月別アーカイブ / 2017年12月

以前私がブログで予想した結論と同じ判決が出ました。
https://lineblog.me/tamurahayato/archives/9253317.html
ただし、慰謝料についてはまだ判決が出ていません。
事案は、過去に夫婦合意のもと受精させて凍結した凍結受精卵を、夫婦関係が悪化し別居後に妻が夫に無断で移植し出産した。そこで、夫が、子供と自分との間に親子関係は存在しないと訴えていた事件です。

奈良地裁は、「凍結受精卵の移植については両親の同意が必要だとした上で、今回のケースでは元妻が妊娠した当時の交流状況などから、原告男性は民法上、子供の父親と推定される立場にあると判断した」としているそうです。
http://www.sankei.com/west/news/171215/wst1712150053-n1.html

判決自体は、過去のブログにも記載した通り、現在までの裁判所の考え方を踏襲したものです。
ただし、まだ判決の原本を手に入れて読めていませんが、この記事からすると、「個別具体的ケース」において「妻が妊娠した当時の交流状況」からすれば、子供の父親と推定されない場合もあるという判断とも読めるので、その具体的な基準がどのように記載されているかが注目されます。
原本が入手できたら検討してみたいです。 

予想項目1 鶴見で中三男子が自転車で女性に衝突 衝突された79歳女性が死亡


中三で15歳の場合、責任能力は一般的に認められる。

賠償額は、お亡くなりになった女性が働いていない場合には2400万円前後、働いていた場合には、それに加えて、収入額(課税前)の約4-5倍が上乗せされる


親の責任については、原則として子供に責任能力がある以上、否定される。

ただし、親の日常的な監督義務が果たされておらず、そのことが原因で事故が起きたと立証される場合には、親の責任を認めたものがある。

監督義務が果たされていたかの判断要素は、日常の親子関係や事故の内容等多岐にわたるが、論理的には、①通常の親としての注意が果たされていたか②子供が事故を起こすのではないかということが親に予見できていたか③何か対応をしていたか④果たされていないことと、事故との間に因果関係があるか(果たされていれば事故は起きなかったと言えるか)ということになる。

ただし、自転車事故は、比較的容易に起きる事故なので、運転対応がよほど悪くない限り、親自身の責任は否定される可能性が高い。


予想項目2 あらわ市長 既婚女性へのわいせつ行為 

・立証ポイント、強制わいせつの条文にいう、「暴行脅迫」の存在の有無

・女性側の主張が事実だと、強制わいせつ罪成立の可能性 6月以上10年以下の懲役

・民事の時効は3年刑事の時効は7年

・上司部下ではなく、どういう関係者?

・なぜ3年前の事件が今取り上げられた?民事の時効との関係?

・5000万円もの慰謝料を要求することは異例のこと

・仮に被害者でも「5000万円払わなければ週刊誌に明らかにする」というと、恐喝罪の可能性もあるので交渉方法は注意した方が良い


予想項目3 貴乃花対協会

・みんな誤解しているようだけど、日馬富士悪い、貴ノ岩悪くない、協会のコンプライアンス良くない、貴乃花診断書出して、貴乃花協会改革頑張れ、はすべて矛盾せず両立する論理関係にある。

・誰々対誰々のように二元論にはまると冷静に物事の本質が見れなくなるのに、誰の味方して誰を攻撃するかばかり考えている人もいるようなので、もう一度冷静になる必要があると思う。

・ネット上での議論見ていると、そもそも論者が対立していない論点で、感情的に対立しているように見える。

・自分の意見は、日馬富士悪い、貴ノ岩がどんな態度であったろうと自分から殴ったとかじゃないんだし悪くない、殴られるまでの経緯は法的には全く無意味、協会は昔不祥事あったけど今回は具体的な落ち度は見当たらない(示談して取り下げてって協会の執行部が言ったのではないという事実が前提なら)、貴乃花には味方したいけど、戦術には異論がある。ちょっと頑なすぎて、何考えているかわからない。でも、今の多くの人のように二元論に持ち込んで協会対貴乃花の構図を作ろうとしているなら凄い策士。

自分が貴乃花なら、貴ノ岩は出さずに自分が聴取受けて、圧力や不適切な対応があったら全部まとめて後で出しちゃって世論を背景に監督官庁の介入を受ける狙いか、別法人の立ち上げを検討する。


予想項目4 藤吉久美子さん不倫疑惑

・同じホテルの部屋に入って翌朝出てくることが立証されると、不貞が立証される関係にはある。


予想項目5 司法解剖でビニール袋使用 遺族提訴へ

・裁判所の令状があれば司法解剖は強制的にできる

・ただ、多くは遺族の同意を得ているようだ

・ビニール袋については、死体解剖保存法20条に定める、礼を失しないようにという規定に違反する可能性もある。ただし罰則はない。

・現場の医師の負担は大きい

・日本では真の死因が不明なままにされているケースは多い

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