社会に出てから4年、まだまだ半端者だと自覚しつつも様々なことをやらせていただいています。私の社会人生活において五指に入る経験が、新卒入社の会社でのカバン持ち体験です。
 
役員の方に一週間ほど帯同して、あらゆる場を見せてもらえるという機会で、本当の本当に役員会議や訪問先まで同席させていただきました。

ネガティブな感情に流されるままだった当時の私にとっては、あの一週間で青天の霹靂、あるいは曇天に射す一筋の光明を見ました。

生き生きと仕事をする青柳さんの目には何が見えているのだろうと興味を持ち、愚痴ばかりだった自分自身のままではいけない、と危機感を覚え飛び出すことを決めてから2年。

実際には権利と義務は表裏一体なのだと、そんな当たり前のことを身をもって思い知らされながらも、おかげさまで刺激や挑戦には事欠きません。

その最初の一歩を踏み出すきっかけをいただけたのがあの一週間だとつくづく思います。

というような話を以前の記事で書いておりましたら、先日青柳さんご本人にお会いした際にまさかの苦言(カバン持ち→退職みたいなことはアカン)をいただきました。

私自身、恩を仇で返すような、会社に不義理を働いたという罪悪感はあります。ただ、また同じ頃に戻れたとしてもやっぱ飛び出してしまうのだろうなぁ、と変な確信があります。
 
無知が故に、一番阿呆な選択肢をとるのです。阿呆な選択肢ですから自らをどんどん追い詰めるような状況になるんですが、意外とこれが人生に彩りを与える良い働きをしてくれたりして。

死ぬこと以外はかすり傷」、と前職の恩師がよくおっしゃっていましたがまさにそんなマインドセットでまずはもがいてみているのが今だと思っています。

そんな青柳さんも先日の株主総会で取締役を任期満了で退任されており、これもまた感慨深いものがあります。

事業は人だ、と多くの経営者の方がおっしゃいます。それなりに大きな組織、あるいは業界という枠組みでは個人ではなくチームとしての協調が求められます。

自然体で協調することができればそれが一番なのですが、できない場合、組織の中で働く技術などを研究して上手くやるしかありません。

組織の一員としてやる以上、評価というものがどうしたって出てきます。評価は行動や結果に対する他人からフィードバックです。無条件で信頼されることはありませんし、他人から得るものだけあってアンコントローラブルです。

自分と他人とで価値観が一致していれば良いですが、そうではないことだって多々あります。評価を得るために、行動を起こす。あるいは行動を起こすことで評価される。それがどうなるかなんて結局は分からない。

一期一会の言葉にあるように、今この場この時を大切にしていきたい、と口では簡単にいうことができます。後はそれを行動に落として、ただただ素直に生きていくことができれば良いのですが、日々どれほど行えているものでしょうか。