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一昨日夜、輪島を一旦離れ能登空港近くの駐車場(キャンピングカー)で夜を明かして早朝に珠洲市へ。

以前ロケで訪れたこともあった珠洲は輪島から東へ約50km。車で約1時間。能登半島の最端の地。
知人に紹介していただいた災害現場の第一線で復興支援に取り組んでおられる黒澤司さんにお話を伺いながら現地を案内していただきました。

揺れの被害、津波での被害で家屋はほぼ全壊。壊滅的。
水、下水、ガス、電気(所々)が未だ通っていない状況。
現在珠洲に残られている7000人(人口12000人※市外などへ一時避難中とのこと)の方々が現在各所避難所、仮説住宅などで避難中。
全国から消防団員さんやNPOさん、各ボランティア団体さんなどが入れ替わりで復興作業をしてくれていますが、珠洲の位置的な要因、宿泊先がない…など圧倒的に人手が足りていない状況。

「こんな場所まで来てくれてありがとう」
「現状の報道が少なくなってしまい風化してしまうのが心配」
「珠洲の現地の現状を見てもらい是非シェアしてほしい」
「今までの災害とはちがい家屋倒壊が特殊な災害」
「倒壊家屋を解体しようにも泊まる場所がなく作業員がいない」
「被災者の皆さんのメンタルケアが必要」…

とある小学校へ案内していただき子どもたちとお会いしてきましたが、この大変な状況のなかでも学校で勉強する姿、子どもたちと先生方々の笑顔にこちらの方が救われる想いでした。

能登半島の一番奥という遠い故郷への今一番の支援は、
"知ることと伝える"こと。被災地に想いを馳せる心の支援が大切だと感じます。

震災当時、報道では
「被災地までの経路が限られていて被災地に向かう緊急車両が現地に入れないので来ないでください!」のアナウンスが未だに脳裏に焼き付いておられるとおもいますが、現在は悪路ですが被災地へ入れます🚗(但し夜間は危険です)

能登⇄藤沢 往復約1000km。
車で片道約10時間。

今回直接お邪魔した輪島、珠洲だけではなくあちらこち
被災地を離れるにつれて日常に戻ってゆく景色をながめながら、ついさっきまで倒壊した家屋のなかを歩いていたことが夢のような不思議な気分に。
"日本中どこにいても明日は我が身"
そんなことを想いながら無事に帰宅いたしました。

すばらしい故郷 能登。

また必ず伺います。

今回は急なボランティア希望にも関わらず対応、受け入れをしてくださった「訪問ボランティアナースの会キャンナス」代表の菅原由美さんスタッフの皆さま、現地の方々、各ボランティア関係者の皆さま、日本財団 DRT JAPAN黒澤司さん、
そして、4月20日に📞
「毅志、23日から時間ができたので能登に行こうと思うんだけど」
「オッケーです。何持っていけばいいですか?」
「ギター」
「オッケーです」と急な計画にも関わらず2つ返事で了解、お供してくれたウルトラマンガイア/高山我夢こと吉岡毅志。
本当にありがとう。

無事に到着しました。
シャワーも着替えもしていなかったのでとりあえず湯船に浸からせていただきます。

【災害復興支援エキスパート黒澤司さんが仰っていた震災時に倒壊した家屋からひとりでも多くの人命を助けられる必需道具•メモ📝】
◎ジャッキ/バール/ハンマー/チェンソー/ロープ/軽トラック(4WD)