もうすぐ僕が初めて書いた小説が書店に並びます。
ついに小説家デビューということで、今とても特別な気持ちです。
なので発売前の心境をしたためておこうと思い、ブログを書き始めています。
ちなみに「したためて」って書き記すって意味ですが、漢字にすると「認めて」なんですね。みとめてって読みそうですよね。
はい。
小説『夢工場ラムレス』を書き始めたのはちょうど二年ほど前のことでした。
これまでにも小説を書いてみたいと思ったことはありましたが、書くとしても何を書けばいいのか、そしてどうやって書けばいいのかも分からず、実際に書き始めることなかなかできませんでした。
そんな頃、ツアー中にホテルに泊まった時に『夢工場ラムレス』の元となるアイデアがふと頭の中に浮かび上がりました。
その時は、夢と現実をつなぐ扉の存在、そして夢というものがどのようにして作られるか、というくらいの漠然としたものでした。
それからなんとなくアイデアだけは書き留めておきながら、ゆっくりと想像を膨らましていくと、どうしてもそれを具現化してみたいという意欲が生まれてきました。
最初は、それこそ何のソフトを使って書けばいいのかとか、そんなところからの始まりでしたが、書き始めると、その「扉」というアイデアから、書きたいことがどんどんと溢れ出してきました。
登場人物たちをよりリアルにしていくために、必要なところは人に話を聞かせてもらったりと、いわゆる取材と呼ばれるようなこともしました。
何かを表現するのは楽しいことです。
特に僕にとって、物語を作ることは本当に楽しいことでした。
最初にドラムを叩き始めた頃のように、誰に言われるでもなく、ただ楽しいから書く、ということを続けて来ました。
そうして出来上がった物語に、惚れてくださった方がいました。
それが、今回出版させていただくKADOKAWAの出版社の方でした。
ミュージシャンが書いたとか、そんなことを抜きにして、ただただ僕の書いたものを面白いと言ってくれました。
きっと読んだ人はみんな面白いと言ってくれるはずだと、心から信じてくれています。
自分が書いたものを好きだと言ってくれる人が、たった一人でもいるなら、もう怖くないと思いました。
僕は、本を「読む」ことが好きでした。
それに心を動かされたことが何度もあります。
でも、本を「書く」ことは僕を救ってくれました。
発売前なので、読んでくださった方にとって、どんな作品になるかはまだわかりません。
だけど『夢工場ラムレス』は、僕の環境や、少なくとも僕自身の心を支えてくれた大切な一冊となりました。
どうか楽しんでもらえると嬉しいです。
SNSやサイン会などで、また感想など聞かせくださいね。
ではまた◎
ついに小説家デビューということで、今とても特別な気持ちです。
なので発売前の心境をしたためておこうと思い、ブログを書き始めています。
ちなみに「したためて」って書き記すって意味ですが、漢字にすると「認めて」なんですね。みとめてって読みそうですよね。
はい。
小説『夢工場ラムレス』を書き始めたのはちょうど二年ほど前のことでした。
これまでにも小説を書いてみたいと思ったことはありましたが、書くとしても何を書けばいいのか、そしてどうやって書けばいいのかも分からず、実際に書き始めることなかなかできませんでした。
そんな頃、ツアー中にホテルに泊まった時に『夢工場ラムレス』の元となるアイデアがふと頭の中に浮かび上がりました。
その時は、夢と現実をつなぐ扉の存在、そして夢というものがどのようにして作られるか、というくらいの漠然としたものでした。
それからなんとなくアイデアだけは書き留めておきながら、ゆっくりと想像を膨らましていくと、どうしてもそれを具現化してみたいという意欲が生まれてきました。
最初は、それこそ何のソフトを使って書けばいいのかとか、そんなところからの始まりでしたが、書き始めると、その「扉」というアイデアから、書きたいことがどんどんと溢れ出してきました。
登場人物たちをよりリアルにしていくために、必要なところは人に話を聞かせてもらったりと、いわゆる取材と呼ばれるようなこともしました。
何かを表現するのは楽しいことです。
特に僕にとって、物語を作ることは本当に楽しいことでした。
最初にドラムを叩き始めた頃のように、誰に言われるでもなく、ただ楽しいから書く、ということを続けて来ました。
そうして出来上がった物語に、惚れてくださった方がいました。
それが、今回出版させていただくKADOKAWAの出版社の方でした。
ミュージシャンが書いたとか、そんなことを抜きにして、ただただ僕の書いたものを面白いと言ってくれました。
きっと読んだ人はみんな面白いと言ってくれるはずだと、心から信じてくれています。
自分が書いたものを好きだと言ってくれる人が、たった一人でもいるなら、もう怖くないと思いました。
僕は、本を「読む」ことが好きでした。
それに心を動かされたことが何度もあります。
でも、本を「書く」ことは僕を救ってくれました。
発売前なので、読んでくださった方にとって、どんな作品になるかはまだわかりません。
だけど『夢工場ラムレス』は、僕の環境や、少なくとも僕自身の心を支えてくれた大切な一冊となりました。
どうか楽しんでもらえると嬉しいです。
SNSやサイン会などで、また感想など聞かせくださいね。
ではまた◎