月別アーカイブ / 2021年06月


夏越の大祓ということで、茅の輪くぐりを護王神社さんで致しました。午後に終えると丁度、大雨が降ってきて、急ぎ車に乗込み…お気に入りのカフェまで飛ばして、珈琲をテイクアウト。

夏越しの祓えする人は
ちとせの命 延ぶというなり


今年はどこのお菓子屋さんにしようかな〜と、京都16年目にして未だ定まらないのは、水無月さんのお求めどころ。家内が、お馴染みの鶴屋吉信さんで頂いてきました。鶴屋さんのアンコは絶品ですよ。

最近は突然の夕立に見舞われることが多いので傘は必須ですね。こちら京では、7月の祇園祭が終わる頃に大雨と雷さんが必ずやって来る。その後が"ほんまの夏の到来や"とか聞きます。

夏がそこまで近づいております。


夕方は息子と稽古場まで出かけて、オンライン稽古に使用する機器の調整や説明を受けに行って参りました。

これで来月からの仕舞稽古もオンラインで可能に!なるといいなあ…



明日は非公開の仕舞稽古会。若手がお家元の前で3番ずつ仕舞を勤めます…今から覚えなければっ!

「まんがで楽しむ能の名曲七十番」より


若手能にて勤めた「乱」のブログまとめです。書いてもいいのかな?という事まで割と突っ込んで記しました。


昨日は京都若手能が無事終わりました。このブログでも10回にわたり書かせて頂きましたが、「乱-和合之舞・置壺-」のツレを勤めさせて頂きました。ツレと言っても両シテ物で、重習という曲柄ということもあり、私にとって大舞台でした。この機会を頂けたことに感謝です。

お越し頂きました皆様、誠に有難うございました。

お客様の中には「どっちがどっち?」と思われた方もいらっしゃったかと思います。2人の猩々のうちの初めに出る方がツレ(私)で、最後は舞台で留めます。実は、ツレの方が舞台上に一番長くいる猩々なのです。装束はシテは少し大人しめの緑や茶色の入ったものを着て、私の方はツレらしく若々しい赤一色でした。



私の乱の披き(初演)は数年前に致しておりますので、今回は2回目の挑戦でした。その時の身体の感覚がまだよく残っていた事もあり、以前よりも動けたような気がしております。

楽屋に帰ると、観世流の方から「全く合ってなかった」とか「合わせにいってるのか、逆に合わせないようにしているのか」「絶妙な感じだった」など、色々と感想を頂きました。
数名の先生方からお話を伺っていると、観世流ではピッタリ歩数まで合わせる事が多いらしく、"合っている"ことに重きを置いているのだと感じました。

ところが金剛流の場合は"合わせること"は最重要ではありません… 観世流の方や観世流を習われてる方からすれば、なんとマぁ、不良と思われた事でしょうから、ここに弁明しておきます。

ちなみに、マニアックな話をすると、4拍と5拍の蹴り足は合わせていて、それ以外の1-3,6-8拍はそれぞれの型で致しました。

豊嶋さんから聞いた話では、以前に金剛流の重鎮の先生は"ピッタリ合わせること"に対して「そんなつまらねえ事するな」と仰ったようです。

流儀の違いというのは、こういうところにも出て参ります。


会当日は沢山のお差し入れも頂き、とても嬉しかったです。有難うございます😊


紐が解かれた壺。壺から溢れんばかりの酒を掬っては呑み…波に流されては、海面から顔を出し、水飛沫を飛ばし、また呑んで…呑んで呑んで呑まれて呑んで。酔い潰れて眠るまで、のみました。(帰宅後は普通に寝ました)



                活動報告                 

2021年7月18日 幸流小鼓方の林大輝さんからのお誘いで、ワークショップをさせて頂くことになりました。場所は大阪ということで、お近くの方は是非お待ちしております!そのうち稽古場も開催しようとのことです。


忍頂寺スポーツ公演 072-649-4402
こちらは金剛流能「雪」を無観客公演にて実施してYouTubeに掲載したものです。能楽をまだ観たことのない方に向けて作りました。(じっくりご覧になりたい愛好家には物足りないかも)



