夜中から雨模様
微かに聞こえる雨音を子守唄に
うつらうつらと眠りの淵に落ちる

深夜の携帯の通知
寝ぼけた眼で確認すれど
「やっぱりね」
なんてめんどくさくなる

少し痺れた指で開いた画面に
美しく並べ立てられた文字…
そこに存在する世界
ぼやけた脳はクスリと笑う

時間を無くしたかのようにそこにある
変わらず変われずのままのその世界…

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夕方晴れた空

今読んでいる本に書いていた

体はただの入れ物で
感情だけが確かな自分

そうね…

青い闇に溶けて体を見失っても
残る感覚だけが私なんだとしたら
穏やかに眺めている私の心は
きっともう融解したのだろう…



ただ
その心の淵を知らずのままで…