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単純に思春期だった
まだ十代の私は
想像では無敵だった
足りないものばっかりで

メジャーデビューから5年。
2019年は私にとってそんな年だ。
思い返してみると「メジャーデビューが決まりました」
とお知らせをいただいた時
すでに私はメジャーデビューを諦めかけていた。
15才の時大阪に出てきた時はあんなに、
もっというと10才の時長崎の地での真夏のオーディション会場ではあんなに
「私ははやく、はやく歌手になって、」
と息巻いていたのに。

曲の作り方などわからなかった。
いい曲とはなにか、全くわからなかった。
好きな曲がいっぱいあった。
こんな素敵な曲をいつか、
私が救われたように誰かが救われるような曲をいつか、
私も書けるようになれたらいいなと思っていた。
しかし私はいつか、いつのまにか、
曲を書くという行為そのものに救われていた。
好きな曲が書けた。少しずつそれは増えた。
インディーズで、3枚のミニアルバムを出した。
もうこれで私は終わるかもしれない、と思いながら1枚のフルアルバムを作れた。
この後どんな曲を書けばいい?と思いながら、
少しずつ「すき」だけではガソリンが足りなくなってることに気付きながら、
3枚組のシングルができた。

そんな後で、メジャーデビューのお話が出た。
私は24才。
忘れかけていた頃だった。
「私ははやく、はやく歌手になって、
  人が感動するような歌を歌いたいです。」
幼い頃から持っていた夢ってそういうものだった。
そんな夢が、家族を繋いでいた。
ひとつの居間で、
ひとつのテレビを囲んで歌番組を観ていた。
ひとつの車の中で、みんながひとつの歌を歌っていた。
それで私が夢への切符をつかんで、
その家を出てって、ひとつが終わった。
夢は私のワンルームについてきて、
元いた家には家族を繋いでいた夢がなくなった。
みんな応援してくれた。
私はがんばって、みんなのところまで飛び続けられる力を持った歌が作れたらと思った。

大阪での生活がしばらく続いて、私の家がしっかりそこになって、
私の家にはララちゃんがいるってことが当たり前になって、
家族がそれぞれ新しい夢を見つけ始めた頃、
実家の存在が必要なくなってしまった。
私は母を大阪に呼び寄せ、実家を引き払った。
幼い頃からの家財道具やら大きな電化製品が乗ったトラックが駐車場を通って離れていくところを見送って、
空っぽの実家で眠る夜、寝る前に「ふれたら消えてしまう」のPVが届いて、それを観てから眠った。

メジャーデビューを目前にした時は、
「すき」だけじゃ足りない感じがして私は
誰かに必要とされる歌を作らなきゃと思った。
いったいどんな曲がそうなんだろうか。
とにかく私ならわかってあげられるかもしれないさみしさみたいなものに
形を作って息を吹き込んであげることで
どこか隅っこで誰にも言えずに抱えている思いに名前をつけてあげられるかもしれないと思った。
つよいつよい歌を求めていた。
そうじゃないと、おっきな声で私は歌えないと思ったから。
FARっていう曲は、そんなつよいつよい歌ではなくって、
とにかく、実家がなくなった時の気持ちを歌にして、
自分が救われるための歌だった。
誰かのことなんて考えられないまんまで書いた。
だからずっとこっそりずっと持っていて、
ある時
大阪に来てからずっと寄り添って歩いてくれている佐藤マネージャーに聴いてもらったら、
この歌好きですって言われた。
大阪に来てからずっと寄り添ってくれている存在って、ララちゃんと佐藤さんくらいなのだ。
それで、よけいに、つよいつよい歌って何だと思った。
私なんかが音楽みたいな大きな存在相手に、つよさとか、力とか、コントロールできっこないのだ。
この曲で、そんなことに気づいた。
強烈に心が動いて書かずにいられなかった曲だった。
私はどんなつらいめにあったとしても、強烈に心を揺らし続けて曲を書く以外にないのだ。

