青森が終わって、二千万の請求書を見せられてから気を抜くと常にそのことを考えている。
20000000、2000万、にせんまん、、

にせn、、返していくには時間が足りない、
このクオリティだといつまでたっても何も変わらない、
深く考えてこなかったことと詰めの甘さによってこれまでのツケが一気にまわってきたんだ、と。

もう何年も目を瞑ってきたけど、
そもそも自分が良いと感じていないものを世の中に出し続けていくってどうなの?って、
昨日の那須川天心選手のあの悔しそうな顔を見て、まず思った。

毎ライブ終わるたびにとてつもなく悔しくて、チェック用動画見る度に眠れないレベルで、
もう何年もやったっていつも同じ状況だし、それを良かったとか言われても嬉しくないんだ。
特に昔のライブ動画とか、何もかも、見るのも辛い。
前に進むために無理をして「最高」と言ってきたけど
また今回も無理して「今が最高なんです」、なんて思ってもいない嘘をつくことはできない。
そもそも不完全な姿でステージに立っている時点で、おれは恥ずかしくて死にそうになるし、
バンドメンバーや、お客さん、関わってくれている人たちに申し訳なくなる。

赤羽のホームでエレカシが流れて、情けなくなった。
「すみません、みなさん6日以降すべてキャンセルでお願いします。」
ボーカル陣全員に大晦日にそう告げた。

2019年からは1月6日のようにゲストを呼んだり、その都度表現したいものを考えて、
まず自分自身納得のいく形を1本1本模索していきたいと思っています。
そんなの見たくないって人には、申し訳ないのですがキャンセルとか、払い戻しとか、対応もします。。すみません。。。。
(会場や物販で払い戻し可能となります。お手数おかけして申し訳ありません)

一方的にやめさせた、というのは間違いではないが、
負債2000万抱えて、こんな状況でこれ以上メンバーを巻き込みたくないし、
一緒に返す方法を考えてくれないかとか、負担をかけさせるつもりはない。
こういう状態だから、どうしても今のままで続けていけない、
誰の説得にも答えられる気しないし、とにかく一旦すべてを変えたいんだ。
以前いろんな決断をした時も突然方向性やメンバーを変えたって言われたが、
自分の中ではすべてに理由があるし、ぜんぶ地続きだと感じている。
やりたい音楽、目指したいサウンド、歌いたいこと、伝えたいこと、
それが明確にあるから、1曲1曲命がけでセカンドアルバムを作った。

もう少し余裕があれば違う方法もあったかもしれない。
けど今の自分のキャパ的に色々と限界だ、、、

1月6日はとりあえず、アントンさんとるびいと、福ちゃんと細身と歌う。
どんなライブになるのだろうか。

また動員3からはじまってもいい。
今日は1月2日。あと4日しかない。
無様な姿をさらしたとしても、毎ライブ模索しようと思う。
9月までには、これが俺のやりたいことなんですって胸張って言えるものを仕上げられるように、今から準備をするつもりだ。

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毎日自主練して、終わった後にぶっ倒れるようなライブを目指したい。


飯田さんとの対談

魔物最後の青森、本当にありがとうございました。

アフロさんに終演後「対バンは、、、、
まだしたいとは思わないかな」と言われたことが脳みそに焼き付いてる。

レコーディング中から、歌について毎日考えるようになった。
簡単にいうと俺の作る楽曲、キーのレンジ、それに対応できて、
声量もあって歌詞もはっきり聴き取れる歌い手を探している。

今のメンバーが悪いとかじゃなく、昔いた誰々がよかったとかじゃなく、やりたい音楽に制限があることがストレスで、
このままだとやりたいことが表現できないということが悩みだ。
みんなは日々どんどん良くなっている、けどって話。求めてる要素は今いるみんなとは違う要素なんだ。

とりあえず、いまの状態でしているライブに満足はしていない(演奏はいつだって超最高と思っている)。
このままの編成やメンバーでこの先ずっと活動をし続ける、というイメージは一切ない。
メンバーに固執していません、とインタビューで多々答えているが、それが本音だ。
過去も含めて、自分の楽曲の理想の歌の伝わり方に一度もなかったことないだけに、いつになったらそういう人があらわれるのか謎。

