月別アーカイブ / 2015年10月

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daily portrait and still life  毎日の人と物。

不思議な場所で不思議な集まり。会議室からBAR、さらに不思議なBARへ。思ったことを振り返るためのメモとして忘れないうちに書いておくけど、仕事と生き方は不可分なもので、自分にとってそれがデザイン。だから他の誰かについて語ったり比べたりするのは、他人の生き方に介入することでもあり、とても苦手だ。

自分のやっていることは取るに足りなくて、それがそのまま生き方の小さなサイズを表している。ただそれをまったく不足には思っていなくて、むしろ努力や苦労をカジノのチップとして掛けたのだとしたら、有り難くて申し訳ないほどのリターンを受けたと思って感謝している。

だからそろそろデザインから受け取り続けるばかりだった恩恵を、何かしらのカタチで還元しなくちゃいけないのかなとも思う。俺に教えられることなんかたいしてないけど。シーズンに50本ホームランを打っている若い選手に、生涯で20本しか打ったことがない老いた打撃コーチが、何をどう教えられるのかにとても興味がある。

教えるなんてことは本当に畏れ多いし、ホームランの打ち方はわからないけど、ロッカールームでは窓側の方が湿気が少なくてグローブがカビないよ、くらいの知恵は教えられるのかもね。セコいけど役に立つ情報っつーか。

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今日は楽しそうで真面目な集まりがある。プロ野球で言うと名球会みたいなメンバーの中で自分の役割は何なのか、あるのか、に直面するはず。ちょっと気が重い部分もある。

サイコロをふるといつも「成功」の目が出る優秀な人はラッキーなのではなくて、六面に彫刻刀で成功の目を刻んでいるものだ。「何度ふっても出ないんだよなあ」と言うのは、自分のサイコロをよく見たことがない人の言い訳であることが多い。

成功の実績を積み重ねてきた人にはそれぞれ独特のメソッドがあって、誰にも真似はできない。人からインスタントにコツだけを学ぼうとする人はここがわかっていないし、立派な人と知り合いだということには何の意味もない。もしそういう人と出会ったら力量の差を感じて、貧乏くさい20畳くらいのリビングの片隅に縮こまって凹んでいる方がよっぽど健康的だ。

前にも書いたことがあるけど、新人アイドルがブロードウェイの舞台を観た感想で「私もこの舞台でやりたいですう!」と言う。前衛音楽のような音程で歌っているくせに、だ。ブロードウェイのような場所を目の当たりにしたらまずは凹むべきだ。その後の努力と成長は人それぞれだから未来は知らないけど、まずは実力の差がわからないと。

50歳を過ぎてもまだ部屋の片隅でそれを感じなくちゃいけないのかと、今日は凹むことになりそうです。とりあえず、おはようございます。

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