月別アーカイブ / 2020年04月

実は今回の上毛新聞オピニオン(2020.4.9)、1100字原稿のところを、間違って1800字書いてしまいました。
書き終わって、念のため企画書を確認して、青ざめました。(締め切り日)
泣く泣く削った700字。かえってそれが良かったのか。
お暇があればご確認ください!

アルファベット4文字「SDGs」をご存じでしょうか。エスディージーズと読み、これはサスティナブル ディベロプメント ゴールズの略で、日本語訳で「持続可能な開発のための目標」とされています。持続可能とは、「現役世代の欲求を満たしつつ、将来世代に迷惑をかけないようにしよう」というもの。
SDGsを、どこよりもざっくりとわかりやすく説明すると「もうこのままだと地球はもちません。だから先進国も途上国も、国籍も性別も宗教も貧富の差も、全部関係なく『地球を未来へ繋げる』という一点において手を結びましょう」となります。このSDGsを、僕が感じたお笑いとの親和性を入り口に、皆さんと共有できたらと思い、書きます。

SDGsは17の目標に169のターゲットを掲げ、2030年までに僕たちが取るべき行動の方向性を記したものです。それなのに、僕たちになかなか広まっていかない理由の一つに、具体性に欠ける掴みどころの無さがあると思います。「だからどうすればいいの?」って言いたくなる感じ。過去2回の連載で書かせてもらったように、お笑いは、日常におけるコミュニケーションスキルであり、その汎用性に万能性ゆえに、人やイベント、コミュニティーなどを"接着剤"的に繋げる力を持っています。日常にあると助かるユーモア、さまざまな瞬間・タイミングにおいてのお笑いの可能性は、皆さんも知るところだと思います。
SDGsも一緒で、具体性を欠く分、理想論だと揶揄されがちですが、一度それを共通言語として共有してしまえば、汎用性・万能性に秀でた設計がゆえに、あらゆる点と点の接着剤としての働きが期待できます。
またSDGsが求められた決定的な背景として、インターネットの出現があります。人やモノがインターネットを介して繋がり世界が近くなることで、過去と比べて、問題が複雑化・多様化して入り組んだものとなりました。
これまでのように上からの指示で、一括で解決できないくらいに、個々の問題が特徴を持つようになってきています。環境の問題を解決しようにも、経済を抜きに現実は語れないし、社会を無視して決断は下せません。そんな現代に、環境・社会・経済の3点をしっかりと軸に据え、羅針盤のようにヒトのあるべき姿、向かうべき方向を指し示したのがSDGsです。それは、「もう世の中、複雑にからまり過ぎて、一点一点に対して、具体的には指示できないから、方向だけ示すから、各々で頑張って考えてよ」ってことなんだと思います。明確な指示を出さない代わりに、大いなる目標に向かって、個々の自発的な行動に期待する。
SDGsの倫理観が示すキーワード「誰一人取り残さない」は、「誰一人として意味のない人なんかいなくて、全員が当事者で、全員がそれぞれに主役だ」と言い換えることができるんじゃないでしょうか。

心打たれたある動画があります。それはヨーロッパで行われた実験で、2セント(200円ほど)でTシャツが一枚買えてしまう自販機を、街の広場に置きます。するとその安さに、面白がって人が寄ってきます。しかしこの自販機には一つの仕掛けがあって、Tシャツを買おうとして2セントを入れると、一本の動画を見なくてはなりません。その動画というのが、この2セントのTシャツを作るのに、発展途上国で、どのくらいの人たちが(時には子どもが)、いくらの賃金で、一日何時間働くことで作られたかを教えるものです。
動画を見て、Tシャツを買おうとした人たちの表情が変わっていきます。動画を見終わった人たちはみんな、"買う"というボタンを押さずに、その横に現れた"寄付する"というボタンを押しました。

「人は知ってしまったら、必ず気にかけるいきものだ」、それがこの動画のメッセージです。

SDGsが"共通言語"として働いて、ポジティブな活動を"接着剤"的に繋いで、一人一人が"自分ごと化"して努力することで、楽しくて優しい社会を実現できるのではと。
正直、自分にも二人の娘(5歳、2歳)がいて、その二人がパプリカを仲良く踊っているのを見ていると、今この瞬間があれば、こんな難しいことはどうでもいいんじゃないかと思ったりします。でもここも世界とは繋がっていて、この子たちの未来を、いま予想される未来よりも、すこしでも良い方向に進めてあげたいとも思うんです。どこかの、誰かのスイッチが押されていれば、それは嬉しいことです。一緒に頑張りましょう。


