正直時間かかりすぎで泣いた。なんかリアルで忙しくなったあたりでログインしなくなって、そのままになっちゃった。しかもパスワード忘れて入れん。駄目じゃん私。もういいです。さくらインターネットはTurbineと組んだはいいが儲かってるのだろうか。教えて社長。


 と思ったら、社長のブログでカムバックキャンペーンですと。それを先に言え。


http://sasada.lotroblog.jp/


 マジでパスワードどこいった……

 また一社、微妙企業が逝ってしまいました。森繁さんあたりに「アイピーモバイルは会えば僕の体のことを心配してくれていた。なぜ、先に逝くか…」とかコメントされそうです。結局、彼らは何だったのでしょう。


http://www.nikkei.co.jp/news/main/20071030AT1D3002430102007.html


 慶大の中村教授が間を取り持って延命してみたら、さらに悪い結果になってしまったようですけど、杜撰な経営計画とかそういうレベルではなくそもそも論で語るべき物件なのかなあと思います。


http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070410/267915/


 何なんだあいつら、いったい何をするんだ、とりあえず見守っておこう、と誰もがヲチしてるなか、何もしないまま死んじゃうというのは芸として新しいと思います。


 まあ、サービスも満足に開始してないし、正直どうでもいいんですけどね。

 え、『女子の本懐』(小池百合子・著)である。

http://www.bunshun.co.jp/book_db/6/60/60/9784166606023.shtml


 この本には大筋二つの見方があって、小池百合子女史は:


A:「背後関係を(ある程度)知っていて、事態をコントロールする意欲も能力もあった。そして、安倍政権が自壊しつつあり、状況が悪化していく過程で辞任に至った。だが、それをそのまま書いちゃうといろいろとアレなので、本丸の防衛利権のことなど、誰からそれを聞かされたかなどの実名で書いてはマズいとこは伏せつつ勢いで書いた。いまは反省している」

B:「最初から最後まで、問題の核心部分は何一つ知らされなかった。だが小泉再登板を狙う某ハゲ秘書等から持ち上げられ、妙な智慧をつける人も現れて本人も正確な状況認識をしないうちに事態が流動化。ただ事件は事件として、彼女の目線で書籍として仕上げておきたいと考え、また安倍首相への忠義立ても踏まえて『美しい国へ』と同じ版元の文芸春秋を選んだ」


 微妙なとこ。ただし、選挙には強いだろうし、お金も集められるし、たぶん黙っててもポストは宛がわれるだろうという点で、ほかの女性議員より「使い勝手が良い」とは思えます。まあ、本人が見栄えの良い神輿で我慢するかどうかは別問題でしょうけど。


 そんな権力の中枢がどうなっておるかなど一般国民であるところの私らからするとこれっぽっちも分からんわけですけど、帯に映った小池女史の顔写真の横にでかでかと「出処進退」って書いてあって、それは防衛大臣を辞任したことよりもポスト福田に名乗りという意味ですか、もう小泉家の下男のハゲはおらんわけですが、とか思っちゃいました。


 小池女史の実像なんかほかの政治家同様ちいとも知らんものの、どこかの脱藩組が民主党若手の切り崩しの尖兵となって新党立ち上げなんて話もある昨今、ついに偉い人たちも女性首相の擁立に動き出したのか? とか思っちゃいますね。「女の決断」とか大々的に言われちゃうとフラグ立ったかなと感じるだろ、普通。数ヶ月前は「ポスト安倍は与謝野」とかベテラン新聞記者が平気で言ってた世の中なんだぜ。驚くわい。


 そういえば、世耕弘成氏の「世耕日記」に以下の発言があり:


http://blog.goo.ne.jp/newseko/e/d91c51767a529128a89a0f12e4985bca
>続いて若手新聞記者複数と深夜まで懇談。上杉隆氏には会ったことも、見たことも、もちろん取材を受けたこともない、と話したら彼らはぶったまげていた。


