85年は阪神タイガースファンにとって鼻高々となった年。
でも、80年代ずっと強い阪神というわけではなく、負け越しが多かったような記憶。
ちょうどこのころ、親父と一緒に藤井寺で近鉄、大阪球場で南海、西宮球場で阪急、そして甲子園と、いろんなところに連れていってもらって、結局阪神のあの感じと、近鉄のあの感じが好きになって阪神と藤井寺によく通うようになりました。

とりわけ阪神。
タイガース子ども会で内野が無料になるということもあり、本当に三連戦すべて通うくらい行ってました。何をしに行ってたか?って、多分、応援というアトラクションを楽しみに行ってたんです。
外野席に一番近いところに陣取り、あのライトスタンドの盛り上がりが楽しく楽しくて。
野球自身が面白いのもあるけど、真弓の、吉竹、掛布の、バースの、岡田の、北村の応援歌のふりを覚えて、セリフを覚えてみんなでワーワー言うたり、相手ピッチャー交代で蛍の光歌ったり、カウントツーストライク後の投球に合わせて「うーーーーーーーーー三振!!!」言うたり、当時やから汚い言葉クソみたいなヤジもいっぱいあったけど、勝手も負けても帰りの電車で騒いだり。まだ当時は風船なかったんちゃうかなぁ。とまぁ、そんな感じ。
それでも、勝とうが負けようが関係なく楽しんだ。

負けた時、みんなそりゃ文句ばっかり言うんですよ。ほんまに。クソみたいに。おれも含めて。金返せとか(厳密に言うとおれは払ったにいんですけど)社長があかんとか、もうあいつクビやとか。阪神電車乗らんと帰るとか(実際は乗る)
でも、クソみたいに言いながら、「顔は笑ってる」んです。ほぼ全員。

笑ってるんです。
負け戦をアテにして飲む。アテにして楽しんでる。

愚痴も、怒りもエンタメ化してる。で、つぎの日カラッとしてる。

あるサッカーチームを見て、「???」って思いました。

激しく応援するから、町をあげて盛り上がる。でも怒り方もハンパない。負けただけで全員が意気消沈する。おかしいことがあれば徒党を組み、喧嘩をし、クラブを死地に追い込もうとする。
サッカーは戦争という言葉で片付ける。
なるほどねー。
でも、すごく違和感を感じた。

すべてのクラブでないことは理解しています。
それでも、勝ち(楽しい)負け(楽しくない)で楽しさの振り幅がデカイ。

負けの咀嚼と、怒りのエンタメ化が出来てないなぁと、今では感じます。

スポーツなので絶対に勝ち負けがある。
そこをおろそかにしたら、もうレクリエーションです。勝ち負けは大事な要素。

でも、一流のスポーツファンは
負けすら《怒りのエンタメ化》できるチカラを持っていると思います。

なんか、最近
笑う、と、怒るの溝が深まってるような気がします。

怒りながら笑う。

「〇〇やんけー!!あほーーー!!ええ加減にせえ!もう知らん!!!!ほんまに〜(笑い)」

最後の(笑い)がない。
これを持ってるのが、一流のスポーツファンやと思います。

この一流のファンをたくさん作れるチームが強い(勝ち負けとはちがって、クラブ力という意味で)んだと思います。


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20点とれ!

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子ども会特典

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これ、持ってた。
よう考えたらかぶることあれへん。