月別アーカイブ / 2015年03月

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美しい女性モデルの撮影が延期になり、ぽっかり空いた時間でホームレス小谷の本の表紙撮影。

夜はミッドタウンでタップダンサー熊谷和徳さんのライブがあった。リリカルというのかな、グルーヴとニュアンスのあるパーカッションとセッションするタップの迫力。いいもの観た。結局プラスの気持ちで終わった一日でした。

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高校2年で写真部に入り、それから酢酸の香りのする青春を過ごした。父親がCanonのF-1とA-1、55mmF1.2と300mmF2.8を買ってくれた。ブルジョア丸出しだ。プリントは好きだったけど、今から考えるとその時撮っていたのは写真などとは言えず、価値ゼロ以下のものだった。「シャッターを押すと写り、フィルムを現像してプリントすると写真になる」くらいしか理解できていなかった、思い出したくもない時代。


デザイナーとして会社に入ってみると、バリバリのプロフェッショナルと仕事をするわけで、自分は写真を撮らなくていいと思うようになった。ロケに行くと、たとえ記念写真であろうとカメラマンの前でカメラを出すというのが失礼な気がして、カメラもカビだらけに。自分の写真すらない、写真ゼロ時代である。


ホンマタカシさんとヨーロッパにロケに行ったとき、コンタックスを買って持って行った。ホンマさんが隣で写真を撮るのを見ていて、なんつーか写真って結構自由に撮り散らかしてもいいんだな、と感じた。


それから呆れるほどの勢いで写真を撮るようになって現在に至るんだけど、大昔にモノクロのプリントをしていたことはムダではなかった。モノクロの覆い焼きや焼き込みをした経験でPhotoshopを使うのと、デジタルレタッチスタートでは何かが違うと思っている。


今、朝から晩まで写真を撮っていて激しく感じるのは「20年近くも空白があった」という後悔で、その分を必死に取り返そうとしている。同世代の写真家よりそれだけ遅れているのだと思うと悔しいけど、人の6倍もやればいつかは追いつくだろう。


写真は45R、銀座百点。服がシンプルなワンピースだったのでスヌートで撮ってみた。

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桜を見るとグッとくる。俺はやはり日系人なんだなあ。(毎年言うやつ)

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