何か物事をすすめる時、特にすぐに結果が出ないような場合は「進捗している」感が大事だと感じます。

プロジェクトを進めていく上で、例え最初はやる気に満ち満ちた類のものであっても時と共に当初の勢いは衰え、気がついたら辛さの部分しか残っていなかったということもよくあります。

モチベーションで仕事をするのはプロではないという向きもありますが、とはいえモチベーションが結果にもたらす影響は無視できません。大事なのはモチベーションに左右されることではなく、モチベーションを自分自身で管理することなのでしょう。

学生時代、確かアルゴリズムの授業で出てきたのですが、分割統治法という考え方があります。大きな問題を小さな問題に分けて、それぞれを解決して最後にまとめるというやり方です。言い方を変えると、悩みの因数分解の問題解決版です。

分割統治の考え方がないと、目的はぼやっとあるのだけれど、どう動いて良いか分からないという状況に陥ります。そして気づけばただただ、時間ばかりが過ぎていってしまっていたということになってしまうでしょう。

と考え方は分かっていても、仕事の上で難しいのはそもそも大元の形すら変わってしまう可能性があることです。大事なのは課題を見極めることであって、とはいえ課題を見極めるための十分な時間もない。特にスタートアップという環境では、そんなカオスな状況を走りながら考えるというスキルが必要になります。

批判というのは答えを見ているからこそできる訳で、当事者でありたいのであれば慎むべきです。全力を出していないから、進捗していないから愚痴が出る。コトをなしたいのなら、ただただ粛々と取り組むべきでしょう。

という当たり前のこともできていない自分を戒めながら、改めて「進捗している感」を意識して小さなことからコツコツとやっていかねばと思います。