最近、まじめな記事ばっかりでアイドルの話題がないとお嘆きのあなた。今日もまじめな話題ですw

足し算にしろ引き算にしろ、小学校にあがったら、ごくごく基礎的なところから勉強をはじめますが、それでも「うーん」ってなって出来ない子というのがいます。

そういう子たちのほとんどの子が「数字」という文字を、きちんと理解できていないことに起因しています。

そもそも、「0、1、2、3、4、5、6、7、8、9」という文字はアラビア数字と言って、その語感からわかるように日本のものではありません。正確にはインド・アラビア数字と言って、インドに起源を持ち、インド→アラビア→ヨーロッパという風にして世界にひろまっていて、日本でもアラビア数字と呼ぶ機会はすっかりなくなって「算用数字」という呼び名が定着しているようです。

要するに、0〜9って日本語じゃないんです。

子供と言えども日本人。この算用数字というのがすんなり入ってこないところに原因があったりすることが多いです。

例えば、「3」を例にとって話すと、

「3」という文字
「さん」という読み方
「○○○」という量のイメージ

が、きちんと結びついていないというのが非常に良くある話なのです。

大人の中には「指を使って計算なんかしていたら、きっと計算ができなくなる」なんて思う人がいるかもしれませんが、そんなことではなく指というもので「文字/読み方/量」のイメージが結びつくことは非常に大切なのです。

この部分を根気強く、きちんと身につけると、「文字を見た瞬間に数字をイメージできる」ようになります。そこまで行けば、1つの段階をクリアーしていると思います。

ただ、ここでも「0」という考え方は、とてもとても難しいものです。「何もない」ということと「0個ある」と言うことは、非常に発想の転換が必要です。そもそも「0」が発明されるまでに、ものすごい年月がかかっていて「0」が発明されたことで、飛躍的に数の概念が発達したということを、ほとんどの人が知りませんが、とても納得がいくことが難しく、理解しにくいものです。それをすんなり受け入れている子供よりも「うーん」って首をひねる子の方が、本当は出来る子だと思いますよ。あるものを、そのまま受け入れているのではなく疑問を持てるというのは大きな才能です。

ちなみに、この算数の世界の「文字/読み方/イメージ」というものを高度に組み合わせたものがそろばんだと言われていて、日本人の計算力の源は、過去にはそろばんにあったといわれるのは、そういう理由があります。


ところで。

私は大学の数学科を卒業している、本物の「数学ヲタク」なわけですが、そんな私も幼少期はやはり、ちょっと算数が苦手でした。小学校の間にならう「意味ではなくテクニック」で問題を解く算数は、特に子供にとってはおもしろくないものです。

そういう子にはあわてずに、とにかく基礎的な「加減乗除」を出来るように教えてあげてください。根気強く。

私もそういう子供でした。ただ、数学の本質は「理由を考える」(=証明)だったりするので、「なんで?」「どうして?」ということをきちんと考える力があれば、いつかきっと「数学はおもしろい」ということに気づくはずです。もちろん、気づかなくてもいいんですけどねw

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