お知らせ

おはようございます
今年も8月に入りました..
暑い季節ですが、オリンピック選手の頑張りに本当に刺激を受けます。

さて今回のテーマは社会活動
昨今、新型コロナウイルス感染拡大によりひとり親の貧困や子どもの不登校、高齢者の孤立問題など多くの社会課題が顕在化されはじめていると実感しています。

その結果地域社会に課題が認知されました。
そして善意ある方々が立ち上がり各地域で多くの社会活動が広がりはじめています。
さらにはビジネスで社会課題を解決したいと考え、起業などを目指す方も増えてきていると感じます。

ただ社会起業は注目されやすい分野ではあるものの、実態は大変厳しい部分も多くあります。今回は私自身の経験をもとに、社会活動を進めるうえで事前に知ってほしいことを3つ書いていきます。これから社会起業や社会活動を開始する方に少しでも参考になれば幸いです。

1) 注目されるけど、理解はされないことが多い
社会活動はいわゆる"良いこと"をするため、マスコミ受けがよく、新聞やテレビ、ラジオなどのメディアで紹介されやすい分野です。活動が認知され、社会に広がることは重要な社会課題解決の手段です。積極的にプレスリリースしていきましょう。
またSNSなどで発信することにより、多くのいいね!や応援コメントを集めることもあります。そのため、投稿など発信はこまめにした方(最低月1回)がいいかもしれません。
ただ考え方として注意しなければならないのが、あなたが行う活動自体を評価し、理解しているわけではないかもしれないということです。
あなた自身がいわゆる尊い活動をすること自体を賞賛している可能性があります
そのため、自身の活動自体が評価されていると考えるのではなく、あなた自身が応援されていると考えることがオススメです。

そこで勘違いしてしまうと後が辛くなります。

2) 儲からないし、儲けづらい
ここで書くことは活動を事業として取り組みたいと考えている人以外はあまり関係ないことかもしれませんが、社会活動は儲けることがとても難しい分野です。一説では 社会活動を事業として安定して回していくことは(例えばNPO法人などが実施する事業の持続的運営)、株式会社を上場させることと同等に難しいと言われています。

なぜか?
僕が考える理由は2つあります。
1つめは 社会構造上の問題です。
ここで1つ質問させてください。

皆様が解決したいと取り組む問題はなぜ解決されていないのでしょうか?

僕の答えとしては、社会課題が相対的に小さく、またビジネスの成立が難しいからと答えます。

社会課題が相対的に小さいということは、困っている人や必要としている人が人口ベースで考えた場合に少ないということです。

もし仮に相対的に大きければ、政治で解決しているはずです。なぜならその課題解決を多くの人が望めば、政治家はその課題解決を実行するからです。理由は簡単、選挙で勝てるからです。

皆さまも感覚的にはご存知のとおり、高齢者の方が選挙に行きます。次に子育て世帯。
政治家は選挙に勝たなければ、政治家として仕事をすることができません。
つまり 選挙に行く方々から支持されなければなりません。
その結果 政治家たちは、高齢者向けや子育て世帯向けの政策が実行されていくと考えることが自然ではないでしょうか。

そしてビジネスの成立が難しいこともあります
ビジネスの目的は利益を追求することです
そしてそのビジネスによって多くの雇用を生み、人々の生活を支えていくことは価値あることです

もし あなたが立ち向かっている課題解決することで儲けることができるのであれば、その課題はきっと既に解決されていると思います。
つまりまだ課題として残っている理由は、その事業自体が儲けることが難しいからなんです。

皆様も思い当たるところあるのではないでしょうか。例えば貧困世帯の子どもへの支援にしても、その家庭から料金を徴収することは難しい。また年金暮らしの高齢者からもなかなか難しい..

そして従業員の平均年収からもわかることもあります。一般的な平均年収は400万円くらいですが、NPO法人で働く方々の平均年収は200万円くらいです。これは母子家庭の平均年収と変わりません。

あなたが仮にとても能力があったとしても、
想いを持っていたとしても、
あなたが挑戦する分野はそれほど難しい分野であることは理解しておいてほしいと思います。

3) そのギャップで疲弊し、継続が難しい
脚光を浴び注目され、多くの応援をいただくものの、活動自体は理解されず、事業としてもうまく回らない。
そんなギャップを抱えながら懸命に頑張っている方が多くいます。ただそんな状態は心身ともに辛く、 思いが強い人ほど疲弊していきます

自分はこんなに頑張っているのになぜなんだ
そんな想いが込み上げてきます。
そして ポキッと心が折れてしまう。

4) 最後に僕が思うこと
だから僕は思います。
社会活動を本気でする人を応援してほしい。
支えてほしい。
そして 社会活動に挑戦する方は、自分の正義を大切にしながらも、このような事実を念頭におきながら、活動をしてほしい。できれば軸をぶらさずに。
この2つの条件が揃えば、社会活動は継続され、多くの方が救われる。そんな気がします。

並大抵のハートではなかなか社会は変えられない。なぜなら理想と現実は異なるから。
でも、立ち上がる人がいるから社会は動く。
その人に強い覚悟と精神力、そして仲間がいれば。いつかきっと。