 すぐさま上杉隆氏が「脱力新聞」でこれを腐すという黄金の流れがありました。
>続いて怪しい外国人と深夜まで雑談。世耕弘成氏には取材依頼4回、直接訪問2回、にもかかわらず一度も取材を受けたことがない、と話したら彼らは酔っ払っていた。


 何か権力闘争って大変そうです。皆さん頑張ってください。

※ 筆者註:本件エントリーは予告なく削除することがあります。予めご了承ください。


 どう対応すればいいのだろう… 先週、Mixi日記でもそのように書いたのだが、その本人が足跡残してて、絶対私の日記を読んだはずなのだが、コメント欄にもメッセージにも何の反応もない。怒ってるんだろうか。


 ただ、ノンケの私から言わせて貰うと(女性との関係は確かに薄いが男性と性的な関係を持ちたいと思ったことは私は一度もない)、本人は仕事仲間やネット上、飲み屋ほか友人にはっきりとホモをカミングアウトしていて、友人知人誰もが彼がホモであることは知っている。その状況で、彼が「結婚します」とだけ同報メールで流してきたことによる衝撃は計り知れない。というか、どう反応していいのか困るのである。


 おめでとう→地雷
 お相手は?→地雷
 思い切ったね→地雷
 祝福するよ→地雷
 ハネムーンは?→地雷
 入籍はいつ?→地雷


 途方に暮れる。なんか迂闊に「いやー、良かったですね」とも言えない。言うべきか? 本人が幸せなら、そう言うべきなのか? 御相手は誰なのか聞くべきなの? それがカミングアウトしていない別の♂とかだったらどうしよう。知ってはいけない世界に踏み込んでしまわないだろうか。ネタとしてホモだ何だと言えてるうちはいいんだが、いざ冠婚葬祭のうちのガチの慶事にブチ当たったとき、意外に私たちの精神というのは脆いのかもしれない。助けて猫猫先生。


 マジでレストランにて披露宴とか言われて、どうしたらいいのか途方に暮れる。なんかすげー急だし。ご祝儀とか包んでくべきなのかな。悩む。本当に祝儀なのか、本当に祝う気持ちがあるのか自問自答してるうちに、今日帰ったら正式な招待状が届いてて、ドキドキしながら開いてみたら男性の名前が二名書いてあるわけですよ。いや、ひょっとすると男性の名前のような女性かもしれないし、そうでないかもしれない。その人、会ったことないし。ドワンゴの川上会長やSBIの北尾先生あたりに差し障りなく「こういうとき、どうすればいいですか」とか訊くべきだろうか。んー。正直、無粋かな。


 やー、やっぱ私には心からの祝福は無理かも。悩む。困った。嗚呼、ここで池田信夫氏さえいらっしゃれば話がぐちゃぐちゃになったものを。嗚呼。嗚呼。

 今日、お昼にずっと打ち合わせてて、その際に出た"bureaucrat"または"bureaucracy"という単語に対する語感についての差異。


 まともな仕事に就かない日本人にとって官僚なんて既得権者って意味合い以上のものにはならないかもしれないが、基本的に日本のビジネスにおいては官僚って「配慮すべき先」ではあると思う。だから、金融であれ不動産であれそれらしい話となると「~~庁の誰々さんはこういう意図だから」みたいな話になる。


 ところが、最近日本に上陸してみましたって感じの外人だと「何で役人にそんな遠慮する必要があんの?」とかいう話になる。個人的には、日本でビジネスしにやってくるんだから、その国の仕事の進め方等についての方法論やリスクについては事前にレクチャーしておくか、分かっている奴雇って連れてこいよとは思う。


 ただ、ごく普通の外人の雇われピーポーからすると、やはり日本人の、日本の官僚に対する何か独特な畏敬というか、気の使いようは、中国人における共産党幹部とはまた違った異質な空気を感じるもんらしい。んなこと言われても私ゃ知らんよ。ただ潤滑に仕事が進めば誰が相手だろうと構わんのではないの、とかいうと日本人はプリンシプルがないとか言って怒る。


 困ったもんだ。まあ、落着したから私はどうでもいいんだけどさ。

↑このページのトップへ