3/26 東京・水道橋 宝生能楽堂
宝生会 夜能  金剛流能「葵上-梓之出-」

是非、チャンネル登録をお願い致します。活動の励みになります。

山田伊純の公式サイトです。お仕事のご依頼やお稽古体験希望などは【お問い合わせ】よりお願い申し上げます


3歳の息子が初めて(?)、私を描いてくれた。確か今までに人の形をしていない私を描いた事もあったなと思いだした…

おとうさん、おかあさん、
いつもありがとう

幼稚園で教えてもらったセリフなのだろうけれど、それを言えるまでに成長したことへの喜びと、同時に言葉の重さも感じた。

親の務めとは何?
親として何をしてあげられる?
… やはり、社会の荒波に打ち勝てる精神やモノの考え方などを身に付けさせる事だろうか。自分自身も半人前で人間ができていないのに、できるのか?悩ましいのである。人間を育てるということの期待と不安とが入り混じる。

うちには子どもが2人います。たまに眠りについている愛しい顔を見ながら、能に出てくる親たちの気持ちを考える。それはそれは、胸が締め付けられます。

子に限らず自分の心を満たしているものが欠けるということは、本当に辛い事だと思うのです。

ま…
とりあえず、目の前にある能の仕事を一つずつ確かにこなしていく事、これが大切なのかなと思います。それでは、昼からの東京の申合に行って参ります。








乱の型
能の舞には段(だん)というものが在ります。知らないと、ひたすら舞い続けているように見えますが、実は一つずつ区切りがあります。そこのところは、能のお囃子を習うと、絶対わかるようになります。
色々割愛しますが…一般的な能に見られる舞はたいてい3段か5段の中、乱の舞は全部で6段あります。金剛流では各段毎に全て違う動きをしていて、難解に見えます。

しかし、実は表現していることは至って簡単です。いくつかのメインの型をご紹介します。

●お酒を飲む型
猩々が飲み散らかしている
●波を蹴る型、乱れ足
水を蹴ってバシャバシャ戯れる猩々
●流れ足
疲れてボーッとしていた猩々が、遥か向こうだったり、横方向へ流されてしまう
●頭(かしら)を振る型
海の水で濡れた頭を振って、水しぶきを飛ばしている

※乱れ足(乱足)についての記事はこちら

つまり猩々が、海上または海中で、舞い戯れているシーンなのです。



冒頭の稽古写真に見える型は、上の箇所です。今回は和合の舞なので、上の扮装の猩々が2匹いて、溢れんばかりの酒をたたえた壺を見込みます。
丁度うちにも乱の軸がありました。しかも置壺。壺の上に柄杓がありますが、これは流儀によって置いたり置かなかったり…金剛流では必要ないようです。



乱終わったら軸を変えよう。


チケットもまだございます。よろしければ是非、下のフォームよりお願い申し上げます。

                活動報告                 

本年6月に「第30回記念 京都若手能」にて、金剛流能「乱-和合之舞・置壷」のツレを勤めます。常は猩々が1人のところ、今回は2人目がおります。ツレと言いましても両シテ扱いの大役です。応援宜しくお願い致します。


本年6月には、東京の家の会"潤星会"にて、能「清経」を勤めます。場所は国立能楽堂です。このやうなご時世ですが、ご興味おありの方は是非お越しくださいませ。
チケット受付はこちらからお願い致します🤲

こちらは金剛流能「雪」を無観客公演にて実施してYouTubeに掲載したものです。能楽をまだ観たことのない方に向けて作りました。(じっくりご覧になりたい愛好家には物足りないかも)



3/26 東京・水道橋 宝生能楽堂
宝生会 夜能  金剛流能「葵上-梓之出-」

是非、チャンネル登録をお願い致します。活動の励みになります。

山田伊純の公式サイトです。お仕事のご依頼やお稽古体験希望などは【お問い合わせ】よりお願い申し上げます

↑このページのトップへ