月別アーカイブ / 2016年02月

本日は金剛定期能
私は「右近」の仕舞と
能の地謡のお役を勤めた。

金剛定期能とは…
宗家主催の大切な会であり、 
流儀でいちばん位の高い舞台と
されております。

その大舞台に立たせて頂けることは
内弟子の分際では身に余るほどの
有難いことであります。


木曜日の申し合わせを
流儀の長老がご覧になり、

「なんや、あの型(かた)は。
何を考えてやってんにゃ。
何も考えてへんかったら
素人と一緒やないか。
玄人はあんなんではあかんわ。」

とご指摘をいただいた。
何も考えず舞うたように見られたのは
明らかに勉強不足だと感じた。
お叱りを有難く頂戴した。


思い起こせば…
定期能で初めて仕舞の出番を
いただいたのはもう5年ほど前。
まだ私は学生の時分でした。
曲は「田村」こちらも春の曲。
右も左もわからぬ頃でありました。
懸命に稽古をした覚えがあります。

初心にかえり、
身を引き締めたいと思う。
四月からは新しいことばかりだ。



うつくしき 花に心をうばわれて
折る梅が枝は 人のもの

やまだ


昨日
金剛流の重鎮である松野先生の
ご自宅へお稽古へ参る

近くを通ると梅の花がちらほら
美しく咲いておりました

日本では花といえば桜であるが
梅のほうが愛らしいと思う

冒頭のことわざ
"花盗人は風流のうち"

花の美しさに心をひかれて
一枝を折りて取ること
自分の庭の木であれば良いが
人のものを盗むのは良くない

ところが、
それは風流な心から出た行為
ゆえに許せるよ、という意味。

現代では通用しないであろうなあ
寂しいような当たり前のような

能の曲にもある
泰山府君(たいさんぷくん)でも
桜の美しさゆえに袂に隠して
盗みに至りました天女は
人間界に呼び出されて
戻すように指示されます

やはり人のものは
美しかろうと
盗むことはいけませぬな


先日の実家での一杯
苺風味の麦芽酒
美しさにひかれてしもうたが
これは失敗



絵に描いたような綺麗なリンゴ
色艶もよく香り高し
けれども
味はどこにでもある


決して美しいといえぬ形のリンゴ
色はますまず香りはせぬ
けれども中身は水々しく
味は高級品と引けをとらぬ


リンゴとしてあるべきすがたは
どちらなのか


奥州、陸奥の国に参りました。
ここは現在の青森県である。
道端にある灰色の塊を見て
元は真っ白だったのだろうと思う。
雪かきの跡をみて
川端康成の雪国の一文が
思い起こされることには
全く己の頭もまだまだと
思う次第である。

それにしても高く積み上がる雪
歩けないではないか。


飛行機に乗り上空より見下ろす雪も
またひとつ良いものだ
施設やその背景を立体表現する
ジオラマを見ているような感覚
雪は鑑賞するだけで充分である
ことがわかった



多機能ボールペンをいただいた。
今日からたくさんの思いつきや
失敗と勉強内容…
手帳に記入していこう。


後援会長の加賀ちゃん先生より
義経公の小太刀を
二分の一にしたお守り刀を
受け取りました。
雨の中能楽堂の前までお越し
くださりました
感謝!


悪魔降伏

昨日より風邪で寝込みておる
己に克(か)つことが大事です




明日より四日間
東北地方の巡回公演に参加

青森弘前市
宮城県加美郡
宮城県仙台市

学生の皆様に
お楽しみいただけるよう
努めたいと思います。


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