「スケジュール的に、もう絶対行かへんやろ」


そうタカを括っていた2016年12月、僕はそんな風に口走っていた。


だって、冬が過ぎて春が訪れれば、アルバムを発売することは決まっていたし、

年明けにはすぐにでもレコーディングを始めなければ間に合わないかもしれないのに、半チェインのツアーはあるし、それが終わればGet Acoustic Soulが待っていた。


しかしクリスマスを過ぎた頃、サンタクロースからのプレゼントは届いたのだった。

 

「ロサンゼルスに行きます。ESTA申請をしてください」

しかもその日程は、


2017.2.4〜2017.2.11


そう、Get Acoustic Soulの大阪編が2月3日、東京編が2月12日。

ライブの間にビッチりと、これ以上なくすっぽりと、挟まってしまっているではないかーい。


というわけで、ロサンゼルス弾丸ツアーを敢行。

しかも渡ロスメンバーは僕一人だった。


G.A.S大阪編を終え、翌早朝の新幹線で東京へ。そのまま自宅へ帰らず成田へ直行。

チェーマン分だけドルに替え、いざパツシュツ。
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2年ぶりのL.Aの空はやはりどこまでも青く、心の隅まで爽やかな風が吹き抜けた。

僕はこの地で二人のトップライナー(※5/10のブログ参照)に出会い、セッションし、計10曲のメロディラインを作ってきた。


「Fresher」はそのうちの一人"Davy"と作った一番最初の曲だ。

彼はゴキゲンな黒人で、ノセればノセるほど次々と最高のメロディが溢れ出てきた。

互いのアイデアがアイデアを生み、閃きの連鎖が驚くほどのスピードで連なっていった。
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彼は健康マニアで、ダンベルでも入ってるんじゃないかという超重量級のカバンには、大量のサプリメントがパンパンに詰まリングだった。


という身の上話をする頃にはとっくに「Fresher」の原型は出来上がっていた。時間にして1時間かかったかどうか。

このメロディを生み出す土台となったトラックは実は日本で佐藤が作ったものだ。

もともと佐藤が作ったメロディを全て取っ払い、そこに新たにメロディを載せ替えたのだ。

決して佐藤の元メロが悪かったわけではないのだ。駄菓子菓子。なのだ。


なぜそんなことをしなければならなかったのか、それは別の曲の時にお話しよう。
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イントロのループフレーズは佐藤の原曲にインスパイアされた部分もあったかもしれない。

印象値を最高まで高めるために、曲のド頭を練り、ネリネリ。辿り着いたのがこれだ。

21年目のUNCHAINをフレッシュにするために不可欠なフレーズだったと思う。


「It's time to be my lover!!」

この音楽がみんなを何度でもフレッシュにさせる。そうなってほしい。


Vo.Gt 谷川