月に1回、運良くても2回しかライブはできない。逆算すると、もう時間がない。
大きなステージに立ちたい気持ちはあるし、世界を変えられるようなアルバムを作っている自信もあるが、
この余裕のなさ(時間もなにもかも)の中で、
納得のいくクオリティの歌やパフォーマンスが仕上げられない(指示をするキャパシティもない)ということがなにより今辛い。

メンバーには一昨日「1月6日終わってみないとこの先についてはわからない」と告げた。
青森のライブは機材トラブルもあってあれで最後、とは言い切れるものではなかったから、とりあえずは6日だ。
フェスに関してはあれが青森でやる最後だったと決めているが、バンドに関してはまだまだ終われないとは思った。
フェスも、バンドも、やり残したことだらけ。
もっとお客さんやアーティストに楽しんでもらえるよう、努力したいし最高だって思えるモノを作りたいんだ。

「一回のライブで最高だしたいとか、
現体制初のライブでクオリティがどうこうとか言うこと自体が、
バンド活動への冒涜というかバンドやってく姿勢として違うと思うから、原点を考えてほしいな!
ロックバンドやるってそういうことじゃなくない」と大内さんからラインが来ていた。
そもそも“普通のロックバンド”だったら、大内さんの言うようにみんなで積み上げていく選択肢を選んでいると思う。

周りの人を大事にしたくないとかは違うしそうは言われたくないけど、俺は普通のバンド感ではおさまらない新しいことをやろうとしている。

今まで一度も、人気もでたことがない。動員もたいして変わってない。
かげりとかもない。若干増えたくらい?
あとはいつも入れ替わってて、少しだけずっと応援してくれている人がいる。本当にありがとう。

だったら今一度冒険してみてもいいだろう。
本当に自分がやりたいこと、にチャレンジしたいと思っている。
いまの俺の理想の音域の歌が歌えて表現できるボーカル、どこにいんのかな〜。
※もしおりましたら、
daichimamono@gmail.com まで連絡ください。
本気の人がもしいたら俺が返事します。

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6日も全力でやるので、ぜひ見に来てほしいです。



オッス、オラマイコー!

平成最後の夏の魔物 in青森、いよいよ明日となりました。


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私にとっては加入後初の夏の魔物フェス、主催にとっては最後の青森。
10年近く前、成田大致という人を知ったのはこの青森フェスがきっかけだったことを思えば、最後の青森に今こうして自分が主催の一員として加わっていることは、非常にエモーショナルな事実であります。
人生って面白いな〜。これあと5回くらい言うと思うので宜しくお願いします。




先週19日には、遂に待ちに待ったTHE 夏の魔物2ndアルバム「この部屋が世界のすべてである僕、あるいは君の物語」が発売となりました。


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なんというか、アルバム制作期間&発売〜青森フェスの流れは、自分にとってはあまりに密度の濃いものでした。
遂にこの日がやってきてしまった・・・・。ドクン・・・




というわけで、青森フェス前日の今日は、アルバム全曲解説!!!!!

・・・とは言え、どうしても主観の強いものになってしまうかと思いますので、解説っていうか、あくまで個人的な感想です。何卒お手柔らかに・・・・



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【誰にも邪魔されない部屋で始まる君のための協奏曲、第壱楽章】


この長い曲名、なんかこう一筋縄にいかない感じというか、思わず二度見してしまうような、人を惹き付ける言葉のパワーを孕んでいる、と思います。
聴き手に、この曲中にある物語を連想させるような力すら持っているように思うのです。

イントロのきらめきは、このアルバム(=物語)のはじまりを象徴しているようなサウンドだと思います。それゆえか、この曲から私はとても神秘的な印象を受けます。

この曲では、ラップリリックを空きっ腹に酒のユキテロくんに、コーラス&ラップでBiS1stのゴ・ジーラちゃん、トリアエズ・ハナちゃんの二人にゲスト参加していただきました。
MV撮影も楽しかったなあ。お三方、本当にありがとうございました。



【コンプレクサー狂想組曲】


実はこのバンドへの加入を誘われた時、最初に送られてきたのが、この曲のデモ音源でした。

一曲10分越えで、一度たりとも同じフレーズや歌詞を繰り返さない。サビという概念がない(多分全部サビ)。まさしく組曲。
だから、これが果たして一つの曲なのかどうかも、説明されるまで最初はよくわかりませんでした。笑

