この先生き残るためにはビジネスドメイン知識もより必要だろうということで、マーケティングの勉強をしています。とはいえ、ずっとソフトウェア開発を生業にしてきたものですから、どこから手を付けてよいのか分からない。

それでビジネスサイドの人に「新卒マーケターにこれ読んどいて、と渡す本」というオーダーを出した上でおすすめされた「ハマるしかけ」を読みました。

これがなかなかおもしろくて、良いマーケティングはフックモデルというものから成り立つそうなのです。フックモデルは「Trigger(きっかけ)→Action(行動)→Variable Reward(報酬)→Investment(投資)」のサイクルから成り立つサイクルで、このサイクルを回すことが使われ続けるサービスにつながるのだとか。

特に私が気に入っているのがフックモデルの前提にあるハビット・ゾーンという概念で、これすなわち「無意識に」やってしまう習慣のことなのだそう。何かしらのサービスを開発する人にとって、ユーザーが「無意識に」使ってしまう状態を作り出すことがマーケティングなのだとざっくりですが認識しました。

そこから考えて私自身を振り返ると、確かにFacebookやTwitterなどは何もなくても開いてしまう節はあるな、と。あとはGitHubや掲示板のまとめサイトもそうですね。それが自分が意図した習慣であればよいのですが、実際には惰性でやってしまうことも少なくないなという反省もありました。

今まではその行動についてあくまで自分の意思が足りないのだろうと思っていたのですが、新たな観点としてこれは意思とかそういうのではなく、運動すれば息が上がる、ボーッとしていてもお腹は空く、と同じ類の人間の特性に基づく当然のものなのだという知識が得られました。全く、ははー、という気持ちになります。

これをビジネスに応用するのが恐らくマーケティングというものの礎なのでしょうが、自分という人間の生存戦略を考えた時に応用することもできそうだな、と。すなわち、勉強や自己投資などこれまで気合や意思でなんとかしようとしてしまっていたことに関して、心理学的アプローチが取れそうだなということで、まずはどこから手を付けよう、とSpark Joyして(ときめいて)みるのです。