さすがに宗教的バックグラウンドもあるので、いろんな企業や個人から再建のための寄付が集まってきており、私も些少ながら浄銭をお送りするわけであります。出火の理由はまだ良く分からないようですが、何であれ良い形で再建されるといいなと思っております。

ノートルダム火災、寄付1千億円 大統領「5年で再建」:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASM4K2475M4KUHBI00C.html

 一方で、フランスと言えばプラットフォーム事業者などに対するデジタル課税を行う予定のある先進国のひとつでして、そういうフランスに対してアメリカ系の多国籍企業が歴史的な宗教施設のために多額の寄付をするというのは何の冗談なんだろうとも思うわけです。

 さらには、現在少し沈静化しているとはいえフランスでは労働政策を巡って黄色いベスト運動が騒ぎになっていて、これらの問題を理解する態度を取り困窮したフランス人労働者に何らか資金を提供したという企業があったという話はあまり耳にしません。

 正直、これが世の中の摂理なんだなあと思うところが大です。目の前で困っている人たちよりも、歴史的建造物のほうが安全だから優先されるのだろうか、という意味で。


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