でも、どうも無視できない引っ掛かりを感じて、それが加入への決め手の一つになったとも言えるし、成田氏と接して彼の趣味嗜好やバックグラウンドを知るうち、どうして彼がこういう曲を作ろうと思ったのか、じわじわ理解することができるようになりました。

ロック史へのリスペクトを軸とした曲なので、自分もいち音楽ファンとしてすごく興奮します。
だけどアウトプットは聴く人を選ばないキャッチーな表現になっているので、全然異なるバックグラウンドの人たちが聴くことで、より多様な聴き方が生まれる、コンセプチュアルでスケールの大きな曲だと思います。
いろんな人の感想を是非聴いてみたい一曲です。

曲中、和嶋慎治さん(人間椅子)、ROLLYさん、木暮晋也さん、Mr.PANさん(THE NEATBEATS)という、錚々たるギターヒーローの皆さんによるギターが代わるがわる炸裂します。脳天突き破られます。
そして大槻ケンヂさんが作詞を、ユキテロくん(空きっ腹に酒)がラップで参加してくださっています。
幸せなめまぐるしさ。



【音楽の魔物】


個人的にこの曲には思い入れがあります。

近い将来自分が魔物に加入することになるなんて思いもしなかった頃、偶然にもこの曲をYouTubeで聴いていました。
そして誘われた時、この曲のことをふと思い出し、次の瞬間には、自分がどう歌うか、自ずと脳内イメージが沸いていたのでした。
加入後すぐのレコーディング初日、最初に歌ったのもこの曲でした。

ちなみに曲最後の私の「Yeah Yeah Yeah Yeah」っていう部分は、当初は予定に無かったけれど、私の歌を初めて聴いた成田さんに、マイコーならかっこよく出来そうだからやってみて欲しい、と言われて、その場で急遽歌ってみたフレーズです。
そう言ってもらえたことがすごく嬉しかったのを覚えているので、これからも誇りを持ってYeah Yeah言っていきたいなと思います!

歌っていると無条件にテンションが上がる!ライブでもこれから沢山歌いたいな〜〜。



【Matsuri Grrrl】


福・龍・門!で始まるこの曲、そうです。この曲はノンフィクション。

マーボー豆腐が水曜日に390円で提供される、中央線沿線某駅南口じゃないほうにある激安オニ旨中華屋、福龍門。
全てはここから始まったのでした・・・・。

あの夜我々は、腹を割り熱く語り合い涙し、死ぬほどくだらない話で爆笑しながらまた涙し、アントンさんは干し豆腐に取り憑かれてしまいました・・・・そう・・福龍門は我々を・・・・狂わせたのです・・・・・・・。

あれこそがエモーショナル、スウィートエモーション、青い春だったに違いなく・・・我々のバイブスの原点、心の拠り所は福龍門にあると言っても過言ではありません・・・・。

私はこっそり心の中で、いつもこの曲を「セルフ応援歌」と呼んでいます。もはやこの曲に散りばめられた歌詞たちは、私たち自身にとっても、健康的に生きていくための合言葉なのです。

どんなに心が荒んでも、あの日を思い出せば、Matsuri Grrrlを聴けば、福龍門!と叫べば、私たちはこれからも何度でも立ち上がることができるでしょう・・・・。

個人的にはこの曲が高校生にコピーされたり、大学生の飲み曲に選ばれるのが密かな夢です。



【恋の天国はケモマモハート】


今回のアルバムの中でも、とりわけ明るくてキャッチーなナンバー。

しかしレコーディング時、「明るい歌を歌う」「明るく歌う」どちらもほぼ未経験だった私は、歌うことに対して妙に身構えてしまいました。

するとミキシングルームにいる成田さんから「これは、すかんち(のイメージ)だから」と言われ。その瞬間、自分の中でパアッと何かが開け、そこから先は、驚くほどスッと歌えるようになりました。

技術的な話ではなく、気分的な話でもって曲の指針を共有できたこの体験は、加入して間もなく気張るあまり、馬鹿真面目になり過ぎて固くなってしまった私の頭を、解きほぐしてくれたものでした。



