先週は、いわゆるひとつのインフルエンザになり、自宅で謹慎をしていました。

練習もできず、ただひたすらやつれてゆく五日間。運良く月曜に発覚し金曜までのタミフルDAYSでしたので、土曜から試合には復帰できましたが。

そんな自宅でのカンヅメ、2日間は熱で辛かったのですが、3日めあたりからタミフル効いてきて、ひとりの時間を楽しめるようになってきました。なので映画とかみてました。


「カバーガール」
リタ・ヘイワース、ジーン・ケリー共演のミュージカルです。正直かなりビックリしました、リタ・ヘイワースがこんなに踊れるなんて。最強。こんなひとが今の映画界にいたらどえらいことだなあ。
ジーン・ケリーは「雨に唄えば」等が有名ですが、この失恋する人間臭い役の方が私は好きだなあ。単純でわかりやすい、チープと感じる人もいるようなストーリーだけど、わたしはガン泣きしました。ベタでもいい、心がこもってたもん。雨に唄えばより好きです!

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「ボイスオブムーン」
フェリーニ監督の遺作で、イタリア国内での評価は高かったものの海外では評判が悪く
、同監督の作品で唯一英米公開されなかった曰く付きの作品。

これが、かなり良かったです。ストーリーも因果関係も無茶苦茶な詩のつらなりのような作品ですので、ダメな人は本当にダメなのかも。腹立ってくるのかも。
でもそんな無茶苦茶ベースがあるからこそ、そのなかで顔を覗かせるリアリティが目立ってつよく光るというか。
女性に対する洞察はこれまでの作品でのそれよりも高みにある気がしました。
結婚、離婚、ひとめぼれ、失恋、興醒め、それらが戯画的に描かれつつ、その戯画的なカバーから滲みでてくるリアリティ。
フェリーニ特有のあざとさも、あるにはあるけれど、この作品においては表立って出し過ぎずに比較的よいバランスを保っている気が。
「ダンスは人生の賛歌だ。」あのへんあざといけど、あのダンスシーンはやはり感動してしまう。花火もいい。なにせベニーニがいい。ベニーニ勝ちかも。
ベニーニとおっさんが話してて、急にいなくなる、あの孤独とか、とてもいい。あの部屋に友だちが突然いる。あの因果関係無視したサプライズがいい。意味わからんのが、いい。でも、語り過ぎちゃう、けど、それは人それぞれの好み。月と井戸のあの感じ、あの良さは感覚でしかない。だから映画でしかできない。
見直したい作品。

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「ストーカー」
これはヤバい。わけわからん映画立て続け。
しかし遠いようで近い。あの廃墟、あの「ゾーン」。あれは遠い遠い世界のことのようで、だれしも昔に探検した近所の中庭のように、近い。

タルコフスキー監督の作品はあまり見たことがない。が、これもまた信仰についての作品だと思う。そして奇跡についての映画だ。
ラストはもう驚愕。
わたしはものすごく「肩ぐるま」に弱い。
サタジット・レイの「オプー三部作『大樹のうた』」
ウェス・アンダーソンの「ライフ・アクアティック」
そして「ストーカー」!
弱点を突かれてもう大好きだ。
めっちゃ長いけど見直したい作品。

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というわけで、いまはインフルエンザも通り越し、わけわからん映画も充電し、ライフエナジーは充実しています。
3月7日のワンマンに向けてもっとわけわからん映画を見てえらいこっちゃな感じでステージに立ちたいです。



こちらで要チェックだ!