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まさか、小学3年生でバレるとは思ってませんでした。

 

あと数年くらいは、クリスマスが近づくと「サンタさん来るかな?来てくれるかな?」ってワクワクドキドキ。5年生くらいから「サンタさんの正体・・わかってるけど、一応サンタさんの存在には乗っかっておくか・・・」っていう微妙な時期。そして満を持して小学校卒業とともに真実を明らかに、みたいな流れかと。

 

今年の春位に、娘と車に乗っていた時でした。

娘が突然、ぽつりと、「あのさ、サンタってママだよね?」

 

・・・ん?どうした?って平静を装いつつも、顔中に「狼狽」って大筆で書かれていたと思うくらい心の中で焦りに焦りました。

 

「ウソウソウソ。まってまって。準備してない。コメント準備してない。どう返したらいいの。夢は壊したくない!でも嘘もつけないよ、もう!どうしたら!!!!!!!!」

 

って0.000002秒くらいの間に脳内でいろんな言葉が駆け巡りました

そのとき、娘がまた一言。

 

「ママテンで読んじゃったんだよね」

 

・・・・・あああああ。

もう、これは逃れられないわ。

ママテンとはママはテンパリストという育児漫画。

娘は大好きで何度も何度も読んでいます。

 

そういえば、確かにあった。

ごっちゃん(息子)がサンタに仮面ライダーのおもちゃをお願いして、それが人気で品薄で、お母さんがクリスマス前に必死でネットで探す回が。

 

よし。腹をくくろう。

そして「ほんとのこと知りたい?」って言いました。

娘の答えは、「うん。」

 

 

なので、まったく心の準備はできていませんでしたが、真実を話しました。そして、サンタはママとパパだったけど、今度はうたがもう少し大きくなったら、サンタになって、いままでのサンタの楽しい思い出を他の誰かにあげる番だからね。と。

 

 

この時はすんなり話が終わったのですが、いざクリスマスが近づくと、いやあ、ほんっと、やりにくい。サンタが私とバレてるから、プレゼントもらえないのかと思って、なんかおどおどしてるし。プレゼント欲しさに今更「そういえばサンタさんくるかな」とか言い始め、「わたしまだサンタさん信じてます、あの春の日の会話はすっかり忘れました」的な小芝居始めたりして。いやいや、私だって言ったじゃん。ママテンも読んでるじゃん。あの後も、何度も読んでたじゃん。

 

こっちも、どう切り出していいか悩むし、なによりプレゼント何が欲しいのか言ってくれないからわかんない。どうしたらいいんだ???

 

いや、クリスマスの準備にこんな風に悩むのはアホらしい、楽しいクリスマスのはずなのに!と思ったので、ちゃんと話すことにしました。

 

 

これは私なりの考えだけど、と前置きして

 

今まで、ゼロ歳から8歳のクリスマスまで、毎年楽しかったの覚えてる?

サンタさんくるかなって用意して、ワクワクして、朝起きたらプレゼントがあって、楽しかったよね?

それは、ママとパパが、うたに「楽しんでほしい」っていう気持ちがあったから、サンタさんになって準備をしてたの。

 

そういう、「楽しいクリスマスを過ごしてほしい」「ハッピーになってほしいな」っていう気持ちがあるから、誰かが他の誰かのためにサンタさんになって、その人がまた他の誰かのサンタさんになって・・・って、受け継いでいくのね。


だから大昔からサンタさんはいるの。

ママの、パパとママやおばちゃん(同居してた母の妹)も、ママのために楽しいクリスマスの思い出つくってくれたし、それをママは受け継いで、いままでうたのサンタさんしてきたの。

 

わかるかな?

だから、サンタさんっていうのは、世界中のいろんなひとが誰かに、「楽しいクリスマスを過ごしてほしいな」って思ってる気持ちなの。

そういう気持ちのことを「サンタさん」って言うの。

だから、サンタさんは嘘じゃない。

サンタさんっていうひとりの人はいないけど、サンタさんは世界中にたくさんいるの。

 

こんな感じのことを、娘に伝わるように言いました。

簡単な言葉を選んだつもりだけど、難しかったかなー。伝わってくれるといいなと思います。

(あと、これ知った人が他のお友達にバラしちゃうのはルール違反だからね、ってのも念押ししました。)

 

 

アメリカで1897年に、8歳の女の子の質問に答えた新聞社の社説を本にした、「サンタクロースっているんでしょうか?」にも、すこし通じることが書いてあります。

 


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「この世界でいちばんたしかなこと、それは、子どもの目にも、おとなの目にも、みえないものなのですから」


「世の中にあるみえないもの、みることができないものが、なにからなにまで、人があたまでつくりだし、そうぞうしたものだなということは、けっしてないのです」


「サンタクロースがいないですって? ― 千年のちまでも、百万年のちまでも、サンタクロースは、子供たちの心を、いまとかわらず、よろこばせてくれることでしょう。」

 

 

去年読んだときはまだ、サンタさんのことを実在する人として信じていたと思うので(そのころもすでにママテン読んでたから疑心暗鬼ではあったと思う。今思うと。)、あまり理解できなかったかもしれないけど、今年はちょっとまた違った気持ちで読んでくれるかもしれないな。

 

 

と、いうことで、今年私はサンタ業務から卒業しました。

ちょっと寂しいけど、気は楽!!!

娘が学校行ってる間にラッピングして、ツリーの下に置いておこう-っと。夜はぐっすり寝れる!って思ってたら・・・・・今日、クリスマスイブの朝。

 

 

 

「ママ、やっぱり、ワクワクしながら寝て、朝びっくりしたいから、プレゼントは寝てる間にこっそり準備しておいてね!!!!!」

 

 

・・・どうやら今年もまだ、卒業できなさそうです。

バレてるのにサプライズ感欲しがるとは。

 

 

わかってはいるけど、信じていたいんでしょう。

ワクワクしたいんでしょう。まだ9歳ですもん。

 

 

では、サンタ業務のある皆様、お互い頑張りましょう。

あと、育児漫画には注意です。




メリークリスマス!