月別アーカイブ / 2021年10月

どうも、神田KYOSHO雄一朗です!

弘前の新しいライブハウスを
勝手に柿ってきました!(こけらってきました)
青森にこんなにも頼れるソウルメイトがいるって事が嬉しいし素晴らしい!

今は無い、弘前Mag-Netのボス。
高取さんです。

新しく作ったライブハウスは「KEEP THE BEAT」

このご時世位に人が集まる(しかも世間の風当たり強めな)ライブハウスを作った。
しかも名前がね。
もう心意気が過ぎる。

本当に音楽が好きなのでしょうね。
いちバンドマンとしては、共感せざるを得ない。

ライブ前日の夜9時頃に会場につきご挨拶。
まさかの、前日に機材搬入!
(仲良くなるとこんないいこともある!かも)

翌日は手ぶらで会場入り〜
最高です!

道路に面していて、搬入のし易さは国内トップクラス!
最高です。
Mag-Netの時のPAさんが居るではありませんか!
話が早い。

配信があるライブでは、リハーサルが今までの倍かかるんです。
労力的にも時間的にも。
会場の外音と配信の音と
二つを同時に詰めていきます。

過去の鶴のライブや音を知ってくれているPAさんが居るってのは色々話が早い!
そして細かい(PAさん的にはうっとうしいはず)注文も遠慮なく言えます。
特に神田が。


今回は、ドラムのどんくんのところにベースの音が集まるという厳しい状況がありました!
マジで、ドラムの位置で聴くと、耳元でベースアンプが鳴っているかのよう!
いや〜、ベース好きには堪りませんね。
どんくんは激しくやり辛そうでしたドンマイ!

音響的にはまだまだ改善の余地はある(高取さんとPAさんも言っていました)と思いますが
本当に良いライブハウスで
また弘前に来る強い理由が出来ました。

結局、愛着って人ですね。

絶対また行きます。
それこそ4週目の47都道府県ツアーでは行くんでしょう!

弘前での思い出は
旅荷物でベルトを忘れた神田を救った
駅前、イトーヨーカドー内にある無印用品のベルトです。
https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550344446935


ありがとう、無印。
思ったより高かったけど(1990円)、すんげー使いやすいよ、このベルト。
俺の腰回りは、弘前の思い出とともに。
ソウルメイト弘前に支えられています(腰)


 

どーも!秋野です🧟‍♂️

10月です。鶴フェスからちょうど2年。
あの夢のような時間を再び、、そんな夢を見るシーズンです。
今年のATCもアルバム制覇が見えて!?きました。そんな僕はというと13回目のコピペです。

鶴の全ての曲から何が演奏されるか分からない、お楽しみ会のような今年のALL TIME CLASSICSです。
初めは不定期でいきなり開催されるイベントでしたが、次第に形を変え全国47都道府県ツアー3周目では全公演がATCになり、リクエストも挟みつつ毎回セットリストが異なるツアーにまで発展し、配信がメインになっているこのコロナシーズンにおいてはほぼほぼリクエストのみで構成されるイベントという所まで来ました。
なるべく広くリクエストに応えるようにやってきましたが、どうしてもあぶれてしまう曲も少なくないわけです。
そこで今年開催されるATCは「確実に演奏する曲を予告する」というものです。野球でいうところの予告先発スタイルです。
アルバム、ミニアルバムの単位で選び、指定された作品の曲は全て演るというものですので、聴けなかった曲が狙い撃ちで聴けるチャンス!今ならもらえる!系のキャンペーンのようですね。笑

ある人には懐かしかったり久しぶりだったり、またある人には新しかったり初めてだったり、沢山の人がそれぞれのタイミングで鶴を知ってくれているわけでして、今回は様々な記憶や思い出と共にめくるめく鶴ワールドを堪能してもらえれば幸いです。また誰かにとっての入り口になりますように。

せっかく色んな作品に焦点を当てたATCなので、当時の感覚を思い出しながらつらつらと書いていきましょう。




『SOULMATE』


2013年10月にリリース。
ちょうど8年前ですね。

自主レーベル〈Soul Mate Record〉を立ち上げ、その記念すべき第1歩目となる重要な作品です。
このアルバムに込めた想いや〝ソウルメイト〟という言葉が今の鶴の源であり、指標となっています。

