月別アーカイブ / 2016年11月

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明日の朝、東京の海っぺりにあるデカい駐車場のような場所に行く。そこで俺の顔写真を貼った手帳を狭い箱の中にいるおっさんに提示して、ドローンの人間乗れる版みたいなのに乗り込む。12時間くらいかけて、時間が過去に戻っちゃって、俺たちが住んでいる丸っこい惑星の左上の方に到着する予定。

到着したら、面識のないおっさんの運転するクルマに乗って、いつもコンビニとかで使ってるのとは一風変わったデザインの紙を数枚出して、過剰分は丸い金属製のヤツで返してもらうことになる。現地ではプラスチックの板を出せば誰でも寝られる、石を積んで1877年に作られた建物で寝ることになる。

というわけで、明日は羽田からParisに行く、というのを極端に話が下手な人の説明で聞いていただきました。

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自分は何も知らないのだ、と口が甘辛くなるほど自分に言い聞かせる。ある大企業の女性経営者が「会議に出ているメンバーの中で自分が一番無知であると思って臨み、発言すると言っていた。まさにこれ。

俺が知っているのは世界中で起きていることの、ほんの一部でしかない。狭い専門分野に限っても俺のような若輩者のハゲより多くの先達がいる。だとしたら自分が何ほどのことを言えるのかと思う。

じゃあ何も言えなくなっちゃうじゃんか、とは思うんだけど、だからこそ自分に関わることしか言わないようにしている。「俺はこう思ってこうしている」と書けば、それほど大きくはズッこけないものだ。どんな分野においても「俺は知ってるけどお前らは知らないと思うから正しいことを教えてやろうか」というトピック反応型の門外漢はよくいる。

今日の朝は友人と「知識や経験が豊富な人ほど、知らない分野があることを理解できるから謙虚である」という話をした。「知ること」は、知らなかった昨日までの自分を恥じることであり、お前らこんなことも知らないのかと言い募る人は「俺、知りたてのホヤホヤ」を露呈することとなる。

そう書くと「ああ、ソクラテスの無知の知ね」と言われちゃうんだ。そうやってソクラテスと面識もないのに簡単にキーワードだけで片付けんなよと思う。

てなわけで今日は人生の少し先輩、体験や経験で言うと極端な先輩である二組のご夫婦と六本木で食事。4人とも顔を知られている方々なので、俺が最後に店を出る時に「あ、こいつだけ何でもねえヤツだ」と通行人にガッカリ顔をされたことをここに記す。ほっとけ!

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