解散してるわけではないのですが、
休眠状態の、

キティママ社という、

劇団というか、
プロデュースユニットがありまして。

そこの主宰だったりしまして。

キティママ社では、
どんな舞台を作っていたかというと、

ひとつは、
90分くらいの一幕物といいますか
ストーリーもの。

もうひとつは、
オムニバスもしくはコントのような、
スケッチもの。

それらを交互に作ってきたんですが、

以前にも、
どこかで言ったか書いたかしたと思うんですけど、

キティママ社は、
精神科のお医者様や、
看護師さんのご来場率が高かったんです。

おそらくですけど、

当時の坪田は夢中になって、
心理学や精神医学の専門書を読み漁っていて、

「ドグマチールかトフラニールかデパスか」

なんて薬をタイトルにした作品もあることで、
来てくれたのかな?と思うんですが、

とても素敵な感想を書いてくれてましたね。

その言葉があったからこそ、
いまでも作家をしているのかもしれない。

そんなことで、 

ぼくの場合は、
ポストモダン文学、
ミニマル文学からの影響で、

セリフがミニマル化していったのですが、

それが偶然にも、
R.D.レインの作品に通じるところがあって、

メイクの新井さんに教えてもらって、
またそこで深く精神医学に沈んでいくというか……

90年代半ばってそういう、

わかりやすくいうと、
『完全自殺マニュアル』がヒットした時代でもあるので、

――知らない?

精神病理的なものが、
流行とまではいわなくても、
興味を持たれた時代だったと思うんです。

それこそ、
『新世紀エヴァンゲリオン』とかね。

そういうことで、
94年に旗揚げをしたキティママ社も、
精神科医含むその分野の方々に評価していただけたのかなと思います。

でね、

いままたね、
そういう人の心に寄り添うような、

90年代半ばとは表現の仕方は変えつつも、
そんな時代が来ているのかななんて。

なんとなくですけどね。


なので、
またそういう作品を書けたらな、
なんてふと思った2月の終わりでした。

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