それまでのワーナーミュージックとの契約は終了していましたが、ずっとお世話になってきたウエストフォースプロダクションズという個人事務所に在籍中という状態でしたので、また新たに契約してくれるレーベルを探すか、インディーズで自分たちでやっていくか、、、悩みどころでした。

正直、レーベルを探してまた1から信頼関係を築いたり、関わる人が多くなることによるストレスには少し2の足を踏む状態でした。
味方が増えると可能性も増えますから良い事ではあるのですが、その反面それぞれに立場があって思惑がありますからね。社会や政治ってそういう構造なのでしょうね。笑

しかしそれは気を使いすぎる僕らにとって、無駄に優しすぎる僕らにとって笑、大事なものがブレたりぼやけたりしてしまう場合があったのです。何となくやりたい事はあってこだわりもあるのだけど、押し通す我や芯の強さをそこまで持ち合わせていなかった僕らでしたから。
最終的に自主レーベルという判断になるのですが、これは自分たちで自分たちの内面を浮き彫りにするために必要だったと今では思います。



ライブに重きを置いて活動するバンドとして、周りを見渡せば自主レーベルという道を突き進んでいる諸先輩方もいました。
自分たちでやっていく事とはどういう事なのか。何となくの想像しかできませんから、実際は飛び込んでみないと分からない部分の方が大きかったわけです。その先輩方の中でもとりわけ対バン回数も多く、仲良くしてもらってたSCOOBIE DOは僕らが自主レーベルを始めるにあたりとても参考になるモデルとなるのでした。
 

今でも思い出すのは自主かどうか悩んでいた僕にSCOOBIE DOのコヤマさんがラーメンを啜りながら放った「やったらいいんじゃないの?モグモグ」という言葉でした。ご本人は覚えているか分かりませんが。※モグモグはイメージです

和歌山で対バンだった時、泊まっているホテルからコンビニにご飯を買いに行ったらたまたまコヤマさんに会いました。
「近くのラーメン屋に行くんだけど秋野くんも行く?」
断る理由もありませんでしたし、そういえば楽屋でコヤマさんとゆっくり話す機会もなかったですし、何より平常運転のコヤマシュウはある意味レアかもしれないという僕のセンサーが働いたんですね。笑

とは言え僕にとってSCOOBIE DOは憧れであり尊敬するバンドマンでしたから、もちろんもれなく緊張しまして何を話したのか細く覚えていません。自主でやってる人の感触を何となく知りたくて、お悩み相談ってほどのものではなく普通にその時の自分の状況を話したんだと思います。

「大変だよ〜」みたいなバンドマンの悲壮感はなく、あっけらかんと言い放ったコヤマさん。
アドバイスにも何にもなっていないようないるような適当さの中にある覚悟。きっとすでに腹が括れている人の言葉だったんですね。
もしかしたら鶴だったらまぁイケるっしょという、数々のバンドマンの屍を見てきた先輩からのお墨付きのようなものを頂いたのかもしれませんね。前向きに捉えると。逆に言えばバンドマン悪魔の誘惑。DO OR DO NOTと問われれば、DOするのが心意気。
これが決め手になったかどうかは自分でもよく分からないのですが、少しだけ勇気をもらったのは確かです。もし心意気を試されていたとしたら、我々はDOのSYUのせいでDOしてしまったわけです。あくまでチョイスは自己責任。


自分たちの手で、行動で、バンドを動かしていくことに不安はありましたがやっぱり興味が勝ちました。この機会を逃したらもう出来ないかもしれないとも思いました。
メンバー間でも色々話しましたが行き着くところは「楽しそうじゃん」ってなもんでした。人生に冒険なんて望むタイプの人間達ではなかったんですけど、楽しそうな方にいったらたまたま冒険だったんです。世の冒険家もみんなそんなもんなんですかね。世界を救いたいからロトは旅に出たんすかね。ハントしたい生物がいるからジャングルを歩くんですかね。それともジャングルを歩いている自分がたまんないんすかね。まずは目的が大事。手段は後から考える。