応援しています。

ちゃんちゃん(終)

私たちNPO法人ターサ•エデュケーションは、
すべての子どもたちが未来にときめく社会を目指し、子どもの貧困 社会的養護 不登校といった社会課題解決に挑戦しています。
現在マンスリーサポーター(月額500円〜)を募集しております。

NPO法人 ターサ・エデュケーションの団体情報|Syncable
NPO法人 ターサ・エデュケーションの団体情報です。団体のビジョンや取り組む課題、事業内容等を掲載しています。 寄付をはじめとして、団体のために個人が寄付を集めるファンドレイジングキャンペーンの作成等、 様々な形での支援をすることができます。
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約1年。久しぶりのブログ更新になりました

さて 先日とある事柄について、謝る謝らない議論になりました
そこで 今回は謝る理由について考えていきたいと思います 

あ 皆さまはどんなときに謝りますか?

多分 自分が悪いと思ったときですよね

でも 自分が悪いと思うとき、思えるときってどんなときでしょうか

これは人によって程度が異なるかもしれません

相手を傷つけたとき。
でも 相手を傷つけたという自覚を持てないときもあります

自分の中では些細な言動であるときなどが当てはまるかもしれません

人によっては相手が辛い思いをしていても、自覚がなければ悪いとは思えません

さらには 客観的に相手が傷ついていることがわかる(何かしらの症状や変化がみえる)ときでも自覚を持たない人もいます

もちろん 自覚したとしても 認めない人もいます

その心理としては 悪気がないからというものもあるようです

でも 事実として相手が傷ついてるならば、謝らなくてはいけないのではないかと私は思います

もしかしたら 根本的な原因は他にあることは少なくありません

ただ 僕は謝るという行為自体は目の前のこと、自分と相手の関係の中でまずは完結すればいいと思います

例えば Aさんが気分が悪いから、Bさんを中傷したとしましょう

でも AさんはCさんに悪口を言われ気分を害したとしたら根本的な原因はCさんにあるかもしれません。でもCさんも実はDさんに…
このように根本的な原因を探しをした場合には原因や理由を考えればキリがありません

だからこそまずは目の前の出来事だけを見て謝る。それだけです。むしろそれしかできません。

人を傷つけてしまった事実に誠実に向き合うこと

それが最も大切であり、謝る理由であると僕は思います。

ちゃんちゃん(終)


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みなさま おはようございます..!!
新型コロナウイルスの影響により 社会の閉塞感が続いております 僕もなんか元気が出ません..

ただ こんなときだからこそ いつも見えないものが見えてきて、視点が広がることもあると思っています

みなさまは学校休校についてどう考えているでしょうか

あれよあれよと気がつけば 5月末まで、期間でいえば3ヶ月の間 子どもたちは学校に行けない状態が続いております..

保護者の負担も本当に大きいことは 僕自身も当事者として強く感じています

ただ僕が最も危惧していることは ますます子どもの学力格差が広がっていくという現実です
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学校はみなさまもご存知のとおり、子どもたちの学びのインフラです

それを失っている今 2つの理由で学力格差が広がると考えています

1つめは単純に教育機会を損失するということ
つまり教育格差です 
特に公立学校以外の教育機会がない子どもにとっては大きな影響があります 
しかしこちらは元々存在する課題であり、この課題解決のために私たちは活動しています

NPO法人ターサ•エデュケーション
もう1つは学習が子どもの能力や意志、そして家庭に任せられてしまうこと

すなわち本当の意味での"学力(学ぶ力」"に左右されます

休校期間中 学校から多くの課題(宿題)が出されているケースが多いようです
自分で学ぶことができたり、自宅で教えてくれる保護者がいれば問題はないかもしれません
しかし 子どもによっては自分で学ぶ習慣がなかったり、または取り組んでも1人では理解することができません そしてそんな子どもの多くは学力が低く 学習に対する意欲が低いはずです

その結果 もともとあった学力の差 つまり学力格差がさらに広がるはずです

YouTubeやテレビによる学習動画配信も"学ぶ機会"を提供しているにすぎず、各家庭の保護者や子どもたちの能力や意志任せになっています

この状況を解決する有効な手段は何なのか
理想でいえば 子ども一人一人を支える大人 フォロワーがいることが望ましいと考えます 

ただこの解決策を実現するためには フォロワーの確保とそれを届ける手段(オンライン環境の整備など)が必要です

フォロワーの確保の面でいえば 子どもの1番のフォロワーとなり得る大人はやはり保護者ですが、経済的にも不安定な状況であり、子どもの学習を働くことよりも優先することは難しいと感じます

だからこそ 今こそ 子どもはみんなで社会で育てようという雰囲気が必要になってくるような気がします そうすれば学校や家庭に依存してきた子どもの教育が変わっていくかもしれません

このブログを読んでくれたあなた
是非 一緒に考え行動しませんか
いつでもご連絡お待ちしております..!!
それではまとまりませんがこの辺りで
ちゃんちゃん(終)

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