_20200715_205506.JPG

本日は午前中から能楽堂に行き、打ち合わせが二件もあった。うっかりお昼ご飯を忘れる時間まで掛かってしまい、久しぶりに出ずっぱりの家に帰らない一日となった。夕方からは京都能楽養成会の本番(非公開)で、羽衣の地頭(謡のリーダー)と、舞囃子のシテを舞いました。

意識の違い
お客さんは居なくとも、演者同士の飛沫感染を少しでも防ぐための対策として、金剛流の地謡はマスクを用いた。また、先生(お家元)のご意向により、番組順ではなく金剛流の出番を全てまとめて先にさせていただいた。もちろん、マスクの飛沫感染防止は、限りなく意味のないことかもしれない。が、僅かでも可能性があるならば対策をする姿勢というのは、僕は必要だと思った。お許し下さった先生や養成会には大変有難い気持ちでした。できれば全員マスクが良かったとは思いますが…

今回の新型コロナに関しては、人によって意識の違いがものすごく分かれるところ。同業者でさえ、僕のような意見は、“意識過剰”と思われる方も沢山いらっしゃいます。然し、ここは意識過剰の人に合わせていただかないと困るところでもあります。家庭の事情や身体的な事情、色々な問題が個人にはあります。ここの妥協点は非常に難しいです。東京の宝生流のように、お客様の安全確保はもちろんですが、演者に対してもマスクは当然、囃子方や地謡の間にパーテーション、楽屋では万全な対策、これでもかというほど「実行」する必要があると思うのです。だって、これは永遠ではないから。



_20200715_205450.JPG