所属中の事務所の社長にはことの経緯を話し、理解してもらって円満な船出となりました。

鶴はもともとウキウキと切なさの伝道師。バンド内にラブ&ピースは備わっています。いるはずです。笑
ジャンルどうこうではなく、音を鳴らす楽しみや喜びを味わいたいバンドだと思っています。
そこから少しパーソナルに、僕が音楽に求めてきたもの、何に感動させられてきたのか、もし共有できたら素敵だと思うもの。
喜怒哀楽を表現するだけの道具としての音楽じゃなくて、自分が生きてきた中で音楽はいつもどういうポジションにいたのか。

学生の頃から〝好き〟だけでずっとやってきましたから、あまり深く考えなくてもそれなりに転がってきました。上手いとか下手とかそんなものを超えて、楽しそうに演っている人達というだけで演る側も観る側もひとつの音楽の楽しみ方、これも全部乗せで形にしたい。そんな思いから生まれたのがソウルメイト今夜という曲でした。

新しくも何ともない、むしろ使うには少し恥ずかしいくらいの言葉でしたが、僕にとって音楽というのはソウルメイトであるというのがとてもしっくりきたのでした。
たまたま思いついて使った言葉でしたが、どうにも鶴を表現するにはピッタリきまして新たな船出のアルバムタイトル、そしてレーベル名もサクッと決まりました。

そんな僕らの音楽の喜びを共有してくれるみんなはもちろんソウルメイト、つまり音楽が好きなみんなにとって音楽はソウルメイト。
鶴にとってこれまでもこれからも非常に重要な1曲となり大事なアルバムとなりました。



結果、、、やって良かったっすよ。モグモグ
俺たちまだ旅の半ば。

鶴 ALL TIME CLASSICS 2021 @ 青森 弘前KEEP THE BEAT -SOULMATE-

2021年10月9日(土)
開場 17:30 / 開演 18:00(配信START 17:50 )

入場チケットはサンキューソールドアウトです!サンキュー!
もちろん配信あり、終演後のやってみた座談会もあります
よろしくお願いします


●配信チケットはこちら

どーも!秋野です🧟‍♂️

今年続けてきたALL TIME CLASSICSも残り少なくなってきました。全部のアルバムを演り尽くす前に、世の中は元に戻っちゃうんじゃないかな。このイベント最後まで走りきれないんじゃないかな、、と思っていた我々が甘かったです。
希望的観測のみで生きていてすみません。

そんな松山「浪漫CD」でございました。
僕らの中でも最初期の「素敵CD」と「浪漫CD」は鶴の名盤として君臨しています。笑
僕らの初期衝動でもあり、自分たちの曲がCDになるという感動もプラスされてますから、どうしても想いがひとしおですね。

さらには自分たちを押し上げてくれた「浪漫CD」、テンション高めに当時の全部を詰め込みましたから、ライブで演るにはエネルギー消費量が高めと言いますか、妙な緊張感があるんです。
今の感覚でやってるはずなんですけどね、心のどこかであの頃のトキメキを追いかけてしまって、変に力んでしまうのでしょうか。
MCで「怯えている」という発言は、この謎の緊張感からきているものでした。笑

しかもリハーサルで僕のアンプがトラブルというオマケつき。


久しぶりの「ダイナマイツ勘違い」はやはりカッコよかったです。観た側の意見みたいですが、カッコよかったです、ええ。
「本音の本音」は「魔法のうた」はやはり良い曲でした。ええ。
「回るよ世界」の幸せな空気はもしかしたら当時を越えたかもしれません。笑

何かと幸せなエンディングに合いそうな曲ばかりでセットリストでも当時は後ろの取り合いみたいな所がありました。あの頃から最後は楽しく幸せに終わりたいって思っていたんですね。
今はそこに更にハートを震わせる要素が注入できていたらいいなぁと思っています。
最近はもう何の曲をやっても、それだけで感動してしまう領域に入りつつ?あります。これはバンドが歳をとった証です。笑
このまま鶴はどこへ行くのでしょうか。


ラジオでお世話になっていますから、そんなに久しぶり感はなかったのですが、実は結構久しぶりの松山でした。みなさま、ワイワイありがとうございました。

前日の高知の話になってしまうのですが、クロスポイントのボスが打ち上げが無い代わりにお土産を持たせてくれました。我々も打ち上げでよく飲みに行ってた店のお弁当です。
僕の人生のお弁当史上最高の美味さでびっくりしました。ご馳走様でーす

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