『どの色が欠けてもこの夢の続きは描けないから』
久々にモノクロデッサンを聴いて、俺が今やりたいことはそういうことなんだよなって思った。
うまく言葉は表せないんだけど、9人で出している音、今のライブ、すべてに自信があるから、ツアーファイナルも成功できた気がしている。

先輩方に大きな愛とリスペクトを込めて、『俺たちは俺たちらしいライブをしよう!』、と本番前みんなに伝えた。
あそこでもっと狂うことも、もっと高いところに登ることもできたけど、単純に俺は音楽がやりたい、歌いたい、みんなでそれを伝えたいんだ、って思った。

THE 夏の魔物らしい戦い方。9人で一つになってできたライブだった。

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塁さんが撮ってくれた、宝物みたいな写真。

その9人で、はじめて地方にいけた。1年前からは想像もつかない。やっといけた。
普通に、ロックバンドとして、地方に行けたことって大いなる一歩だ。
車内でユニコーンのすばらしい日々が流れる中、1人でジーンとしていた。

名古屋は(過去何回も言っているが)、青森在住のときに、はじめて遠くまで行ったすべてのはじまりの地だ。
当時ETCもなく、金もなく、ナビもなく、スマホもなく、青い看板を見ながらひたすらまっすぐ走った。
どうやってたどり着いたかも覚えてないが、32時間かかった。
またこうして新しい最初の一歩を、この地からはじめることができた。
(3月30日にライブをやる箱は、その時行った箱のクラブロックンロールである)

今回のサーキットイベント。
俺たちの次には、Creepy Nuts、四星球、MOROHAという、最高の並びのところに配置された。本気でやりあいたい相手、全員いた。

前述した方々のファン、知らない顔ばかりの中。
少しでもいいから残るようなライブ、できればいいなって全力でやった。

1組終わるごとに、物販にいろんな人が来てくれた。
この出会いをきっかけに、俺たちの音楽をきいてもらえばいいなって思った。

MOROHAのライブを見た。
『俺は俺の合図で声をあげたい
俺は自分の歌を歌いたい
誰かの合図をまたずに
誰かのためでなく
自分のために
歌い出したいって思ったんだ』
そう歌うアフロさんに、すべてに共感した。

帰りの車で、近道なんかない、とPAの中野さんが言っていたけど本当にその通りだ。
THE 夏の魔物の音楽やライブが、 一人一人の心にしっかりと届けられる、そんな2018年になるために。

一歩ずつ、みんなで前進していきたい。