月別アーカイブ / 2017年04月

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東京の小金井公園で散歩
うちのシャガには花がつかないなあ
と思うて京都へ帰ると
しっかり咲いていました
苔の雑草取りもだいぶ怠っており
昼間の庭掃除がはかどる

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明日夜は事前講座
6月11日 の独立記念の能
「乱」と「鞍馬天狗」の
簡単な解説に加え、
能の初心者講座をいたします

席に余裕がございますので
予約なしで、お飛び込みでも
お待ち申し上げます

5/1 18:30   1000円
本公演のチケット予約にて無料

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本日は横浜にて
流儀の熊谷眞知子さんによる
横浜能の会 花宴 が催されました
私はそのツレ(準主役)を勤めました

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 横浜能楽堂付近(桜木町)の横向きに設置された謎の花たち

能「巻絹」超あらすじ

ある時の帝が夢を見ました
"巻絹を集めて熊野に収めなさい"

巻絹というのは絹を巻いた物で
それを運んでくるよう
各国に命令を下しました

帝のもとで働くお偉いさんが
熊野というところに行って
各国の絹が届けられるのを
待っておられました

都(京都)代表の巻絹運びの男
これがツレになるわけですが
危険な山道や浜辺を越えて
熊野に向かう途中に
音無の天神(おとなしのてんじん)
という神様のところに参り
旅の祈願をしたり
梅の香りに誘われ歌を読み…

そうこうしているうちに
肝心の巻絹お納めの期限の日に
なってしまいました

当然、遅れた男はお偉いさんに
怒られてしまい紐で縛られます

すると音無の天神の霊(シテ:主役)
が乗り移った神子(みこ)さんが
出現しました

そしてお偉いさんに
男を許すよう説得しました

"この男は歌を手向けて
神の心を楽しませてくれたのだから
許して縄を取ってやりなさい"
と言い、なんとか許されることに
なりました

天神さんの霊は
和歌の素晴らしさを説き
神楽を舞ううちに次第に
狂ったようになりましたが
そのうちに直り
神子さんは帰って行きました

という様な内容です

あらすじを書きながら
どうして勤める前に宣伝を
しなかったのだろうと反省
少し忙しい

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一昨日は東京のお稽古
京都から移ったお弟子さんたち
広島出身がお好み焼きに
大興奮してくれて
こちらは楽に頂くことができました
お祝いだったのにこちらが
ご招待を受けた様で申し訳ないこと
でした

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東京は門前仲町で
お稽古しています

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明日は祖父のお社中さん方と
私のお弟子さん方合同の
発表会なので謡を覚えて
寝ることとします

矢来能楽堂さんです!


昨日10日は奈良の三輪さん
大神大社さんでの奉納
三輪の地謡を勤めました

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いつもの大きい鳥居
今日も流儀の先輩の車にて

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御神木に手を合わせて
楽屋へと急ぎます

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楽屋側から見た
仮設舞台の光景

本日は誠に風の強い日で
作り物が途中で倒れてしまう
アクシデントに見舞われましたが
先生は無事に勤められました

目の前で倒れた作り物を
地謡座から手が出そうになる
のを抑え、直ぐに後見の先輩が
直しに来られ安心した。

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後輩が先に来て作り物を
しっかり作っていました

私も忘れられぬ初心を
思い出しました

いかにせん 都の春も惜しけれど 
慣れし東の 花や散るらん

謡曲「熊野」より

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こんばんは。
南の方では桜が満開と聞き、
いよいよ春だなあと
思うてきました。

四月からお稽古場として行かせて
頂いている首途さん(注:前回のブログ参照)
桃は素晴らしく満開です。
京都にお住まいの皆様は是非
今出川智恵光院上がったところへ
ご参拝下さいませ。
今日の雨くらいでは散ることなく
明日もお目見えでしょう。



花と言えば
本日は私の能楽講座がございました。
雨の中お越しいただきました
お客様には誠に感謝申し上げます。

熊野(ゆや)という
遊女と平宗盛のお話でした。
能「熊野」の物語のお話の間に
能の謡や舞を交え解説致しました。

今まで私が催してきた
(諸先輩方に比べれば未だ少ないですが)
初心者講座やワークショップの様な
催しには、新しいお客様確保という
可能性が大いにありますが…
「能はなんであるか?」を知った後
実際にお客様が直ぐ能楽堂や薪能
へ行くのには未だ未だ難しいという
意見を少し頂いたことがございます。

ほんの少しだけ先に突っ込んだ内容の
初心者講座の次の段階でありながら、

初めての方でも一緒に楽しめる内容

という欲張りな催しを考えました。

熟考の末、原点回帰といいますか、
単純に能の曲を一つずつ知って
帰っていただく事が一番良いだろう
と考えました。
兎に角「能は何か」を解決させる
ものとは違う路線でいきたい
と思いました。
(勿論それも大事なので開講しています)


楽しみ方は人それぞれなのですが
「とりあえず見てくれ」
「曲の内容は解説書でわかる」
「良いものは、見ればわかる」
というのは、やはり何処か
押しつけがましいので

能楽師として、
"この曲のここが見どころである"
という事をお話しました。

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今日は第一回目なので
少し内容に迷いました。

無事に熊野を解説できましたが、
噺家ではございませんので、
お聞き苦しいところが多くあったと
反省はしなければいけません。

本日のお客様が今晩の食卓や寝る前、
明日以降に、ご家族や友人、
親しい方にお話をされていれば
いいなあと思います。

またお客様自身の中でじわじわと、
若しくはモヤモヤ、またはシュッと
突発的に思い出されるような話として
頭の片隅に記憶されていることを
願います。



物語の説明の後には、
能面の説明をさせて頂きました。

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今日は金剛流の熊野に使う 
孫次郎(まごじろう)と
小面(こおもて)
の二面を見比べていただきました。

じっくりとご覧いただいて、
よく違いがお判りになられた
雰囲気が会場にございまして
ホッとしました。

初心者講座では恒例の
「クモラス・テラス」も。
これは能面の特異性を利用した
感情表現の方法です。



熊野という曲は難しい曲のため
あまり若手能楽師には
舞う機会がありません。

此の度皆様にお話をさせていただき、
いつか舞いたいと新たな夢を
持ちました。
能楽師として幸せな瞬間で候。


第二回も今後続けていく予定。
講座は少人数制が良いと思うて
おります故、ぼちぼちと
宣伝させて頂いております。

勿論ブログでも宣伝いたしますので
ご興味のある方は是非一度
足をお運びください。

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お客様方には最後にお口直し
いやお耳直しのお菓子

美味しいお薄とお菓子でホッと
皆様ごゆっくりされました


かつてこの地に桃園親王が邸宅を
建てて住まいしたと言われており
邸内に桃の花を多く植えました
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桃花祭とよばれる祭をされて
天皇家からも厚く信仰がされた社
現在その名は首途八幡宮
(かどではちまんぐう)とよばれる

かの有名な源義経
幼名を牛若丸と呼ぶ

この地の近くに住んだという
金売吉次の手引きにより
牛若は修行中の鞍馬寺を抜け出し
奥州藤原氏の元へ旅立った

その時に道中の安全を祈願した
といわれていることから
首途八幡宮と呼ばれるようになり
旅行安全祈願のため多くの参拝者
が訪れるようになったと聞く

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ご縁あり、この四月より
お稽古場として使わせて
いただく事となりました

ご神前でのお稽古  
自宅とはワケが違いますね

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