あとどれくらいの時間を、君のために使えるのだろう
あと何回、窓の外を眺めることができるのだろう

「つながり」ってなんだっけ?
ボタンを押してかわす言葉は
電話線を流れているだけで
君に会いたい想いの数と
君のところへ歩いた数が
僕らをつないでいるんだと
信じたい

結局はみんな「一人になりたい寂しがり屋」で
言いたいくせに 言われたくはない
やわらかさとか あたたかさとか
画面からは伝わらない今が
愛を知る時 かもしれない

「求めなさい そうすれば与えられる」
人は、枯渇しなければ生きられない生き物だと思う

時代は、「与えられ過ぎて壊れた」ヒトを
修復するために 画面で僕らを隔離した

だとしたら僕らの使命は
「与えられすぎた時代の失敗の遺産」として
教訓を残すことじゃないだろうか

次の世代が
私達と同じ過ちを繰り返さないように
画面から出て、つながりを
求めて、取り戻せる
生き物に戻れるように

結局はみんな「我慢のできない夢見る大人」
もらいたいのに 払いたくはない
その痛みとか わびしさだとか
画面に打ち続けている僕ら
失敗の遺産たる僕たちこそが
愛を知る者 かもしれない