3月は旅立ちの月。
僕は僕自身も通っていた小学校でPTA会長を務めており、先日卒業式にて挨拶をさせていただきました。

僕の娘は小学校2年生。

通常は小学校6年生の親御さんが務めることが多いPTA会長ですが、子どもの教育の活動をしている自分にとって、学びの原点ともいえる学校現場を知れる機会とのことで、ちょっと珍しい「立候補」という形で会長に就任しました。

さまざまな場面で挨拶することが多いPTA会長ですが、僕は特に緊張することなくこなしていました。

しかし、卒業式は違いました。

会場の雰囲気もとても静か。
子どもたちも、学校の先生も、そして親御さんもおそらく、思い起こすことがあるからでしょうか。

その中で僕はどんな温度で話すことが適切なのか、悩みました。

悩んだ結果、結局親の立場になって、自身の娘が卒業すると思って自身の娘に伝えたい話をすることにしました。

僕が話したことは以下のとおりです。

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お祝いの言葉

6年生の皆さん、卒業おめでとう。
皆さんが小学校を立派に卒業されることを、心より嬉しく思います。
今日の皆さんの卒業を私以上に喜んでいるのは、指導を行ってきた先生方、そして皆さんのお母さん、お父さんでしょう。

今きっと君たちのお母さん、お父さんは、みんなが小学校に入学した、今よりもずっとずっと小さな頃を思い出しているはずです。

あんなにも小さかった君たちがこんなにも大きく、立派になった。

嬉しくもあり、寂しい。
そんな矛盾した感情を抱いているかもしれません。

これから君たちは中学生になり、新たな出会い、新たな学びを経て、今よりももっともっと大きく成長していくことでしょう。

それは本当に嬉しい。

しかし、これだけは忘れないでください。
君たちが「子ども」から「大人」に変わっていくとしても、私たちよりも大きくなったとしても、君たちはずっとお母さん、お父さんの大切な大切な子どものままです。
当たり前のことかもしれないけれど、それを忘れず、みんながみんな、健やかに育つことを願っています。

結びになりますが、校長先生をはじめ教職員の皆様、6年間のご指導本当にありがとうございました。そして保護者の皆様、6年間のPTA活動にご協力いただきありがとうございました。この場をお借りしてお礼を申し上げます。

皆さんのこれからの活躍に期待します。

平成29年3月22日 PTA会長 市村均光
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当事者じゃない僕が発した言葉。
薄っぺらい内容だけど、親と子どもに向き合いました。

僕の子どもは小学校2年生。

あと 4年後には、あのお母さん、お父さんたちと同じように涙を流しているんだろうな。