「まんがで楽しむ能の名曲七十番」より
お酒のこと
大切な舞台の前には決まって断酒をするという話を聞きます。当然、翁を勤める時は精進潔斎と言って、男女の交わりや飲酒、肉魚を断ちます。私は未だ未だ翁を勤める立場にありませんから、その機会は暫く無縁なのだと思いますが…
今回の「乱」、もとは「猩々」という曲ですが、これはお酒が深く関わるお話です。
ご存知ない方は、the能ドットコムさんに分かりやすい解説がありますのでぜひご一読をお願いします。
曲中では酒を飲む型が出てまいります。ことに、和合之舞(双之舞)と置壺の小書になると、さらに酒を汲む・飲む動きが増えます。舞台上で、ジャンジャンお酒を飲むことになります。
つまり、豊嶋晃嗣さんと呑みまくりです。コロナ禍で実現できない飲み会が舞台で繰り広げられます。…ということで、今回の乱に向けて私は断酒しております。
活動報告
本年6月に「第30回記念 京都若手能」にて、金剛流能「乱-和合之舞・置壷」のツレを勤めます。常は猩々が1人のところ、今回は2人目がおります。ツレと言いましても両シテ扱いの大役です。応援宜しくお願い致します。
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6月19日に国立能楽堂にて能「清経」を舞わせて頂きます。舞金剛の清経を是非ご覧ください。他には山田純夫による能「西行桜」大藏吉次郎さんによる狂言「富士松」金剛流宗家 金剛永謹先生による仕舞「野宮」がございます。ご予約は以下のフォームからお願いしますhttps://t.co/8ecsRF2A5B pic.twitter.com/u3VG1r4D20
— 山田伊純 (@yamadaisumi) April 29, 2021
本年6月には、東京の家の会"潤星会"にて、能「清経」を勤めます。場所は国立能楽堂です。このやうなご時世ですが、ご興味おありの方は是非お越しくださいませ。
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こちらは金剛流能「雪」を無観客公演にて実施してYouTubeに掲載したものです。能楽をまだ観たことのない方に向けて作りました。(じっくりご覧になりたい愛好家には物足りないかも)
3/26 東京・水道橋 宝生能楽堂
宝生会 夜能 金剛流能「葵上-梓之出-」
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