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誰の責任を問うつもりもなく、ひたすら切ない気持ちで一日を過ごした。お子さんを亡くした親御さんは当然のことながら、あの展示を行った学生たちも想像できないほど辛いはずだ。

俺はここ数日間、毎日「TDWに来てくれ」とここに書いてきた。休日はお子さん連れも多く、その人たちが事故に巻き込まれる可能性があったかと思うとやりきれないし、責任も感じる。

俺は現場ブースで人物撮影をしていたが、自分の目の届かないところは責任が持てないので、何もないとは思うが毎日モノブロックストロボを持ち帰っていた。最近のストロボは発火・爆発などはほぼしないんだけど、知らない誰がどう触るかわからないところに機材を放置することはできない。これは無意識の行動に近く、撮影の現場で微かな危険の兆候を感じた何十年かの経験によっている。

撮影でもタングステンなどの加熱しやすい照明機材に可燃物は決して近づけないものだけど、後から「あれは引火しやすかった」と批判するよりも、学生などアマチュアの展示にはプロの経験によるサポートが必要だったのだろうと、結果が悔やまれる。

台北のタツヤからメッセージが来て、何も言わずサプライズで最終日に観に行こうとしていた、と言われた。サプライズの種類が変わってしまったが、遠くからわざわざ来てくれたたくさんの人たちと、いいイベントだったと言って終われなかったことが残念でならない。

写真は向かいのブース、中国から来たプロダクトデザイナーのチーム。おはようございます。