今日のニコラジゲストは映画監督伊藤智生さん。
AV界でもカリスマ監督TOHJIROさんとして有名な方。
聞けば30年前の第一回監督作品がリバイバル上映されているという。
「ねぇ、……死んじゃうと、生きてたことってどこ行っちゃうのかな……」
輝きを失った瞳で少女は視線もくれず青年に質問する。
この予告編を観た瞬間に、この作品は映画館でみなきゃいけないと直感。
場所は渋谷ユーロスペース
舞台を観劇するようにスクリーンに集中できる、サイズも程よい映画館でした。
レコードをジャケ買いしていた頃のように、自分だけの名作を探すにはこれくらいがいい。
ポップコーンも飲み物もいらない。
VRなんて誰も想像できなかった時代に当時30歳の監督は
この没入感をすでに映画に吹き込んでいたことにただただ尊敬。
自分の原風景と調和して能動的に刷り込まれていくこの感覚がたまらない。
この没入感をすでに映画に吹き込んでいたことにただただ尊敬。
自分の原風景と調和して能動的に刷り込まれていくこの感覚がたまらない。
言葉で仕事をしているせいか、言葉の少ない映画が好きです。
昨日たまたま北海道会という宴が東京であり、たくさんの道産子
有名芸能人やスポーツ選手、文化人、アーティスト達と楽しい時を過ごしました。
それぞれ職種は違えど、北の地から夢だけを抱え上京してきて
人生を賭けてここまで生き抜いてきた同士。
その翌日にこの映画に出会えたことはもはや必然。
生きていくのは大変だが、生きるって素晴らしい。
2/3までレイトショーやってます。
こういう映画こそ全国で観られる世の中が本当は正しいと思うのだけれど。