【ミックステープ】


「コンプレクサー〜」曲中のユキテロくんのリリックを拝借しますと、自分、ラブソングはガラでは無いぜ・・・と言わんばかりに、今までの人生、ラブソングというものを歌ってくることはほぼありませんでした。(まっ、照れてただけですがっ/////)

この曲は、恋とか愛とか、そういう話に限ったラブソングではなく、聴き方によってはヒューマンラブソングのようにも取れる気がしてなりません。

「全ては分かり合えないことも悲しまないで」
「消えない昔があっても 今は君だけを見てる」

サビのこの歌詞が最高に刺さります。
ハジメさんの踊るようなピアノも、西さんのハーモニクス混じりのギターソロも本当に美しいです。



【あいゆめじごく】


「歌に感情を持たせる」ということをすごく考えるきっかけになった曲でした。
そういえば、「クールな感じで歌う」とか、「明るく歌う」とか、今まで考えた事なかったなあ。
THE 夏の魔物の楽曲は、ひとつひとつの曲にそれぞれ違った世界観とか、ちゃんとストーリーを感じさせるものが多いので、今後はそういうことも考えて歌っていきたいなと思います。

個人的には、この曲はこのアルバムのレコーディング最終日、最後に録った曲だったので、そういう意味でも感慨深いなあ。

これで最後かと思うと、かなり吹っ切れた気持ちになったというか。
レコーディング期間中、悩んだことも多かったけど、もう小難しい事考えずに素直に歌おうという気持ちになって、最後の最後に、一番スムーズに録り終えられました。



【生きとし生けるすべてのバカ者たちへ】


歌詞、メロディ何を取っても、とにかくまっすぐで、ド直球なロックナンバーだと思います。
ギターのバッキング、ベースのルート感、ドラムのシンプルなエイトビート・・・バンドの演奏も非常にストレートで胸に熱いものがグッと込み上げてきます。
これはバンドキッズとしても原点回帰なナンバーという感じです。

この曲はサビで成田さんとユニゾンで2人で歌わせて頂いているのですが、我ながら、成田さんと私のボーカルはグッドバイブスなコンビネーションだと思います。

イントロのローファイ感からのスネアのドコドコドコドコ!!!!が最高すぎて、何回も繰り返し聴いてしまいました。



【さよならメモリー】


熱さを秘めているけど、過去現在未来をどこか冷静に見据えているような、この曲の主人公の感情だったり情景だったり、またひとつの物語を想像できるような、そんな曲だと思います。

アウトロを聴いていると、この曲の物語は終わらずにずっと続いていく感じがあります。
そしてそこに吸い込まれていく感覚さえ覚えます。
とても情緒があるというか、この短編集のようなアルバムに必ず入って然るべき一曲だったと思います。

私も、過去はなるべく振り返りたくない、というようなことをよく考える人間です。
だけど全否定するのは少し悲しいと、最近よく考えるようになりました。
この曲は、そんなどうしよもない感情に寄り添ってくれます。



【恋愛至上主義サマーエブリデイ】


さよならメモリーからの流れのぶっ飛び!ヤバイ!!!(語彙力)

前身の夏の魔物時代に録音した曲を、改めて現体制でアレンジした、いわばセルフカバーナンバーです。
夏の魔物時代とはまたガラリと変わったバンドサウンドのサマエブは、今まであまり聴いたことのない新鮮さがあり、思わず二度見してしまうタイプのナンバーになっていると思います。

この曲は特に、理屈をこねたり小難しいことを考えるよりも、後藤さんの歌詞の言葉の軽快さを楽しむというか、とにかく曲さながら前のめりに突っ走る気持ちで、テンションが天井をブチ破るくらいの勢いで歌うようにしています。
聴いていても楽しいけど、歌う方も楽しむべき曲だと思います。

個人的には、レコーディングで今までの人生で一番高い声を出しました。

この曲、カラオケ延長10分でみんなに歌ってほしい曲ナンバーワン!



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クリスマス、平日、師走、青森、平成最後。

全てに意味があるように思います。
平成最後のクリスマス、青森での夏の魔物フェスに来てくれることを選んでくれたあなたを絶対に後悔させないように、本気中の本気で臨みます。




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