槇原敬之さんが覚醒剤取締法違反で逮捕というニュースが入りました。
 槇原さんは、1999年に懲役1年6月、執行猶予3年の判決を受けていて今回仮に有罪となると二度目の有罪判決となります。
 さて槇原さんに再度の執行猶予がつくでしょうか?
 法律上の要件としては、前の刑の執行から5年が経過しているので、つけることは理論上は可能です(刑法25条1項2号)
 しかし、裁判所はそんなに甘くなく、一回社会内で更生の機会を与えたのに再犯した場合に執行猶予を与えることは稀なことです。
 覚醒剤の場合、最低でも前の刑の執行終了から10年程度経過していないと厳しい印象です。
 また、単に時間が経過しているだけでなく、前刑から現在まで薬物を本当に絶っていたか、今回捕まった直前のみ薬物と接していただけなのか、依存性がないか、社会内で更生するための環境(生活基盤、薬物更生施設や医療体制、監督者(特に同居している方))が整っているかが重要な資料となります。
 槇原さんの事情を詳細には知りませんが、
 前の執行猶予終了から17、18年経過していること、生活基盤が存在していること、監督者も事務所やレコード会社が支援するという環境があり、薬物使用の履歴が短いとなれば執行猶予の可能性もあろうかと考えています。