みんな生きてて大人になってく過程でいろんなことが起きるので、
そんな中で私はむしろ歌が生まれてそれがアルバムになって、
そうやって生きていけることってとてつもなくいいことです。

今日は2月発売の「F.A.R.」というアルバムから
配信リリースでFARが皆さんのお手元に届き始めました。
さみしいアルバムなんだけど、
そういう人にこそ届いてほしい1枚です。

https://itunes.apple.com/jp/album/id1448974919?app=itunes&ls=1

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弾き語りツアーが終わりました。


たったひとりのワンマンライブ vol.3

good-bye stereotype tour


"たったひとりの"ワンマンライブって

そりゃワンマンなんやから、たったひとりやろってゆわれたらそれはそうなんですが、

バンド編成とか、

Lazward Pianoの2人編成のワンマンライブがある私としては

たったひとりでステージに上がって、アコースティックギターだけで歌う空間は

たったひとりでみなさんと向き合える大切なワンマンライブなのです。


これまでは弾き語りではキャンペーン以外ではあまり多くいろんな場所を回れませんでしたが、わたしの地元久留米も含めて、今回は全9か所。

お越しいただいたみなさま。

どの場所も、わたしにとっても色濃く胸に刻まれるライブとなりました。

本当に、どうもありがとうございました。



そして、

"たったひとりの"といえど、関わってくださったスタッフさん、イベンターさん、その日の会場でお世話になったスタッフさん、みなさんにもれなく心から感謝します。どうもありがとうございました。




いやーーー たのしかった。


わたし、不安症なので

何をする時もわりと不安なんですが。

はじまるまでは本番が近づいて本番の朝まで毎朝吐くくらいゴエーっと緊張状態になってしまうんですが。

いつも通り過ごしてるつもりなんですがそんな感じになっちゃうんですが、


いざ始まって、演ってるあいだ、結局ずっとたのしかった。


ひたすら。ありがとうございました。



そして、そして、

新しいライブも発表になりましたね。

そう!


2 0 1 9 年!

Lazward Piano -凍てついた星座-


の開催も発表になりました!


それから

2019年年明けには!!


なんと!

Lazward Piano の


初の!


映像作品もリリースになります。

パチパチパチパチパチ


しかも!

みなさんに兼ねてからご要望いただいておりました

Blu-rayでのリリースです。


DVDでは画質音質ともに物足りない、であったり。

せっかくの緊張感そのものをパッケージしたい、繊細な空気感の中でのラズワルドピアノですから。


わたしね、DVDのあのざらつく感じも好きだし、

映像が全てきめ細かく細かくなんでもかんでもぜんぶ映って仕舞えばいいとも思っていないんだけれど。

しかしながら!ラズワルドピアノには! 

高音質、高画質で体感していただくのが適しているであろう!と、いうことで、

せっかくのこのご時世ですので、だからこそ、

メディアをきちんとそのライブに適したもので、みなさんの元にお届けしたい所存であります。


DVDしか見れるプレイヤーがないという方もいらっしゃることでしょう。それが、わたしもだったんです。

Blu-ray プレイヤー買います。すみません。

みなさんのタイミングで、Lazward Piano、より解像度の高い状態で味わっていただければと思います。

ちなみに、中身にはCDも付きます。

しっかりパッケージしてお届けしますから、漸くのLazward Pianoの映像。ラズワルドファンのみなさん。楽しみにしていてくださいね。


長くなってしまいました。

年末にはCOUNTDOWN JAPANの出演も発表になりました。2018年の締めくくりに、幕張でみなさんと過ごせること心より嬉しく思います。

わたしにとってまた新しい1歩となった節目であった2018年、ここで今年を振り返りはじめてしまうといよいよこのブログが終われなくなるので、今夜のところはここで失礼したいと思います。


いつも応援ありがとうございます。

精進します。

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