先日、お願いしていた息子の袴を取りに、着物屋さんへ行きました。今回は七五三の袴着の為に作って頂きました。




子どもの寸法は小さいので、反物の生地が沢山余りました。「もったいなっ」と思っていたら、もう一つ作れるよと勧められました(但し同サイズ)…次男の時のために取っておくことにしました。


ちなみに、能楽の舞台用と、よくある馬乗り袴とは、仕立てが異なります。舞台用は、側面の両サイドのスリットが大きい、つまり足が見える部分の切れ目が深いのです。豆知識。

今回の袴も、念のため舞台用で仕立てました。



さて、主役のナオチカ(長男・4歳)は袴を見るや、また舞台に出るのか、など色々と心配していました。昨年、初舞台だった鞍馬天狗の花見稚児役では泣いてしまったので、ちょっと嫌な思い出なのでしょう。

その後、矢来能楽堂で高砂の独吟を披露して以来、舞台も稽古も乗り気ではありません。それどころか着物まで敬遠しています…


でも今回は、神様のところに立派に成長したことをご報告に行って、家族で美味しいご飯を食べるだけだよ、と教えました(説得した)ので、なんとか袴を履いてくれそうです。

本番の七五三、一悶着ありそうだなあ…いささか心配が尽きないのは親だからでしょうか。



そんなナオチカは他のことに関しては積極的です。このあいだも、見守ってくれる町内のお地蔵さんをお掃除してくれました。

お稽古や舞台をしない事に関して、お父さんとしては全くオッケーです。子どもに無理をさせて何一つ良いことはありません。今は工作や絵を描くことが好きなようなので、それを思い切りやらせてあげたいと思っています。

元気に健康で、ただ真っ直ぐ育ってくれることだけ望みで、それこそが一番嬉しいことです。

僕自身、自分のできなかったことなどを子に押し付けることがあるので、たまに夫婦で話し合って、考えをあらためています。人間は不完全ですなあ。(特に自分は)




不完全な私、今日から舞台続きです。毎年のことですが、頭が混乱しそうです。頑張ります!