元朝日新聞記者の平和博さんが上梓した『悪のAI論』に関するイベントで行われたパネルディスカッションの内容が、Facebookで見事フェイクニュース判定されてコミュニティ内での配信拒否になったということで、平さんが騒いでいたので見物に行ってきました。

「AIリスク社会」を生き抜くリテラシーとは?―『悪のAI論』座談会採録
https://kaztaira.wordpress.com/2019/03/14/%E3%80%8C%EF%BD%81%EF%BD%89%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%AF%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E3%80%8D%E3%82%92%E7%94%9F%E3%81%8D%E6%8A%9C%E3%81%8F%E3%83%AA%E3%83%86%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%9F/

 内容を読むに、本を出した平和博さんと、山本龍彦、栗原聡、津田大介各氏がAIと世間についての見解を述べるというもので、一読する限り、さしたる違和感もなく「そうわね」というレベルで問題を感じませんでした。

 Facebookがどういう理由でこの記事を「問題だ」としたかは分かりませんが、類似の事例で芸能ニュースや海外事情を紹介する記事のFacebookでのシェアで「コミュニティ規定に違反する」という表示とともに第三者が閲覧禁止になることがあります。また、別の件では洋画に関する論評がなぜか「差別・偏見を助長するコンテンツ」判定されて記事が見事BANされるという事例があったそうなので、なかなかむつかしいもんだなと思います。

 平さんも飛んだとばっちりですし、悪のAI論のプロモーションという意味では格好の餌がFacebookから投げ込まれた感じにはなっていますが、ちょっと注目してみていきたいところですねえ本件は。

(お詫びと追記 11日22:57)

 文中、栗原聡さんのお名前を間違って記述しておりました。修正いたしました。ご指摘いただきまして感謝申し上げますとともに、深くお詫びいたします。

 また、文中でFacebook側の対応については、続報として「平氏の討論の中でフェイクニュースとみられる事実誤認の記述があった」とのことでしたが、平和博さんの発言内容の真偽は不明のため、論評は差し控えたいと思います。


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