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著者になりたい、という方とお会いすることが多く、基本的に一度お会いするようにします。

著者としてなりたい理由として少なからずあるものは、「営業ツールを増やす目的」という動機。一概にそういう役目を否定するわけではありません。

ただ、本は営業ツール以上の役割があります。
それは、「夢を売る」という役割です。

本は、読者にとり「新たな解決法」「新たな生き方」を与えるツールです。読者と著者の肉薄した格闘技。その2人の間で共有されるストーリーなのです。つまり、夢です。

本を読むだけでは夢です。ただ読者は、本で読んだことを実践することで「目標」に変わります。つまり、著者は「目標とする人物」に変わるわけです。

こういう枠組みの中で、読者は著者と一体化する瞬間が得られ、フロー状態に導かれていくのです。まさに、媚薬のような機能が本に備わるわけです。

こういう機能を担う本を知ると、著者としての矜持をどう保つかを考えていかねばなりません。

本は「営業ツール」以上の役割になることを知るべきなのです。

著者は、どういう本をつくるべきか、どういう価値を付与すべきか、改めて本の役割や責任を感じ、身を引き締めていく姿勢が大切だと思うのです。

著者は、著者としての責任に気づいていただきたいものです。