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2020.4.9 上毛新聞オピニオン 3回目

アルファベット4文字「SDGs」をご存じでしょうか。エスディージーズと読み、どこよりもざっくりと説明すると「もうこのままだと地球はもちません。だから先進国も途上国も、国籍も性別も宗教も貧富の差も、全部関係なく『地球を未来へ繋げる』という一点において手を結びましょう」となります。
SDGsは17の目標を掲げ、2030年までに僕たちが進むべき方向を示したものです。過去2回の連載で書かせてもらったように、SDGsもお笑いと一緒で、汎用性・万能性に秀でた設計がゆえに、あらゆる点と点の接着剤としての働きが期待できます。
また、人やモノがインターネットを介して繋がり、世界が近くなったことで、問題が複雑化・多様化して入り組んだものとなりました。
環境の問題を解決しようにも、
経済を抜きに現実は語れないし、
社会を無視して決断は下せません。
そんな現代に、羅針盤のようにあるべき姿、向かうべき方向を示したのがSDGsです。
それは、「もう世の中、複雑にからまり過ぎて、具体的には指示できないから、各々で頑張って考えてよ」ってことなんだと思います。
上から明確な指示を出さない代わりに、大いなる目標に向かって、個々の自発的な行動に期待する。

SDGsのキーワード「誰一人取り残さない」は、「誰一人として意味のない人なんかいなくて、全員が当事者で、全員がそれぞれに主役だ」と言い換えることができるんじゃないでしょうか。

ヨーロッパのある動画に心打たれました。
2セント(200円ほど)でTシャツが一枚買えてしまう自販機を、街の広場に置きました。するとその安さに興味を持った人たちが集まってきます。しかしこの自販機には一つの仕掛けがあって、Tシャツを買おうと2セントを入れると、一本の動画を見させられます。それは、この2セントのTシャツを作るのに、発展途上国で、どのくらいの人たちが、いくらの賃金で、一日何時間働くことで作られたものかを教えるものなんです。
動画を見た人は表情が変わっていきます。皆が"買う"のボタンを選ばずに、隣に現れた"寄付"のボタンを選びます。

「人は知ってしまったら、必ず、気にかけるいきものだ」

それがこの動画のメッセージです。


SDGsが"共通言語"となり、前向きな活動を"接着剤"的に繋ぎ、一人一人が"自分ごと化"して前進すれば、楽しくて優しい社会を実現できるのではと。
正直、自分にも二人の小さい娘がいて、その二人が仲良くパプリカを踊っているのを見ていると、今この瞬間があれば、こんな難しいことはどうでもいいんじゃないかと思ったりします。
でも、ここも間違いなく世界とは繋がっていて、この子たちの未来を、いま予想される未来より、少しでも良い方向に進めてあげたいとも思うんです。

(多少、加筆修正しました。読んで頂きありがとうございました!)

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わかりやすく漫画でSDGs

(ネタバレにはご注意下さい!)

みんな大好き、ワンピース!
ワノ国編に入ってからは、ほんとに、ほんとに、毎週、楽しくて。

ルフィ率いる麦わら海賊団なんて、
言うまでもなくSDGsだろって思ってはいたんだけど、
具体的に何がってのはなかなか難しくて。

でも、ようやく見つけました!

ルフィが言います!
「俺は剣術を使えねェんだコノヤロー!!!」
「航海術も持ってねェし!!!」
「料理も作れねェし!!」
「ウソも付けねェ!!」

これは見える化と、共有のSDGsマインドですね。

そして大いなる目標、ゴールを掲げます。
「海賊王に、おれはなる。」

ムーンショット理論とも言えますが、
麦わらの仲間たちそれぞれは、
現在状況の共有と、将来的なビジョンの共有をもって、
その大いなる目標のために、じぶんごと化を経て、自分が何をすべきかをボトムアップ、当事者意識で自分たちで考えます。

普通の海賊団ならば、船長を頭としたトップダウンの指揮系統を用いるところを、です。

頂上戦争後の2年の修行期間なんかもそうですね。
3D2Yね。
各々で、考え、行動する!

ちなみに麦わら海賊団は、あくまで両輪で、
島に入るか入らないかを決める際には、
船長のルフィが決断を下します。

てな具合に、麦わら海賊団もしっかりSDGsでワンピースに向かって進んでいます!

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