小林慶一郎様(東京財団政策研究所研究主幹)が新型コロナウイルス対策の政府諮問委員会に招聘され、そこで提言をされた内容をグッディで小林様にも来ていただいてお話いただきました。

 今まで新型コロナの政府諮問委員会に経済の専門家が入っていなかったことに驚きました。すべての政策において経済を無視することは出来ないし、経済の専門家とは「限りある人・物・金を効率的に使う専門家」なので政策判断をするときに常に必要だと思います。それこそスポーツの世界においても、公平なドラフトを行ってファンに楽しんでもらう方法や、世界大会に派遣するチームへの補償のあり方等、経済の専門家が生きる分野は経済のみに限られません。自分で言うのもなんですが弁護士より必要だと思います。
 
 また、やっと「生命か金か」ではなく「感染によって奪われる命と経済苦によって奪われる命のバランスを」という話が専門家から、しかも政府の諮問委員会において出てくるようになったことはバランスが取れた意見が出てきたという意味で良いことだと思います。

 小林先生からは、日本では過去の不況の際に10年間に毎年1万人の自殺者が増えていたというお話を聞きました。
 人間どうしても、将来の、因果関係が少し遠くなった場合を低く見積もる傾向があるので(病気→死亡、ではなく、不況→解雇→転職先も倒産→離婚→自殺など)、こういった俯瞰的な視野で物事を見る必要が政治の世界にこそ必要です。
 安倍首相が本当にやつれてるのが気になりつつも心配ですが、せっかく安定多数を持っているんですから、今の国民受けだけでなく、国家百年の計を踏まえた政策をお願いしたいところです。