月別アーカイブ / 2018年06月

Skype講座 単発受講できます。
6月14日(木)20:00~21:00 惑星・前編
6月19(火)13:00~14:00 惑星・前編
18-05-27-00-45-25-771_deco.jpgこれは個人的なタロット占いの結果を記録したノート。

魔女の家Books「タロット教科書第1巻」でマルシア・アマシーノさんが「タロットを学ぶなら結果を記録しておくように」とすすめていたので素直に従ったというわけです。

学生時代はけして勉強家ではなかったのですが、占いに関しては素直に愚直に学ぶ気になるのですから不思議です。

マルシア先生の指導の甲斐あって、このタロットノートは占い師として腕を磨くうえでとても役立つものになりました。

まず、記録しておけばどんな質問をしたのか、どんなカードが出たのかがわかります。

またカードをどう読んだかを言葉にして、適当な長さにまとめる練習にもなります。

最後に、後日あきらかになった結果と照らして、カードは何を象徴していたのか、自分はどんな風にそれを感じていたのかを振り返ることが出来ます。

ちなみにこのノートをつけはじめたときは占い師になろうなんて夢にも思っておらず、ノートのはじめにはまったく別の仕事、別の夢について占った記録が残っています。

「適正なし、実力もなし、気の迷いで夢を見ているだけ」とせせら笑うような結果に腹が立ったこと覚えていますが、いま振り返ると大当たり。

後日占い会社にはじめて登録したときは「伸びない会社、頼れない経営者、技量も不足。でも将来は大きな実りで一財産築く」。

果たしてその会社は数ヶ月後に経営者が個人的な相談で電話を掛けてくるようになり、数年後に廃業となりました。

その後も私はあちらの山、こちらの谷を歩きながら少しずつ占い師として成長し、今日まで仕事を続けてこられましたから、いまのところ当たり続けているといえるでしょう。ハッピーエンドを信じて気長にコツコツがんばります。

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6月14日(木)20:00~21:00 惑星・前編
Screenshot_2018-05-13-04-42-40.jpgミントグリーンに黒猫がキュートなタロットアプリ。正位置の大アルカナのみで解説もシンプルなのですが、デザインも解説も余計なものがないところが気に入って、もう何年か使っています。

Webの無料占いでは「白い犬のタロット」「黒い犬のタロット」がお気に入り。特に毒舌気味の白い犬はなかなか鋭いことをいいます。でもスマートフォンでは上手く表示されないので徐々に黒猫を呼び出すようになりました。

卜占は完全ランダムでこちらの意向はお構いなしというコンピューターの性質と相性がいいので、DS占い生活先生をはじめお気に入りの占いソフトは重宝しています。

ちなみに上の画像は波乱を呼ぶ話題が出たときのもの。私はその場では少数派だったのでいくつかの関係に波風が立ちました。これでよかったの?と黒猫に尋ねたところ、「これは転機」と未来に運命の輪が。その後まもなくこのときの決定をきっかけに新たな出会いが次々に訪れました。黒猫にはちゃんとわかっていたんですね。

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6月14日(木)20:00~21:00 惑星・前編
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Twitter質問箱によく来る質問に女神の名前の小惑星をどう解釈するかというものがあります。

そもそも西占星術は性社会で優位な立場にある男性によって研究されてきました。そのため天体の性差にも偏りがあり、月から冥王星までの10天体中、女神の名前が冠されているのは月のアルテミスと金星のヴィーナスの2つだけ。

男性天体は太陽、火星に加えて木星、土星が用意されていますが、女性天体は月と金星のみで、年齢域から考えると女性は乙女になり(金星)妻(月)になる以外の役割以外は用意されていませんでした。言い換えれば女であるとは男という主体の娘か恋人か妻であるという意味です。

(一方男神や男性は独身であっても家庭を持たなくてもことさら異常な扱いは受けません!)

さて、いわゆる四大小惑星、パラス、ベスタ、ジュノー、セレスが発見されたのは1801年からで、海王星が発見された1846年より前でした。しかしこれら小惑星には担当するサインも与えられず、ようやく脚光を浴びたのは1970年代、女性差別解消運動が世界的に盛り上がった時期のことです。

引用した画像は星見当番さん所有の「女はみんな女神」から(ジーン・シノダ・ボーレン著。日本語版は絶版ですがPDFで全文読むことができます)。
一覧の中にはベスタことヘスティア、パラスことアテナの解説がありますが、アルテミス、アテナとパラスに「うちとけなさ」とあるのにご注目。この女神たちはいったい誰に打ち解けなかったのでしょうか?
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そのヒントは表の左にある「処女神」というくくりからわかります。

軍神でもあった知恵と戦略の女神アテナは数々の英雄を勝利に導き、竈(かまど)の守り神であったヘスティアはオリンピック聖火でおなじみの聖なる火を守る神として古代ギリシアのすべての都市の中心に彼女の祭壇として暖炉が設けられたといいます。

アテナもヘスティアも多くの神々と議論を交わし、数え切れない人々の祈りを聞いたことでしょう。

同時にこの二人はまた類い希なる美貌で知られていましたが、並み居る求婚者をすべて断り、各々の天命に従ったことでも有名です。つまり彼女たちが打ち解けなかった相手とは彼女を妻や恋人にしようとした男神に対してなのです。

処女神アルテミスも美貌で名を馳せていましたが、狩猟の神として勇ましさで知られ湯浴みをのぞいた男を犬に変えて獣に襲わせるといった残虐な報復で有名。

能力が高く自立して職務に忠実、色恋に興味が薄く、男になびかず、場合によっては容赦しない。

こうした特徴を持つ女神に軒並み不吉なキーワードをつける解説者があらわれたのは女神たちが不吉で禍々しい存在だったからではありません。占星術の仕組みを同時代的な男性社会の枠組みと一致させることをよしとする人々がいたからです。

そうした人々にとっては男は強くたくましく、女は淑やかで美しく、男と女は愛し合うことが宇宙のことわりに思えたことでしょう。だからこそそこから外れた女神たちには「オールドミス」「義務に縛られる」「極端に内向的、打ち解けない」という解釈が生まれたのだと思います。

しかしギリシア神話そのものが女神たち、また女性たちのすべてがそのような生き方をしていたわけではないことを示しているのは興味深いことです。

誰彼かまわず襲いかかって子を孕ませていた男神たちが「やるならおまえの命は終わり」と平素から示していたアルテミスやアテナを襲わなかったように、現代も性暴力に断固抵抗するぞと周囲に知らしめている女性がいます。

アダムの最初の妻リリスはアダムを作った神から押し付けられた妻としての在り方に抵抗し、楽園から追い出されました。現代ではこうした女性の生き方も否定されるべきではないとより広い視点で物事を考える人々が増えています。

松村潔先生の「完全マスター西洋占星術」に寄せられた芳垣宗久先生の「四大小惑星」というコラムは、こうした背景を考慮された現実的で興味深いものでした。女神たち、またリリスに関する不吉な解説に脅えるみなさんにぜひ読んでいただきたいと思います。

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