しっとりと雨の大阪、北堀江。

hillsパン工場というライブハウスが北堀江にあるんですが、こちらが15周年ということで、お祝いに参加させてもらいました。


パン工場と名前についているように、もともとは1階がパン屋さんでした。(ここのパンがまたおいしかった。ごまっちょパニーニとか。)

その地下にあるライブハウスです。


私は大阪に15の時出てきて、その後すぐに現マネージャーの佐藤さんと出会うんですが、佐藤さんに担当してもらうようになってから直ぐ、ライブをすることになりました。というかライブができることになりました。

地元を離れて出てきたはいいものの、右も左もわからない大阪で、なかなかみなさんに歌を届ける機会がなく困っていました。歌わなくては意味がないのです。私の場合。

そんな頃、16才になって年が明けて、初めてhillsパン工場さんで15分持ち時間を頂き、3曲カバーで歌わせてもらいました。実に11年前。

生バンドでライブする初めての経験だったように思います。


この間佐藤さんも、ファンクラブページの箱庭でまとめてくださっていたように思うんだけども、

それからすぐに、また次、次、とねじ込むようにライブさせてもらっていました。

ステージ上にある階段を降りて、そこに立つと不思議な光景で、当時からなんだか、なんとかして、なんかしらでいいから残さないと、みたいな感覚になるのが蘇ってね。スタジオから飛び出してきたライブハウスのように、そんなに煮えたぎってお送りするよりきっと、歌をそっと置いていくように届ける方が、ここには合ってるのかもしれないなんて思ったりもするんですが、やっぱりなんかこう、なんかしら、なぜだか、グ!オリャ!という気持ちがONになってしまう場所ですね。


今日は15周年ということで、当時カバーした

サディスティックミカバンド「タイムマシンにおねがい」とCyndi LauperGirls just want to have fun」を歌わせてもらいました。

なかなか自分の普段のライブではできないので、エキサイティングで、懐かしくもあり、とにかく楽しかったですよ。どうもありがとうございました。


_var_mobile_Media_DCIM_129APPLE_IMG_9543.PNG

演奏してくださったSensationのみなさんと。大賀さんにギター弦たくさん頂きました。SITのアコギ弦試してみたかったから嬉しい。車谷さんとはカホンで2人でFRIDAYもやれて、リハ初合わせからバッチリなのが嬉しかったな。麻井さんはライブの煽りも歌もかっこよかったし、大楠さんもソロありがとうございました。


_var_mobile_Media_DCIM_129APPLE_IMG_9544.PNG
doaの皆さんと。徳永さんにはアレンジでお世話になってます。吉本さんとはきちんとしっかりは初めまして。リハの時、アンコールで全員で歌うヴァンヘイレン「You really got me」のキーがうまく取れなくて、お隣にいらした大田さんが軽くアコギでキー出してくださってかなりお優しく、心強かったです。

_var_mobile_Media_DCIM_129APPLE_IMG_9545.PNG

大野愛果さんと。最近ちゃんとご挨拶することができて嬉しかったです。私は冷たい海が好きです。広瀬香美さんの曲がカラオケでのおはこというところと、あとこの被り物に非常にシンパシーを感じ、特別にかぶらせて頂きました。


斉田さんと、ひなわ銃さんとも写真お願いしそびれました。

_var_mobile_Media_DCIM_129APPLE_IMG_9546.PNG

貴重な気持ちにさせてもらって、こんなに時が経ったんだなということも、また歌えたことも、未来にこういう今日が待ってたよと。16才の私に。

変わっていく部分も変わらない部分も、とにかく大好きな音楽を楽しんで、お日様のもとを歩いていきたいです。


hillsパン工場、15周年おめでとうございます。節目節目で、ありがとうございます。

おいしいところだけを齧られた苺がシンクのグラスの中で浮かんでいます。それでもその姿はまだ可愛らしく、赤いのが私を元気付けてくれるような後ろ姿です。正しく美しい映画を観て、正しく美しい間中胸が高鳴り、結末に全てを汚されてただひっそりと寂しく、心がひとりで同じところを歩いています。私は迷子で、散らかった部屋もようやく片付け、太陽の光を浴びて外を出歩いても、私はずっと迷子で、どの道を歩くべきかいまだにわからず、それは歩くべきかというよりは、歩きたいのかわからずに。
去年の春からずっと、「次の春がきたら、」と話していた春が訪れました。昨日からおとといに。クローゼットの中を全て整理しても、整理しきれない物が溢れて、少しだけ捨てて、冬の間寝心地のよかったあたたかいベッドのあたたかさが、ただあついになって、心地悪くなって、外は雨が降り出して、大きな窓硝子の部屋で、外にぼんやり夜じゅう光る別の家の光を受けて、わたしは誰にどんな言葉を届けたいのか考えています。
自分一人の事で頭も心もいっぱいだなんて、寂しくて贅沢です。世界平和を祈っている人もいるというのに。だけど誰も、勝手にちゃんと幸せに向かって歩いていくので、それは寂しいことではないし、真当な事なのです。だから私は、ちっぽけな私ひとり分、ただ一言、本当に思った気持ちを、本当に伝えたい人に伝えたいということがどうしても出来ずに、波風立てないよう暮らすには、笑顔で、優しい、太陽のような心を持って人と接すべきなのですが、私の心には雨も降れば、曇り空にもなり、もちろん気持ちいい春の陽気もあるのです。これをどうして、伝えていたい人に伝えてはいけないのでしょうか。どんなこともスムーズに運ぶべき必要は無いと思うんです。
他人に求めすぎることは、その人を苦しめることになってしまうから、しないようにしたいです。いくら天気が荒れていても、ぶつけようのない怒りをそこら中にふりまいてもいけません。私一人の天気など、誰にも関係がないからです。ただじっとその天気が去るまで耐えて、待って、本当に伝えたかったことを言うべきです。シンクの苺を齧ったのは今朝の私で、苺は私の体の中で元気になりました。私は苺の腐った部分も食べて、それでも私は苺のこと、大好きです。大好きだから、少々腐っても、食べたいんです。

↑このページのトップへ