現在小田原市の職員の上着(ジャンパー)問題がニュースとなっています。
皆様はどう感じられたでしょうか。

過激すぎる表現だと感じる反面、小田原市の職員を擁護する意見も耳にします。

彼らは生活保護の不正受給を防ぐために、いわゆる正義の心で働いていた。

市の職員として任務を全うするため、組織の士気を高めることが目的であったようです。

もしそれが事実であれば、僕は彼らのプロ意識には敬服しますし、間違っていません。

上記のような考え方のプロセスを踏むと、どうやらこのニュースは生活保護バッシングにつながっていきます。
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確かに生活保護の不正受給は許されないことです。必死に働いている国民から集めた税金で
生活し、ひどいケースではそのお金を私利私欲のために使ってしまう。みなさんが納得しないことも十分にわかります。

そしてみなさんが生活保護は本当に必要な人が受給しているのであれば問題ないと考えていることもわかります。

しかし、僕は感じるのです。
仮に小田原市のジャンパーの言葉を借りれば本来は、

生活保護の不正受給 = クズ

のはずが、みなさんの頭の中では

生活保護 = クズ

となっている方はいないでしょうか。

僕は生活保護バッシングが出るたびにそれを危惧しています。

この印象がつくとどうなるのか?
本来必要な方が生活保護を受給することをためらってしまいます。だってそうでしょう、クズだって思われたくないですから。

また生活保護家庭で育つ子どもはどうでしょう?前向きに生きることができるでしょうか。自分たちがクズというレッテルを貼られて。

もちろんみなさん全員が、
生活保護 = クズ
と思うとは思っていません。

しかしこういったバッシングが出るたびにそう感じてしまう方は増えていく気がします。

僕はその影響が今回発生することを危惧しているため、今回の件についてはやはりやり過ぎであると考えています。


だからもし可能であれば、子どもや社会に希望を与えるために、生活保護世帯の方々が頑張っている、サクセスストーリーをもっと取り上げてもらいたいなと思います。

もしそういったサクセスストーリーが日本にないのであれば、機会提供が不足しているはずなので、そこに問題意識を持つことも重要だと思います。


全員にチャンスがある社会。
子どもにとっても、大人にとっても、社会にとっても、あなたにとっても有用だと僕は考えます。