この前久々にてっちゃん(実家の近所に住んでいて同じ子供会、高校まで一緒だった先輩)から電話が来て、近況報告し
ハングリー精神というものがなにかということがわかった』という話をした。

実家に住んでたあの頃は毎日ぬるま湯だった。
それでもやりたいことをやるのが、俺なりのロックだった。
当時『WE ARE NO FUTURE,NO MONEY,NO LIFE.』と歌っていたが、
『こんな歌詞を成田が歌うなんて嘘っぱちだ』なんて言われ続けてきた。
うん、嘘っぱちだったよなって今なら思う。なんも考えてなかったし、何もわかってなかった。
(でも、空っぽな俺らなりのロックが10代の頃にはそこにはあった気がする。)

上京して全部が崩れた時、初めてあぁ、とりかえしてーなぁと思った。
こんな何もない自分だけど、仲間ができて応援してくれる人ができた。
金もないし、安定もしないそんな俺だけど、歌いたいことが溢れ出てきた。


昔、ハジメさんと一緒に音を出した日のことを最近思い出す。
ハイハットのニュアンスや、こういう感じの音でいきたい、とその日まで誰一人に理解されず解決しなかった疑問に、ハジメさんが一つ一つ考えを聞いて答えてくれて、モヤモヤが晴れていったことをよく覚えている。
そのハジメさんと最近作った曲が【日々のあわ】という新曲。
やっと掴めたこの日々が終わらないように、続けられるように、そういう思いを込めて曲を作り、歌詞を書いた。


西さんとも曲を作っている。【さよならメモリー】という7日のシェルターで初披露する曲だ。
二人でスタジオに入ったり、こうして西さんがギターを弾いてくれることもいまだに夢のようだし、こんな日がくるなんて思わなかった。
大人になったらわからなくなること。
大人になってもわからない人にも聴いて欲しい、そんな思いを込めて曲を作って、歌詞を書いた。


この2曲と【しゅきぴ】は、一人で作詞をしました。
純粋に、自作した曲を自ら作詞することが31歳にもなってやっと、たくさんの人の手を借りてできるようになった。
きっと俺は、こういう音楽がずっとやりたかったけど一人では表現する力がなかったんだな、と新曲を作る度に感じる。
心の中で蓋をしていたモノってのは確実にあった。それは自分だけじゃなくて、メンバーにも。
だからこんな伝えたいことが今溢れ出てると思う。


シェルター、あと数日しかないけど、完売させたいな。
毎回大切なライブだけど、ワンマンだけはいつもと違う。独特の空間だ。
バンドでワンマンが完売した時って、記憶上一度もない。対バンに頼ったり特別な企画だったりそういうのはあったけど、純粋なワンマンは一度もない。
もし今からでも、予定空いてたら、遊びにきてほしいっす。
俺以上にこの日は魔物チルドレンのみんなにガンガン歌ってほしいし、【さよならメモリー】では(映像でしか見たことないけど)グラストンベリーや、レディングくらいに自由に、声出して楽しんでってもらえたら。
来てくれたみんなの思いをしっかりと受け止められる、そんなライブにしたい。

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なんか、家族写真みたいでお気に入りの写真👨‍👨‍👦‍👦