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南青山の児童福祉施設の件でオセロ松嶋さんが

もしも自分のところに来るとなったら、引っ越しをする可能性はあります。あまり知識がなくて分からないから、例えば親に暴行されてキーッとなった子が外に飛び出して、暴力振るったり、喝上げしたりするかもしれないという変な心配があったりもする」


と発言してバッシングされています。

しかし、意見の対立があってもバッシングするのではなく、お互い理解し合えるように対話を求めるという方向で解決するべきではないでしょうか。

バッシングしても自分の怒りを解消するだけで意見の違う者同士の溝は深まるばかりです。

話し合いの結果分かり合えないこともあるでしょうが、お互い譲れない根本的な対立点が明らかになるだけでも、それぞれの価値観が明らかになって有益なのではないでしょうか。

また、「最も信頼できる考えは、最も痛烈な批判にさらされて耐えた考え」です


南青山の児童福祉施設の内容について松嶋さんも「あまり知識がなくてわからない」とおっしゃられていることはとても大切なポイントで、人間は「わからないから怖い」という感情を持つことは当然です。


人間の素直な感情を勇気を持って話してくれた松嶋さんがいるおかげで、反対派の方に理解していただける方法が一つ明らかになったと考えるべきです。


意見の対立が感情的な対立につながることは、それこそ日本社会の分断を深めることです。

まず最初の意見を明らかにし、なぜそう考えるのか、なぜ我々は違う意見なのかを明らかにしつつ、相手を批判するのではなく、相手の論理構造や価値観を理解し合う、疑問をぶつけ合うという方法を経て、解り合えるものはわかりあい、分かり合えない点については妥協点を探ったり、その時々のルールで決着をつける。しかし決着の結果が必ずしも将来にわたっても正義ではない。

このプロセスを経て少しづつ社会が進歩していくという考え方を私は持っています。

とはいえ、感情が出てしまうのは人間なので仕方ないですし、私も書きながら反省することしきりですが、感情的に松嶋さんを叩く前に、少しだけ松嶋さんがなぜそう思ったんだろうということに思いを馳せていただきたいと思います。











 

明日のグッディでも取り上げられる可能性が高い今話題の南青山の児童相談所の件について、生放送では感情が高ぶって泣いてしまいそうなので(すいません)、予め文字で私の意見を伝えさせてください。

それくらい今回の話は情けない話だと思います。

大きくまとめると

1 何よりも考えなきゃならないのは児童相談所に入る子供達や母親

2 これは日本社会の分断を示す危険な兆候

3 土地の価値が下がったとしても、そもそも存在するリスク。

です。

ちなみに、あそこは私も毎日通る通勤路です。


1 何よりも考えなきゃならないのは児童相談所に入る子供達や母親

 好きで児童相談所に入る子供も、好きでDVから逃げてくる母親もいません。

 そういったある意味家庭から阻害されてしまった人たちが、さらに周辺地域社会から阻害されてしまってはかわいそうですし、不幸にも家庭からの愛情を得られなかった子が、その後も周囲から阻害された場合と、周囲からは受け入れられた場合とではどっちの方が彼が将来社会に貢献できる人間になるでしょうか?反対派は自分の生活を守っているようで、結果家庭からも社会からも阻害される人を作ろうとしているという意味において間違っています。

 
他人の子も自分の子も、自分が生きた社会を引き継いで自分を覚えていてくれる大切な存在と思えないのでしょうか。こういうときに感情に訴えかけて解決する政治家が欲しいです。
 この事件で自分がまるで社会から阻害されているのではないかと嫌な気持ちになっている児童相談所に入っている、入っていた子には、あえて極端な言い方をすると、「住んでいる場所しかアイデンティティの無い大人」のことは気にせず、必死に頑張れば必ずあるとき「生きてて良かったなー」と思える社会を大人が責任を持って作るので、腐らずにチャンスが来た時のために勉強でもスポーツでも自分の可能性を広げるために頑張って欲しいです。

 

2 これは日本社会の分断を示す危険な兆候

 反対派の言説を聞いていると、まるで児童相談所に入る子供と自分とを全く関係のない、連続性のない別の存在として認識し、その異物が近くに来ることに違和感を覚えているようですが、果たしてそうでしょうか。

 裕福な家庭でも児童相談所に入る方は多いです。寅さんの映画を紐解く必要もなく、幸せそうな家庭にだって色々事情がありますし、それこそ
高級なところに住んで、夫の稼ぎが良かったって、妻とそりが合わずに浮気してて、妻はそれを苦にして酒浸りで、子供はそんな家庭が嫌で娘は悪い男とつるんで半ば家出状態だったり、息子は親から金せびって勉強もしないという家庭はあります。

 日本人は皆仲間だし、誰しもいつか自分たちの子孫が児童相談所のお世話になるかもしれない、施設に入所する人も自分の延長線上にいる同質な存在と考えて欲しいです。
 また、そもそも児童相談所は、育児に悩む親御さんの相談も行なっています。
 今は経済的な格差だけでなく将来の希望の格差が激しい社会ですが、どこに生まれてもせめて一回のチャンスは与えられる社会が健全ですし、それが恵まれている方にあぐらをかかせず、恵まれていない方が正当な競争方法の外で争う(犯罪組織に入る等)ことを防いで社会の安定にも資するのではないでしょうか。
 
3 土地の価値が下がったとしても、そもそも存在するリスク。

 土地の価値が下がるという方がいますが、仮に下がったとしても、周囲の再開発や法規制の有無によって何かが立つことがあることはそもそも不動産購入に付いて回るリスクで、それを今まで自分が気づかなかっただけですから、児童相談所のせいではありません。


 こうやって考えていくと、反対派のような方が仮に多数いるのであれば、こんなに人を阻害する方がいる場所にはむしろ児童相談所を建てない方が良いのでは無いかと、逆の意味で心配になります。

 今後日本社会では火葬場が不足しているので、火葬場でも建てたら良いんじゃないかと思います。

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